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4月&5月 [振り返る&迎える]

《振り返る4月》
地域の春そうじ☆☆・俳句入門講座①☆☆☆・山行☆☆☆・近いところメガネ購入☆☆☆☆☆・秋映の花摘みから今期のりんごアルバイト始まる☆☆☆☆・ストレッチ参加☆☆☆☆

《迎える5月》
俳句入門講座②・ラ・フランス&ふじの摘果へ・映画鑑賞・山行2回・集落役員清掃・毎朝イチゴの収穫etc…

大江さんの肉声 [ラジオ]

今なら『ラジオ深夜便』の聴き逃しで、88歳で亡くなられた大江健三郎さんの、77歳の時のインタビュー(前編後編:いずれも午前1時台)に間に合います♪

生涯の大切な友として出会った伊丹十三さん(伊丹さんの妹と大江さんは結婚)。才能を持った伊丹さん、青年期に人を寄せつけず、孤独だった。それも、その証と私は思う。
そこへ大江さんが。知り合うべき友とは必ず会える。
武満徹さんからは、大江さんは「小説家」としていくべきだと指南され、そのままに(笑・正解でしたネ)。尊敬し、信じられる仲間。岸田衿子さんの名も…。
一生の師を追いかけての進学。この人と出会うために生まれてきたのだ、と感じられた瞬間
11年前は、大江さんもエネルギッシュにたくさん語られていて、貴重な音源だとしみじみ。

光さんに直接触れている部分は冒頭のわずかですが、当時40代の光さんとの散歩は30年以上続けていると。

…実はAyuの体重増加(10cm以上低いのに私より重い・涙)、昨今解決したい筆頭の2番目くらいです(笑)。
土曜午前の地域歩きくらいはやらないと~と頭ではわかっているのですが。
いつも後回しでゴメン。
《今年は集落の配布物担当で、同行させもするのですが、それだけじゃとうてい足りん★》

りんご作業はしばしお休み♪ [信州で作物を育てる&自然や花]

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【一番低めの「脚立」(わかりにくいかな?)には私ものぼります&ほとんど落としてしまうのがもったいない秋映の花】

秋映の花摘み、8日間で終了しました。今年はやわらかかったため、最後まで指作業でいけましたー。
…申し遅れましたが、今期は農家さんご夫婦のほかは、シルバー男性2名と私の3人です。
昨年までご一緒した男性1名は膝痛悪化でリタイア、新しい方に交代《継続のIさんは、農家ご夫婦の伯父さまの代から手伝いにきており、かれこれ通算15年・以前のぶどう作業で出会い、私をここへ導いてくれた方です☆》。

G.W.は、農家さんが遠方からの長女夫婦を迎えたり~もあり、しばし私たちもお休みに。
世間が動き始めるのと同時に、またりんご畑に通う予定です。

おそらくラ・フランス【下記の通り ↓ 成長中~】の樹から再開し、「ふじ」の摘果まで来月いっぱいかかる見込み。
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さて、我が畑のイチゴたちも順調にたくさんの白い花をつけてきました。
半月後には毎朝追われるように収穫となりそう。
今のうちにゆっくり休息しておこう♪
(身近な整理整頓…書類を選別しゴミへ~を進めています)
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デビットカードは見送り [ぶつぶつ…]

今回はごくごく個人的なぶつぶつ、です。
…現在、私が所持しているクレジットカードは1枚のみです。新卒入社の際に、会社提携のカードを半ば強制的に(笑)作成し、そのまま継続しています(年会費無料)。その後、クレジット機能のついているあらたなカードを店頭の誘いに乗って作ったこともありましたが、10年以上前にすべて切りました(解約)。
クレジットにかかわらず、たとえ紙の「ポイントカード」だとしてもいちいち持ち歩いて探して出してor前に作っただろうか? と考えを巡らせる頭&時間を使うことが私には無効と結論し(※参考・稲垣サン)、断っています《クレジット機能のものは初回に何千円得と言われてもNO!・クレジットはなく、その店単独のものでたびたび今後も訪れて買いたいものが多い店についての数枚のみ(覚えられる範囲)は財布に入れている》。

「デビットカード」が以前から気になっていました。『即口座から落ちる』ヤツですね。
クレジットカードで引き落としの公共料金等は、私もいくつかあります。「数カ月先に落ちる」~がイヤなのですね。2カ月のズレなどがなく、すぐ支払いが済む方がクリア。把握、管理がしやすい。自分に何かあった時も(入院など)家族にわかりやすいと考えました。
そういうわけで、かなり「デビットカード」への思いが募っていました。今後はそれ一枚でもいいかもね♪ などと。

しかし、例えば『ゆうちょデビット』なら、利用できない加盟店が意外と多いことがわかりました(今後の動向はわかりませんが)。この一覧、結構公共料金系の大手ばかりだぞ☆
もうこれでしばらくは考えないことに。

後日談
①その口座に残金があるかどうか、の即座の確認に手間と時間がかかる? のだと自己推測・「こちらでまず立て替えるのであとから支払ってくださいね」のクレジットカードシステムが結局はスマート、ということなのでしょう。気をつけてみると『デビットカードは使えません』の表示の多さが目につきます。これでは利便性に欠けます。
②一瞬、「お財布を落としてきた?」とヒヤッ~とした出来事がありました(小銭がうまく消化できていて長財布がぺちゃんこになり、本の間に挟まって隠れていた!)。考えると、普段の買い物でクレジットカードを出す場面は最近の私にはほぼありません(ネットショッピングでの使用が主流・あとはもしもの時のために、旅先や都心へ出た時だけ必要~だなと)。
いつも持ち歩くお財布の中身を見直し、自宅にクレジットカードは保管することにしました。実は早朝の仕事を始めて、お財布の落し物がフロントに届く割合がとても多いことに驚いています・みなさんも十分お気をつけください。】

「デビットカード」の存在って、ずいぶん前からだと思うのですが、世間的には(日本が?)そんなに浸透していないのかも。「後払い決済」が断トツのシェアなのでしょう
《PASUMOとかICOCAとかnanaco等の現物カード持ち(←スマホに入れるのでなくね、私は)で、チャージする仕組みなら、まだ使い過ぎ感も少なく好きなのだけれど・どんどん買えてあとから支払い(請求)となる「クレジット」ってやっぱり感覚のマヒが怖い。》

まぁ、まだスマホにもしていない(ガラケーとスマホの間の「ガラホ」持ちです)私なので、スマホ使いの決済には全くタッチしていない(知らない)時代遅れ人なのですが。

《そういう者に、毎回「アプリはお持ちですか?」とマニュアル通りに聞かれても~(笑)・しかし前に並んでいる女の子たちはみなスマホをとり出しかざしている…知らず知らずに顧客として囲われている生活を私はしたくないけどネ《「ポイント」で勝負せず堂々と接客や商品のラインナップで勝負せよ!・そういう店(ツルヤがそう)が好き》。
何度も言いますが(笑)、せめて自宅以外のお外では機械にしばられたくない(たよりたくない)&景色や人とのお付き合いを優先&自分自身の感覚を第一にしたい←「スマホ」を持ったら便利になるいろいろはわかっている・「便利」になるコトで失っていく人間の機能を思う今日この頃です…》

永遠のおでかけ [よんでみました]

永遠のおでかけ

永遠のおでかけ

  • 作者: 益田 ミリ
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2018/01/26
  • メディア: 単行本

もう少し前に手にとるべきだったかな。
益田ミリさん。今までもちょこちょこ読んでいます

某A新聞(笑)にエッセイを長く連載されており、毎回ほぼ目を通しておりました。
いつからかお父さまのことが書かれておらず、だいぶ時を置き、亡くなっていたことに触れていました。その時間に、既に感じさせるものあり、でした。

…りんご作業の昼休みに、車の助手席をリクライニングさせ、扉を開けて風を通しながら読み始めました。私も一昨年末に亡くした父を重ね、目頭が熱く~。

【病人に食べたい物をリクエストされるのはうれしい。生きることに貢献できる喜びである。(病院の)小さな売店には、入院している人と見舞いに来た人とが必要なものが、バランスよく並べられていた。】

【担当医からがんの告知を受けた翌日、父は退院した。検査や治療など、これ以上なにもしたくない、抗がん剤治療は受けないのだから、もう明日にでも退院したい。頑として譲らなかったらしい。】
本人の意志が確認できるのなら、これが一番でしょう。希望に100%限りなく近く。

【~父はなんの躊躇もなくポケットから布の小銭入れを出し、おでんを買った。父が、わたしに買ってくれる最後のものかもしれなかった。】
そして事実そうなった。

「これが最後だな」という瞬間は我が家にもあった。口に食事を運ぶ段階になり、みなで囲んでいた食卓から、ベッドの上で母からスプーンでもらう形となった時、もう台所で一緒に食べることはないと。
入所が決まり、その朝、車イスに乗り込んで玄関をくぐった父。ここに帰ってくることは二度とない。
人生の終焉が近いということは、場面々で、口に出さぬとも家族それぞれが思っている。

両親と同居はしていなかった著者、「もうだめかもしれない」の連絡のあと、生きて会うことは叶わなかった。だけど、自立している娘、特別にべとべとと最後の時間を共にすることはお父さまも望まなかったと思う。

父親が生前、「いいところだぞ」といっていた場所へ旅した一文があった(この人のエッセイにもあったな)。
それもいいかもしれない。私自身については、現時点では全然思いつかないのだが。

ラクに、すっきり、自分らしく 大人の小さなひとり暮らし [整理整頓をめざして]

ラクに、すっきり、自分らしく 大人の小さなひとり暮らし

ラクに、すっきり、自分らしく 大人の小さなひとり暮らし

  • 作者: coyuki
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2019/01/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

1970年生まれ。『*Little Home*』運営。
47歳で、ワンルームにてはじめてのひとり暮らし。

【2LDKからワンルームに移ることを見越して、ものはかなり整理しました。私は自称シンプリストです。ものも考え方も、量というよりはそれらを簡素に単純明快に、わかりやすくするというライフスタイルです。】
【母の死をきっかけに、これからのことを考えました。~何がどこにあるのかわからず、探すのもひと苦労。さらにそのあとの処分もひと苦労。人生の最期を迎えたときの暮らしの後片付けは誰かに委ねざるをえません。~その答えのひとつが、ワンルームでの暮らし。持ち物はこのひと部屋に収まるだけ。】
のちに娘さんがスムーズに片づけられるように。

…この手の紹介本&HPはいろいろとあるのですが、実際にサイトを見て「色合いがすてきだな」と思えたのはこの方でした。好みの色使いって、大切ですよね。視覚に入るということは、ストレスの要因になりますから

だいぶ感覚がつかめてきました [信州で作物を育てる&自然や花]

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【花摘みあとのすっきりした秋映は「ハナミズキ」のよう&「ふじ」の白い花】

春スタートの「りんご」作業は、わたくし2回目です(一番はじめは一昨年秋の「収穫」からでした)。
昨年は言われるままに「こうかな?」が精一杯でした。今は、私なりに実りを想像した作業感覚がつかめてきたかな~と。

現在、佳境の「秋映(あきばえ)」の花摘み。朝霜の心配(一昨年は大きな被害がありました)が完全にないとは言い切れませんが、農家さんの判断ではまず大丈夫ということで、私は二年枝以外でも混み合っていると判断したら、適度に花を摘んでしまっています《最終的には「1mに約3個の実」と言われています・成長の過程で不格好だったり等の選別もあるので極端に少なくしてしまってもいけませんが》。

収穫まで手伝った経験で、「ココとココがどちらも実をつけてしまったらぶつかるな」「これでは多すぎて栄養が分散し、いい実ができないな」「上向きはなるだけ避ける」などがわかると、このあとの「粗摘果(荒摘果)」「本摘果」の手間がかなり省けます。

今年は秋映と、ふじの開花に差はほぼなかったそうです。通常は秋映がひと足早い。
「ふじ」は花摘みの作業はせず、小さな実たちが蓄えられた状態で1つを選ぶ「摘果」から始まります。
《農家さんによって作業手順はいろいろ~・秋映の花摘みはしない、は多いそう。》

きょうはお休みでした(早朝バイトが入る私には土日祝いずれかの休息はありがたい☆)。
明日からの秋映の花摘みは、やわらかかった部分が次第に固くなってハサミ登場になるかも。
→それが終わるとラ・フランスの摘果《今年はより大きな実をつけよう♪ とご主人が意気込み、丁寧に剪定済み》、少し間が空いて(いや連続かも!?)、メインのふじへと移っていきます。

『藏』 [テレビ]

ドラマ『藏』。宮尾登美子原作。
1997年の放送。ヒロインの子役時代を演じた井上真央さん、この時がもっとも光っていたという私の記憶。
映画化もされたが、私はこのNHKのドラマが間違いなく秀逸だった印象
檀ふみさん、松たか子さんもよかった。…実は細かい内容はよく覚えていないのです。自分の感覚をこの再放送で確かめたい。
明日21日(金)夜8:15~よりBSプレミアムで全3回放送です。

秋映の花摘みより始まる [信州で作物を育てる&自然や花]

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今期のりんご作業に入り、きょうで3日目です。
「秋映」の花摘みより。中心果(or一番元気そうなモノ)のみ残し、あとはつまんで落とします《二年枝は、先端の花以外は残さない》。今回はまだやわらかいので、今のところハサミでなく指でOKです(親指の爪内が真っ黒になりますが~)。

昨年より2週間以上早い開始。各地のサクラと同じく、りんごの開花も前倒しとなりました。

昨日は寒くて半日で作業を切り上げましたが、本日はちょうどよい陽気で予定通り15時まで。
ランチタイムは、りんごの樹たちのそば( ↓ ラ・フランスの樹の下の木陰)で。
この早春の景色、たまりません。
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大江健三郎さん

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【当時求めた、光さん作曲のアルバム2枚・AyuがよくCDデッキでかけています♪】

だいぶ遅くなってしまいました。
大江健三郎さんが亡くなり(3月3日没・享年88歳)、ひと月以上が経ちました。
少なくとも2冊は読んだと思います(読みやすいものをネ)。たしか読んだはず(笑)の『新しい人よ眼ざめよ』(単行本)を、My机の正面に出してきました。できるだけ早いうちに再読のつもりでおります…。

新しい人よ眼ざめよ

新しい人よ眼ざめよ

  • 作者: 大江 健三郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1983/06/09
  • メディア: ハードカバー

私にとっては、長男・光(ひかり)さんの誕生による、大江さんの思考や創作の移り変わりにどうしても興味がいきます。それは、津島佑子さんがお兄さまの存在に影響を受けて生きてきた人生とも私には重なります。

大江さんは東京大学在学中の1958年、当時最年少の23歳で芥川賞を受賞。順風満帆なスタートでしたが、1963年に生まれた第一子の光さんには知的障害がありました。その時の正直な心情と行動は、書物に書かれている通り(略)。私にはその気持ちがよくわかります。
その後、幼い光さんが「クイナです」と発した時の感激は大きかったことでしょう。

1994年、ノーベル文学賞を受賞。しかし、文化勲章は辞退しました。「国家と結びついた章だから」と《参照》。
また思い出すのは津島さんです。娘の香以さん(作家・石原燃さん)に「国家公務員になるのなら、国が間違った方向に進んでいると思ったとき~(続きはこちらで)」と忠告しました。
お二人とも主張は公にし、積極的に運動もされました。

光さんはピアノと戯れながら、今もご自宅から通所されているのでしょうか。平日はグループホームで過ごされている?
お父さまが亡くなったことは、どう感じとられているのかな。
曲ができているかもしれませんね。

ソロ時間 [テレビ]

本来は、朝早くから夕方前まで縦走予定だったのですが、一週間前からの予報はピタリ。前日に中止の連絡が。
まぁ、これもよい休み。早朝バイトも入れていなかったため、久方ぶりに休日Ayuの睡眠をじゃますることなく、ぐだぐだとベッドの上でPCを触っています。

『TVer』の出現以来、自室にTVを持たない私は毎日愛用。いいのか悪いのか~ですが、なるだけ厳選して、本来の自分の時間をとられないよう闘います(大げさな・『YouTube』という誘惑もある)。

『テレビ東京』の人気番組は、別の局が遅れて流すことは私の住む地域だけでなく、他の地方でも多いと思われますが、すべてではもちろんないので『Tver』の存在はやっぱり嬉しい。
前からちょこちょこ拝見していましたが、江口のりこさんの『ソロ活女子のススメ』(現在は「3」)は、さらにパワーアップしていいですねぇ。今朝は「温泉編」に癒されました。
江口サンも心なしか、どんどん洗練されているような。。。
けっして倍速視聴にはしません。
本でいうと「小説」でなく「エッセイ」。ふっと30分弱で、小旅行のように気分転換できます。

思い出したのが、少し前に(←ワタシの中では!:本放送はずいぶん前だったのですね)『TVer』での提供が終了してしまいましたが、眞島秀和さん(昔からこの人スキ☆)の、『#居酒屋新幹線』もハマってました。ファンは多いのでは。
続編を期待したいです。

ひと雨ごとに [信州で作物を育てる&自然や花]

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【before & after だがわかる?】

暑かった火曜日、気になっていたイチゴのうねの雑草とりをしました。遅い!!
上記ですが、差はどうでしょう? これでもひとりAM約2時間半、がんばったのよ(午後まではとてもとても…)。ヒメオドリコソウやらクローバーやら…。今年もかわいいカエルさんとお会いしました。
昨日の雨で、一層草花&作物は成長しています。雑草もしかり!
また手入れが必要でしょう(涙)。白いイチゴの花、一部咲き始めています。

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My庭のハナモモが今年も咲く&妹が送ってくれたお菓子たち(母を考えてでしょう、やわらかい食感ばかり)】

奮発して正解♪ [衿メガネいろいろ]

出会いは2年前。
初めてコインランドリーを探した際、その敷地内にあり、待ち時間に店内を覗きました。
こだわりのあるいいお店だと。

そして、リンゴの花の作業開始が来週に近づき、現在PCや読書で使っている私の近いところメガネ(老眼鏡)を作業用におろし、新しいメガネを作ろう~と。
母や娘(私も)が普段お世話になっている全国展開のメガネ店(大型ショッピング内)で、お手軽な該当商品をちらと散策した上で、この店のことを思い出し、立ち寄ってみることに。

一瞬で、個性的なフレームを中心とした美しい陳列にうっとり。…価格は、前述の店で予定していたメガネが数本買えてしまいます。でもこれも縁、時間はたっぷりあったので(逆に今しかない!)じっくり検眼してここで買おうと決めました。
見ていて憧れるフレームは、試着するとまったく違う印象でとてもとても~
「マスク、はずしてくださいね~」と女性店員。気がつくと、男女おふたり(想像通りご夫婦でした)ともマスクはされておらず。そう、もう個人の判断でよいのです。これも好感。

フレームは早々と決まり(こういうのは決断早し)、一時間近くかけて今の眼の状態を計測。
3年前!に作った手元メガネ(「E」としましょう:※過去の記録を見てくださっている方のために☆)と、その前の「C」も持参し、調べてもらいました。
現在使っている「E」より「C」の方が私の老眼の古い段階。OK、です。その通り。そのために「C」から「E」へ購入し直しました。そして、どちらにも乱視は入っていない
今の私は、乱視がある。つまり、このところPCも読書も疲れてしかたがなかったのは、自分の眼がもう今のレンズ度数に合わなかったから

せっかくなので「今まで遠近両用は自分に合わないので敬遠してきた」こと、再チャレンジは可能なのか…等々も質問(考えれば「遠近」のあきらめ~から、かれこれ7年ですから状態の変化はあって当たり前)。
『中近、という選択もあります。室内用です。』と貴重な提案も。

6日後、受け取りに。
もー、よく見えます。そして、何度も顔にフィットするように調整してくれたのはもちろん、想像以上に『フレームの軽さ』が快適です。これは重要。
奮発した甲斐がありました☆

今まで眼科で処方箋を作り、それを素直にメガネ店に持ち込んだり、メガネ屋さんで検眼してもらったり…してきました。これからは特に、①『老化と共に、より生活を向上させるため、常にその時の自分に合ったレンズを求めよう』、そして、②そういう商品を提供してくれるポリシーある個人メガネ店なら、より責任を持った正しい検眼をしてくれるのでは、と悟ったのでした。
当時と視力の違いはあれど、この差は大きいと判断。

出来上がりを取りに行った際、ずいぶん前に作った「遠いところ専用メガネ」(「A」です)もみてもらおうと、出してきて久方ぶりに装着(18年前に作ったモノ!)。
なんと、裸眼の方がよく見えるのです。

お店の方からも、今の視力と合わないこと《検眼の際、裸眼で免許更新の視力があることは確認済♪》、そして前述した「室内用の中近」は今ならこれがベスト、をかけさせてもらいました(「遠近」より慣れやすく、入りやすいそうです)。たしかに、これは室内の遠くもよく見える☆しかし、手元はもの足りない。中和案、ですからネ《近くの細かい字が読みやすいことが今の私の一番の欲求》。
これはまたの機会に~。

長くなりましたが(笑)、最高の「近いところ用メガネ」をGETしました(これは「F」ですね)。
…しばしの時間をご一緒したので、お店の方とはプライベートなお話も。共に移住者であること(あちらは滋賀→長野)、私が一年その先輩なこと(←この表現はご主人より:お店は2019年に開業)、ご主人の実家がメガネや宝石を扱うお店であること、息子さんは保育園時代からこちらに暮らし、今小学生なことetc…。
夫婦でオリジナルなお店を営み、この地を選んで暮らしていること。ステキです。それこそ憧れです。

私が接客してもらっている間も複数の来客。「こんなに微調整をしてくれる店はない」と言っていた強面(笑)の男性客あり、でした。
ちなみに私が選んだフレームは、この中のどれかです☆

【※失礼なのかも?しれませんが、今回の処方箋を持参して安価なフレームを扱うメガネ店で発注~は今後あると思います☆・今回のフレーム代に「検眼料金」が入っていると考える・合ったレンズの老眼鏡は、PC横&外出カバン内&新聞を読む居間(←現在はとりいそぎ対策のハズキルーペ「D」が鎮座)にそれぞれ持つ(置く)のが私の理想・時間が経てばまた正確な検眼が必要でこの店に!~かな。】

親が子どもになるころに てんてん、介護問題に直面す [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

親が子どもになるころに: てんてん、介護問題に直面す

親が子どもになるころに: てんてん、介護問題に直面す

  • 作者: 細川 貂々
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2022/06/16
  • メディア: 単行本

貂々さんは、今までに何冊も手にしています。
これは、予約の本を借りにいった際、新刊図書(昨年6月刊行ですが…笑)のブックトラックに偶然見つけました。サブタイトルまで確認しないと、一見、介護関連の図書(コミック)とわからない本タイトルですね。

てんてんさん《1969年生まれ》の父親、そしてツレさんのご両親(てんてんさん夫妻はお互いひとりっ子)。…子どもが年を重ねていくということは、親の介護問題もひたひたと現実味を帯びてきます。

てんてんさんのお母さまが亡くなった時、お父さまは68歳。その後もひとり暮らしを続け、家の中もきれい☆ 自動車整備士として78歳まで働きました。ところが、手術後はコロナ禍に阻まれ、しばらくぶりに訪ねると冷蔵庫の中からはくさったにおいが~。幻聴や、妄想症状も出てきました。
頭ではわかっているが、さすがのてんてんさんも腹立たしさが伴い(あたり前のこと)、こらえます。

ツレさんのご両親。お母さまがお父さまを見守るのが大変になり、お父さまが入所。荷をおろし、自由な時間を得て生き返った心持ちのお母さまでしたが、その後「私が面倒をみていかなくては」との強い希望で、夫婦ふたりで暮らせる施設に入所しました。

いずれもご本人たちの財産的余裕があったと思われます。もっとも費用がかからない「特養」ではありません。待機時間はそれほど長くなく、恵まれていたといえるでしょう。

しかし! 具体的な症状は省きますが、介護もその人によっていろいろ~です。
私の父の場合は、足腰が弱くなり、認知機能がたよりなくなり…の人の老化そのものの辿り方でした。元気な肉体を持ち&つじつまのない事柄にこだわったり、話したりするという症状ではありませんでした。後者、寝たきりの介護とはまた違った周囲の苦労があります。「闘い」ともいえるでしょう。

てんてんさんが最終的にこれからのみなさんに主張していたこと。
本人たち(親)は(まさか)社会についていけなくなる自分を想像できなかった。そしてそうなった時どうしたらいいかも知識として知らなかった。なので、家族で話し合っておくことをオススメするのは、以下。
お金の管理について」「家事を他人に任せていくこと」「車や仕事など衰えたらできないことを断念していく」】

今は、多くの人が親と別々に暮らしています《我が家にしても私が家庭生活を維持していたら(笑)同居していなかっただろう》。いきなり自分たちが直接面倒をみる生活に移ることは現実的でない。親たちだけの生活で、早めに適切な介護判定を受けたり、介護サービスを積極的に使っていく術を、当事者たちは細かくわかっていませんし、目を背けがちです(周知させる社会のしくみも必要!)。
先立つは、やっぱり「お金」。持っていても、うまく有効的に使っていけるか(「騙される」いろいろも世の中にはびこっています!)は、大変ですが遠く離れた子どもの一番の出番かもしれません。肉体的にも精神的にもまだお元気な状態のご両親から、希望や財産状況(いくら年金をもらっているかも重要)を聞いておくこと。

てんてんさんの目線で、ホーム生活に導くまでの紆余曲折を描いています。これも一例に過ぎないわけですが、手にとってよい一冊と思いました♪

地元の山へ㉞《講座31回目》 [山登り&ウォーキング]

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新年度になって初の山行。私よりひと回り上の先輩方が多く、腰痛や家庭の事情などで時々は退会者もあり、現在は全員揃うと16名(うち男性6名)。今回は12名が参加。

サクラの季節に低山を。ばっちり開花状態は合いました。地域の方の手入れがよく入っている山でした。
『箱山城(はこやまじょう)683.3m

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帰りのコースを少々変えたところ、「屏風岩(びょうぶいわ)」という場所に出ました。
ここがとてもステキなところで、一本桜が満開。まるで『桃源郷』でした♪
巡ってまたこの季節に、贅沢にひとりじめ or 気の合う少人数でのお花見、きっと最高なことでしょう☆

初回デス [俳句入門]

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【「これ、初版本よ」(『たけくらべ』・奥は樋口一葉全集)と一葉好きの母が言っていた・by蓼科親湯温泉:本文とは関係ありません(笑)】

絵心ナシで描くことはまったくできない私だが「絵を観る」のは好きで、同じくセンスを持ち合わせていないが「川柳」「俳句」「短歌」も鑑賞する側のみで、本やTVから楽しんできた。
つい長い文章になりがちな私が、今期リアルに足を踏み入れたのが「俳句」。
二十四節気七十二候』は、今でも手元に4冊を置きながらめくっている。当初は「真剣に『NHK俳句』を視聴しよう」くらいの、独学範囲で考えておりました。

しかし!「山行」(月一回の定例登山)の際、人生の先輩である仲間と会話していて、『やっぱり人と人とが言葉を交わして得るものは大きい』と実感。公がバックアップしている講座の中から、付箋をつけていた「俳句入門」へ、〆切最終日に滑り込みでメール応募。
このたび第1回を受けてきました(こちらも月一回)。

「短歌」(ちょっとブームだそうですね)でなく「俳句」にしたのは、より少ない字数制限の方が、結果悩まないのでは? という安易な考えと、前述の「二十四節気~」のように季語を学ぶことは「季節をより感じる」意識が育つと思ったため。

初回を終えて、歌人・永田和宏さんが再三言っている「短歌のつくりかた」と遠くないのだと私なりに解釈しました(『あなたと短歌』は私の心の中でいつも参考になっています☆)。

朝のサクラ [早朝に働く]

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【往きは真っ暗だが帰りはサクラが送ってくれる】

早朝バイトもはや9回。今のところ、目覚ましが鳴る前に起きていますが、「寝坊厳禁」の神経は安眠を妨げますね。これもじき慣れてくる?
朝のフロントは、5名のおじさま方が順序よくローテーションし、混雑する土日祝のみ私が加わり2名体制となります。ようやくひと回りし、全員のお顔と名前を一致させたところです(うち2名は顔見知り・ひとりは紹介者Nさん)。
実務を覚えつつ、まずはコミュニケーション&簡単な自己紹介を仕事の合間に済ませた感じです。どなたに何を話したか、ごっちゃごちゃですが(笑)。

女性に正式な制服はないのですが、質のよいスポーツメーカーの半そで紺ポロシャツが支給され、本来の私が好んではしない(笑)同系色の長そでTシャツとの重ね着スタイル。今はまだ冷えるので、紺カーディガンも羽織っています。
下は「黒系のパンツ」ということで、手頃なものを持っておらず、登山でも使える選択で購入。…最初は、なんだかんだで先行投資が必要ですね。
黒や紺の衣類を多く持たないのですが、そういう色は時に出番がありますね・気に入った形と出会ったら迷わず購入しておくと何かと重宝かも☆》

3月中旬から働き始めましたが、このたび新年度となり、日を置かずに再び新たな契約書にサイン~で出向く。

仲間のおじさまたちが常連のお客さまと交わす最近の言葉は『馬鈴薯、もう植えたか~?』です。あちこちで春の耕し風景が見られるようになりました。

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【仕事場敷地に咲く、大好きなハクモクレン