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3月&4月 [振り返る&迎える]

《振り返る3月》
ノラネコちゃんたち手術済む(気の毒ではありましたが…)☆☆☆☆★・某地区リンゴ農家お手伝い説明会参加(参考のため:今年は見送り)・山登り講座☆☆☆☆・3人登山☆☆☆☆☆・地域ウォーキング久々に参加☆☆☆☆☆・親子で歯科定期健診☆☆☆・Ayu&両親の通院☆☆☆☆・隣人亡くなる★★★★★・3月中にタイヤ交換(春早し)☆☆☆☆

《迎える4月》
地域の春清掃・山登り講座・Ayu&親の通院・ウォーキング参加2回?・旅決行?・ピアノ演奏会鑑賞etc…
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お隣りのKさんは私の母と同世代で、背筋がスッと伸び、たくさんの作物を上手に育て(働き者!)、何度も野菜を頂戴しました。一番はなんといっても、移住して丸3年経たない私に集落の行事のいろいろ(どんど焼き道祖神まつり等)を手ほどきしてもらいました。なにせ集まりに出ると、女性陣はこの方と私の2人きりでしたので(あとの8名は男性)何につけても大頼りでした。
春めいてきたけれど畑でのお姿が見えないなーと気楽に考えておりました。急性の病(一気に)でたった2週間の入院で帰らぬ人に。「元気すぎるんですよー」と市内で別に暮らす息子さんと共に、立ち話したのが1月末のことでした。
2月半ばになんとなく体調がすぐれないと感じながらも、ご本人や家族が「今はコロナのこともあるので病院にかかるのは少し様子をみてからにしよう」が働いたそうです。
それまで元気々な人が、突然病に倒れることもある。表面的な順番からみたら、圧倒的に我が両親の方が上でした。命、はいつ失われるかわからないと思い知りました

Kさんが今シーズンもタマネギなどを植えていた畑(雑草は1つもなく管理)、息子さんが受け継いでいくとのことです《みなでのお見送り(自宅より出棺)の際聴く》。
…でも毎日、通り過ぎる時、いらっしゃるかなーと(なぜいないのかなー?と)習慣でやっぱり車から覗いてしまうのです、広く整った畑を。
この梅もKさんちの樹です。)

課長島耕作 全8巻 [よんでみました]

課長島耕作 (1)  新装版

課長島耕作 (1)  新装版

  • 作者: 弘兼 憲史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/10/10
  • メディア: 文庫

今さら…ではある。元旦のNHK-FMで弘兼さんを味わっているので、機会を得て代表作に触れたいと思っていた。

あの当時のバブル期の味わいを持っている島耕作(1983~92年発表)。ご存知の通り、エロも多い(笑)。まぎれもなくカレは女性にモテる。否めない。それも、相手側が迷いなく積極的である。男もついていきたいかっこいい男、である《女性を独占しようとか束縛しようなどとしないところがまた好かれる理由か》。
家庭的には、仕事を第一としたためか妻と別れる。幼い娘とは時々会い、その娘はすべてを父親には告げない大人の術もとうに身につけている。ビジネス、恋愛だけでなく、悲哀も描いているから読者がずっとついていっているのでしょう《まだ連載が続いているとは思っていなかった:「社長」どころか今は「相談役」だそう》。

フィリピンにて、従業員との交渉で。
【対立の思想からは不信感しか生まれません。…極論すれば会社が赤字になれば、労働者側も給与を自ら引き下げることだってあっていいと思います。お互い信頼を得るためには労働者の側もそれぐらいのことをしていいんじゃないでしょうか。】

「課長」→「部長」以後も気になりますが、とりあえずここまで。
最終的にどんな理想の上司となっていくのか、余裕ができたらまた~。

ウグイス啼く [七十二候&季節の行事]

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【フードコートにもパーテーションが立っていた by Ayu:衿はリンガーハットの「小さい皿うどん」が好き・この量で十分☆】

19日かなー、今年はじめてウグイスの声をきいたのは。例年、こんな時期ですね。
一般のトリのさえずりは立春頃(2月はじめ)にはじまります。春の訪れはこれで知るとも言えるでしょう。
久しぶりに七十二候を振り返ってみました。
そうそう、私の花粉症は3月10日前後にいつも自覚させられます。大方みなそんな頃よね。

『歩こう会』4回目 [山登り&ウォーキング]

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一昨年11月以来の、地域の『歩こう会』に参加。これでようやく4回目《基本、毎月開催》。
こんなに遅くなったのは、昨年はほぼ行われなかったから。今年に入り、各自十分対策の上~でようやく広報にお知らせが載るようになりました。
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今回はなんと私が誘ったわけでもなく、山講座でご一緒の友3名も参加。他地区に住んでいらっしゃいますが、地元の公民館でこの催しを知ったのだそうです。山でなく平地でもどんどん歩いて体を動かしたい希望は、みなさん強いのであります。
それに叔母の友人らも多数参加しており、私にとっては顔なじみのもっとも多いウォーキングとなりました(計17名中8名は知人・前もって申込不要の気軽さがある会)。
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9~14時半まで歩く。2万歩弱にもなりました。よく歩いた~~。
日頃、自動車道中心なので、小道を入るとこんなふうだったのかと発見ばかり。新鮮☆
途中、曹洞宗の大きな鐘をつかせてもらいました【この上で:左写真】。
このあたりでは11時半に(農業用の時刻・そろそろお昼の…)サイレンが鳴るのですが、その鐘バージョンです。交代で8名、経験しました。

周囲の山並みはしっかり春になっています。まだまだ朝は寒いですが、日中は暖かい日差し。
もう雪は降らないでしょう。でもタイヤ交換にはまだ早い!というところです(昨年は3月末にドカ雪があった・4月にもまれにあるらしい)。

アガサづいている [アガサ・クリスティー]

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【今年も庭にサンシュユ咲いています】

アガサの「読書」は止まっているが(笑)、「映像」は楽しんでいるこの頃。
極力Blu‐ray録画を控えている(見るのが追いつかないので吟味して録画セット)わけだが、BSプレミアムで放送中の「アガサシリーズ」と、ほぼ見ているはずだが内容を覚えていない&もう一度見たい回の「刑事コロンボ」(懲りずに…爆)の2本は迷わず録りまくっている水曜と土曜のこの枠、ずーっと永遠に続いているぞ(私のようなリクエスト者がかなり存在するのだろう)。
いったいいつ見るんだ?~だが《縁起でもないが入院でもしなければBlu‐rayはゼロにならない》。

アガサ『検察側の証人』(全2回)は珍しくすぐに鑑賞。面白かった。なんか怪しいとは思っていたが。…ネタあかし了承済みで書籍の方を早いうちに読みたいもの。

アガサと言えば、放映のあった三谷さんの日本版!『死との約束』もまあまあだったと思う。これは犯人、わかりやすかったですね。原作、読んでいるのですが、小説ゆえに詳細(結末)を自分でもこの場に残していないので筋がまったくといっていいほど思い出せない《何冊も読んでいるのでエピソードが混ざってもくるよー》。
まっ、これはこれで再読の楽しみとすればよいか。

陽希さんの156座目 [田中陽希さん(プロアドベンチャーレーサー)]

現在、BSプレミアムで平日朝7:45から15min、「陽希さんの三百名山一筆書き~」が放送されている。
今朝は156座目の「四阿山」の模様があった。
唯一、私も登頂した百名山の一つだ《ヒーヒー言いながら》。
といっても、ご本人は2019年5月のこと。雪残る厳しい縦走(もちろん私の時とは違う難関コース)を。私はその「一年2カ月後」に登ったことになる。

実際の陽希さんは、今、300のうち283まで制覇している。
もし、予定通りに三百名山の登頂を既に終え、そのあとからコロナ禍が襲っていたら、もっと困窮しただろうと書いている。アドベンチャーとしての仕事に次々と変更事態が起きたと想像され、あとわずかではあるが、「一つのことに打ち込めている今」をかみしめているそうだ。
まもなく38歳とのこと。まだまだこれから!ですね☆

SUNDAY FLICKERS [ラジオ]

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【ミニトマトの空ケースにふきのとういっぱいいただく・今晩はてんぷら♪】

ラジオ生活は、その後も忙しい(後追い目白押し)・笑。
平日の朝は5:30より生島ヒロシさん(元気だなぁ、いつも)の民放ラジオをPCからradikoで流すことにより、Ayuを起こす(余裕があれば体操も)。6:30には階下で女3人の朝食《父はその後ベッドサイドで母から食事を箸で運んでもらう生活となっております》。

日曜の朝6:00~は、春風亭一之輔さんの生放送『SUNDAY FLICKERS』(私は「FM長野」より)をまずは独りイヤホンで楽しむ。

春風亭一之輔師匠は、つい先日のNHK「今夜も生でさだまさしスペシャル」で深夜帯にかかわらず落語披露(翌日拝見)。さすが。今まで声だけで姿はほとんど知らなかった(自分よりずっと年下なのにも驚き・ハハ、貫禄ある)。出番自体は長い生放送のごく一部。…にもかかわらず、その人柄が十分滲み出ていた。
ラジオではウィット&毒舌毎回全開。小気味よい☆

『SUNDAY FLICKERS』、東京では放送されていない?ようでもったいなーとさえ感じる。

絵のある自伝 安野光雅 [よんでみました]

絵のある自伝 (文春文庫)

絵のある自伝 (文春文庫)

  • 作者: 光雅, 安野
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/05/09
  • メディア: 文庫

日曜朝8時から「日曜美術館」を観た。何年も前にみたことのある内容だった。が、また次の日曜夜の再々放送も録画して観なおした・笑。

安野さんは大正最後の生まれだったのですね(もうご存命の大正時代の方は少ないですね)。
この本には幼い頃のお友だちから有名な方までたくさんの名前が登場。よく覚えていらっしゃることに感心と同時に、瀬戸内寂聴さんではないが、同じ年代のみなさんがほぼ亡くなられていることも(今から10年前の2011年初版だが)エピソードとして書きやすいのでは?と。

書き出したらきりがない。一読せよ、だ。ご本人の人柄そのままがきっと出ている自伝。
格好はつけない、正直。誰にでも変わらない態度。
司馬遼太郎さんがそういう方だったとしみじみ書かれているが(上下の隔てをしなかった)、安野さんもそういう側の人だったと思う。

高峰秀子さん岸田衿子さん等の名も出てきた。次第に出版社から追悼文を頼まれることが多くなる。長く生きていると仕方ないのだろうが。
教員どうしだった見合い結婚のことなど、本書で初めて触れたと思う。だからこそ必見☆
《ウィットにとんだ安野さん自作の某年年賀状にも注目・私は大好きだ、こういうの!》

旅の絵本』については、先日少し書いた。今回、私の持っていない後半の2冊も拝見した。
これは文字がない絵本。ということは、音楽♪と一緒で世界の誰もが平等に感じることができる。どう受け取るかは千差万別、自由。それが大切なことだと思う。小さく描かれている馬に乗った男は、うまいことその国の四季おりおりを体験しながら旅していく

【絵から教訓を見つけるのは自由である。むかし文字の通じないころはそういう絵もあった。ただし教訓のある絵のほうがいいということはない。】
深い。淡々と特別なことがなく流れていく物語がもっとあっていい。教訓ナシで~。
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(…話はズレるかもしれないが、私自身は最近、妙にLGBT等をドラマ・映画に「意識的に入れる」傾向が嫌いだ。自然な日常に、それを流れるように置いている作品は好き。
「教訓」をあからさまに埋め込む作品は、絵本でも小説でも映像でも支持はされないと思う。表現者としても上手くない。もっと生活的で自由な土台の上にすべて育っていくと考える。)

地元の山へ⑫…3人登山 [山登り&ウォーキング]

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同じ講座仲間ふたりと(いつぞやご一緒したをMさん含む)計3人で。
まずは県内で一番のセツブンソウの群生地へ。暖かくなるのが早かったため先月に開花→茎も例年より長くなったそうです。
本来は、雪の中で咲いた様子が一番美しいのではないかしら
【 ↓ 看板写真より】
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「天狗」はこの公園の象徴です《戸倉キティパーク》。もうすぐ周囲の桜がほころびます。
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その足で、本日の目的である山登りへ。
ぶどうのお仕事以来、もっとも気になっていた山です。
『葛尾城跡(かつらおじょうあと)805m
《※「~城跡」が続いています・「村上氏~」もろもろ歴史背景があるわけですが、私にとってそれは二の次三の次で、純粋にからだを動かす山登りが好きです・苦笑》
お二人は「この前よりキツかった」とおっしゃっていましたが、登山道が広く私には歩きやすかったです。
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↑ 頂上より。この中のどこかに、私が5月中旬より今期も通うぶどう畑があります♪
(農家さんの作業場2階より見えていた山なのでした)

地元の山へ⑪《講座10回目》 [山登り&ウォーキング]

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墓地を抜けてスタート。思っていたより狭くまっすぐな急登が続く。
…頂上は開けており、初日の出鑑賞に恰好な場所だそうだ《ここ2年、年またぎ登山は中止に》。冬正月と限定せずに、いつか「日の出」を味わってみたいもの(いずれにせよ早朝だわね)。
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【遠くに白馬三山・山も街も一望】
『和合城跡654.8m

ここだけで終わりかと思っていたら、講師は「これではもの足りないでしょ」と、みな車を移動し、『千曲公園』(岩鼻と呼ばれる断崖の上)へ。登り口は複数ありだが、キツいコースより。長くはなかったのですがヘトヘトとなりました。
お昼はソーシャルディスタンスのもと、ここで。
下りはなだらか~な道で。
この道で登り、上でお弁当はいいわ。個人的にまた味わいたいと思いました。
もうすぐのサクラの季節はよいでしょう。でもその頃は人も集まりそう《未だに人混みはダメ》。ウメは見られました!
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おかえりなさい [ネコ]

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一番よく来ていた女の子が帰ってきました! 今朝、私がガラガラと玄関のドアを開けたら飛んできた~(この子は平気で抱っこさせます・たいていのノラは警戒心強いのですが)。
この写真では見にくいですが、右耳に印が入っています。
おなかには縫った跡がありました。そのブルーの糸もじき消えることでしょう。よかった・涙。
ほかの5匹も近所のお宅へ顔を出し、安心させていることと思います。

捕獲 [ネコ]

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【遊びに来ていた3匹 ↑ 、今回捕獲… 】

あたたかい関東の本宅に今は居る叔母は、昨年のうちに公の窓口に『地域猫活動』の希望を申し出ておりました。飼い主のいないノラネコが、これ以上増えてネコたち自身はもちろん住民も悲しむことのないよう不妊手術を施す運動です。こうすることによって次々産まれる連鎖は次第に収まっていきます。
…正直、私はこれに積極的ではありませんでした。単純に気の毒に思えたのです。明日以降、ネコちゃんたちが帰ってきた姿を見たら、やっぱり私はごめんなさいと謝ってしまうでしょう。

これから活動が活発になる直前の今、地域猫推進ボランティアの女性2人が朝早くに(6時すぎ!)、まず向かいのお家に来てくださいました。すぐさま、私も参上。このお宅と我が家でごはんをねだっていたネコちゃん3匹。空腹のところを狙って、捕獲器でなんなく【上写真の】全員とらえられました~(このうちの2匹)。無理やり掴むことはけっしてしないのです。
《これがしくみです・この動画が一番わかります》
その後、もう一軒もっと々ノラネコが集合するお宅に連絡。なんと日に2度、食事の時間(餌やり)に必ず集まってくるのは9匹!とのこと。あと3つ捕獲器を持ってきてくれており、これで+3匹を捕獲。計6匹を連れていってくださいました《捕まえきれなかったネコたちについては後日対応してくださるそうです・きめ細やか》。
きのうのうちに獣医さんによって手術されたはず。一晩、ボランティアさんが預かってくださり、翌日(つまりきょう)私たちの立ち合いは不要で、元の場所に放してくださるのだそうです。

ネコボランティアさん、さすが生態に詳しく、ネコ愛に満ちていました。短時間でしたが、それが伝わりました。
三毛猫《つまりはメス:ほぼ(我が家の家ネコもこれ・叔母は飼い始めてすぐ手術させました・実は今回捕獲した中にうちの子の母ネコがおります・もう何十匹ものお母さんと思われますはとても頭がよいのだそうです。今回の様子を観察していて、もう捕獲器には騙されない知恵があるとか。「オスのホカクは簡単です」とおっしゃっていました。

耳先に印のV字カットをして帰ってくることでしょう《費用は既に締め切られたクラウドファンディングより・ありがたいことです》。
子猫から少しずつ大きくなってきたあの子たちが、また次の子猫を連れてくる姿を見たかった気もしますが、それではいけないのですよね。
元気よく帰ってきますように
地域のみなさんと一緒に、今の個体のネコちゃんたちがいなくなるまで見守っていきます。

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【今年は怠けておひなさま出さず・『チロルチョコ』のひなまつりバージョンで楽しみました】