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9月&10月 [振り返る&迎える]

《振り返る9月》
Ayu職場旅行☆☆☆☆☆(「旅慣れている」との職員談・さっさと自分のやることは自宅と同じように済ませていたらしい)・Ayu4者面談(作業所は移転後自宅から遠くなったが、作業所⇔私の職場との電車連絡はよくなった・私の遅刻&早退には便利)☆☆☆☆・父担当ケアマネジャー決まる&介護保険での車イスレンタルはじまる(一番シンプルなものですがよくできており、介護者も押しやすいのはありがたい)☆☆☆☆・従妹たちと迎賓館見学☆☆☆☆・英国展へ(毎年開催・これで3回目か)☆☆☆・父通院2回(大きな病院へは3カ月に1度&処方箋発行のため近所の診療所に月に1度:衿が土曜日付き添うのが通例に)☆☆☆

《迎える10月》
チェコ関連の催し・衿健康診断・母(Ayu祖母)信州へ・Ayu久しぶりのダンスwithヘルパーさん・Ayu催しでクッキー等販売・友とウォーキング(これからが季節です)etc…
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おはぎ [Ayuの余暇]

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秋分の日、Ayu祖母は(あんこ好き)おはぎ作りをスタート。
「おばあちゃんが作っているから、あとで手伝いなよー」と言っておいたら、その頃になるとちょこんと隣りに座ってやっておりました。
作業所では「クッキー職人」なので上手です。
生地だけでなく、材料をきちっと計る工程も担当しています(Ayuでも正確に出来るよう工夫されているのです)。

「1からモノをつくり出す」は、私の永遠の憧れ。指導者のもと、Ayuがそれを仕事として日々過ごせていることは私の喜びでもあります。
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きれいなシワの作り方&くよくよマネジメント [よんでみました]

きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

  • 作者: 村田 沙耶香
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2015/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

芥川賞受賞作(「コンビニ人間」)はまだまだ待ち状態なので、既刊のエッセイを借りてみました。
こちらへの記載にズレがありますが、実際には稲垣さんの本を読んだ直後だったので、軽めのエッセイ(『anan』連載だったから?)はどれもこれも響かない時期でした(ごめんなさい)。
【「どういう人がタイプなの?」「マルチ商法にハマっていない人」とか、タイプというより過去のトラウマ暴露大会になってしまった。
こういう風に、「~しない人」「~じゃない人」というパターンは良くない。】
たしかに。
【子供の頃は風邪をひくと家族が「プリン買ってきてあげようか?それとも果物がいい?」などと、優しくしてくれたが、大人になると、皆、「そのマスク、絶対にとらないでね。というか、うつしたら殺す」みたいなリアクションをされることも多い。
「あ、風邪だな…。この土日で治さなくては!」というとき、私はコンビニやスーパーに行って、自分を看病するための様々なものを買い込む。ヨーグルト、レトルトのおかゆ、ごほうびに~と高いアイスを買ってみたりもする。
高熱の合間に、「ありがとう、昨日の私~」とアイスを食べている光景は、身体より心を病んでいる感じだが、とにかく大人の風邪は治さないと過酷なことになるので、どんなアホみたいな一人芝居をしていても見逃して欲しいと思っている。】

くよくよマネジメント

くよくよマネジメント

  • 作者: 津村記久子
  • 出版社/メーカー: 清流出版
  • 発売日: 2016/05/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

走り読み。
これも、前者と同じ理由で、読んだ時期が悪かったか?? 以前の津村さんのエッセイはうなづけたのだけれど。文中で「悩み事が多かった頃」とあったので、それによるネガティブさがあらわれていたのかも。タイトル通り?の “くよくよさ” がみえて、私の中では稲垣さんが完全勝利してしまいました。
この本、作り的に「行間が空きすぎ」で、読みにくく思えました。装丁や活字の醸し出す雰囲気は大切(これもひっくるめて「本」と思う私、電子書籍には未だ手をつけていません)。

…図書館、予約待ちの本って、いつ借りられるようになるかわからないので、用意される時は重なります(ちなみに私は、地域の図書館システムで、限度の20冊いっぱいに予約をかけており、それとは別に「これから読みたい本」リストを作ることもでき、気がつくと50冊以上に←現貸出状況が反映される仕組み)。できれば私は一度に借りている冊数は「3冊」程度(できれば2冊)で止めたいのですが、そんなわけで6冊くらい集まってしまう時(涙)があります。
次の予約者も控えていますし、「断捨離」ではないですが、読み始めて「これは違うな~!」と感じたら、もう追わずに…気楽にパス(返却へ)、も今後はありだなと思いました。
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おとな小学生 [チェコいろいろ]

([ま]5-1)おとな小学生 (ポプラ文庫)

([ま]5-1)おとな小学生 (ポプラ文庫)

  • 作者: 益田 ミリ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2016/04/05
  • メディア: 文庫

思い出の絵本20冊を紹介しながら。その中に、憧れの「チェコ」のエピソードがあったので。ヨゼフラダ記念館に行きたいと思いました。
【~こどものわたしから、おとなのわたしへ質問~ 「おとなになってよかった?」「うん。でも、いきなり大人に生まれてたらつまんなかっただろうね」】

著者は1969年生まれ。私にも懐かしい絵本が載っていました。

おやすみなさいフランシス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

おやすみなさいフランシス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

  • 作者: ラッセル・ホーバン
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1966/07/01
  • メディア: 大型本

シナの五にんきょうだい

シナの五にんきょうだい

  • 作者: クレール・H・ビショップ
  • 出版社/メーカー: 瑞雲舎
  • 発売日: 1995/10/26
  • メディア: 単行本

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)

しずくのぼうけん (世界傑作絵本シリーズ―ポーランドの絵本)

  • 作者: マリア・テルリコフスカ
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1969/08/10
  • メディア: 単行本

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新オバケのQ太郎 1(藤子・F・不二雄大全集) [よんでみました]

藤子・F・不二雄大全集 新オバケのQ太郎 1: 藤子・F・不二雄大全集 第3期

藤子・F・不二雄大全集 新オバケのQ太郎 1: 藤子・F・不二雄大全集 第3期

  • 作者: 藤子・F・ 不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/09/22
  • メディア: コミック

「O次郎」狙いだったのでした。博多華丸・大吉の「大吉さん」の大ファンな私(ひねているところが・笑)、「O次郎」が好きで自分でワッペンなどを作って付けているというエピソードを知り、あー、Q太郎の弟・O次郎を懐かしく思い出しまして…。
「バケラッタ」が常套句で、「ボム!」と吠えてなんでも分解(壊しちゃう)。そうそう、他にはアメリカナイズされたドロンパ、口のとがった「U子」がいたな~と。
どんどんと記憶はよみがえるものですネ。
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黒冷水 [よんでみました]

黒冷水 (河出文庫)

黒冷水 (河出文庫)

  • 作者: 羽田 圭介
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 文庫

羽田圭介さんは又吉さんと同時に芥川賞をとり、キャラクターもあって時々おみかけしますね。
受賞作は未だに順番が廻ってきませんが、こちらは6月に読みました。当時、17歳。第40回文藝賞受賞作&デビュー作。
恐ろしいほどの兄弟のバトル。ラストにホッとさせたかと思うと…。
実際に男きょうだいがいるらしい羽田氏、賞の選考者たちも「大丈夫なのか」と案じたそうで、私もこれには同感。現実の話ではないでしょうが、それにしても心配してしまいます。
これがすべてではないだろうけれど、「男はわからない・私は女でよかった」が、正直な感想でした。
これは、「銃」(中村文則)を読んだ時と同じ。
迫力はありますし、引き込まれます。これはもちろん「物語」ではありますが、つくづく自分は平和な生活を送っている凡人、と思うのでした。
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文庫本葉書は…「ボトルネック」でした [よんでみました]

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/09/29
  • メディア: 文庫

これからしばらくは、溜めていた読後感を怒涛のように続けます(汗)。
5月に購入した「文庫本葉書」古本の文庫本・美品・中味がわからない・一文の紹介だけパッケージに印字されている)、だいぶ前に読んでおりました。
著者は「米澤穂信」(1978年生まれ)とあり、存じ上げず。ですが、作品を出せば確実に売れる作家としてカウントされている方でした(私のお仕事上調べ)。
おもしろかったです。ぐいぐいと読み進みました。一瞬、現実世界を忘れました(これが小説の醍醐味ですよね)。よくも、こういう世界を広げられるものかと~。
昔々、筒井康隆(「時をかける少女」系~を彷彿)や星新一に触れたことを思い出しました。SF的です。
付箋が8枚、ついています。でもこれ、私の自宅に置いている本ですし、ここにメモは残さないことにします(小説、ですしね)。
たしかに、この出会いがなければ手にとることもなかった作品(作家)だったでしょう。これは、ありかもしれませんね。
人へのプレゼントにはどうかな。贈る方も、何が入っているのかわからないから、逆に押しつけがましくなくてよいか?!
私は、「自分への贈り物」でよい気がします。とにかくパッケージスタイルは抜群にしゃれています。
やはり、『自分だったら、どの文庫本に、どこの文章をチョイスする? 』の想像が一番膨らむかなぁ~~。
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英国展へ [おでかけ]

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ただただ、クロテッドクリームが食べたかったのだ。

三連休の中日で、どうにか目標の用事(Ayuに宣言した絵カード作りや、とりいそぎ溜まっていた録画視聴の消化)が済んだので、某デパートで毎年行われている英国展へ。
朝は軽ーい和食に変更して(我が家は土日祝の朝のみパン食のきまり)、開店まもない会場についたら、すぐにスコーンをいただこうという算段。
予定より数分遅かっただけで、並びました。
スコーンの生地はとても美味しく、お目当てのクロテッドクリームをたっぷりつけて堪能しました。
カロリーが高いのはわかっています。たまにはいいでしょう。
…ここで食したものですから、いい意味でセーブがかかり(笑)、英国産菓子などの食品には目が向かず、無駄な買い物はしませんでした。

もうひとつの目的だった、リバティ柄のブラウスにはまったくよいものがなく、唯一惹かれたハンカチなどのみGet。もうこれで満足。
心地よくくだびれて、13時過ぎには戻りました。早めに帰ったからか、夜は疲れが残らず…でした。
街中の外出が、以前よりしんどいのです。人混みが嫌。体力が落ちてきていると感じます(お歳)。
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真田信之 [プチ情報♪]

きょう一番びっくりしたこと。
仕事中に『信之は93年間の生涯で~』の文章を見つけました。ある新刊書の内容文なのですが、きっと63年などの間違いだろうと、実際の図書に確かめにいこうとしておりました(校正のようなチェック作業にて)。
一応、机上で調べてみようじゃないの…と動いたところ、「1566-1658年」。享年93歳は事実なのでした。ひぇー。

大河ドラマで、大泉洋さん演じる兄の方。三谷さんらしく?時々おちゃらけシーンも数多しで、それがたしかに魅力でもあるのですが、その中でも「大泉さん」(映画『清洲会議』で見直しました)と、上杉景勝役の「遠藤憲一さん」の厳しい表情が全体を引き締めている、と私は思っています。
堅苦しい大河~だと、たしかに脱落しがちですが(過去何度もしている私)、ピリッとした瞬間がないと「らしく」ないですよね。

今は「真田信幸」ですが、次回のタイトル通り、徳川側となったことで「信之」と新しく名乗るようです。
ちなみに、主役の信繁の方は、49歳で没でしたー。
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迎賓館を見学 [おでかけ]

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従妹のお誘いで、その母(信州の叔母・冬場などは神奈川の自宅へ)と私と3人で、迎賓館(赤坂離宮)内へ。
結構な数の、都心でのウォーキング企画に参加してきた私ですが、なぜかこの付近は歩いてこなかったようで不案内を実感。それだけに新鮮でもありました。
建設当時は洋風(洋館)がもてなしとして豪華だったということでしょう(日本なのにネ)、今となっては妙に思える(無理がある)和洋折衷もここかしこに~(洋風なライオンのすぐそばに桐の紋や、よく見ると兜などの和ものがさりげなく?組み込まれている)。残念ながら内部は撮影NOでした。
国賓との会見も意外と狭い空間で行われていることを知りました。記者が入るスペースもとられますしね。
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叔母が、先日私がチョイスしてきた布地の数々をつないで、早々とエプロン【写真のほかにももう1枚】を縫って持ってきてくれました。
あちら(信州)では、ミシン専用部屋があるのです。私の母は『広げて散らかしたままにできる部屋の存在』をうらやましく言い続けています。
Ayuがまずファッションショーをしていました。こういう華やかな色合い、忘れてはいけないですね。心も明るくなります。
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ケアマネジャーさん決まる [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

車イス必要度を考慮してくださったのでしょう、父は昨夏判定より1度上がり「要介護2」に認定されました。
(「1」では介護保険を使ってのレンタルができない枠だったため、別の機関でお借りしていました・「2」以上に該当しない人、また一般に骨折等の際、最長1年間に限り無料貸与可能:父はめいっぱい使わせてもらい、先日無事お返しできました。)

とりいそぎ通院等でまず必要な道具=車イス、私の有休(このところ疲れていて乱れとんだ身辺の整理整頓も必要だったため)に合わせて、先日カタログで選んだ型を届けてもらうことになっておりました。
そうしましたら、父の窓口になっている私が在宅であることから、先方の介護事業者が今後担当するケアマネジャー(男性)も同時に伺ってよいですか?の運びとなり、うまい具合に(予想外に忙しくはなりましたが~・苦笑)平日の午前中にこまごまと用事を済ますことができました。

先日の業者との契約で初めて知ったこと。
●例えばデイサービス等を使わず、最低限で車イスをレンタルするだけだとしても、担当ケアマネジャーさんによる月に一度の来訪(面会)が必要(状態の把握)。
…娘の私がいなくても、本人である父とそのフォローをしている母がいる自宅を訪ねてもらう、で構わないわけですが、最初の数回は《高齢者のアクティビティ》について素人ながらも学んできた私でもあり(興味大!)、同席したいと考えています。
  ↓
今後、父の介護に関するいろいろは、右欄 “マイカテゴリー「認知症に関する検定試験ほか」” に収めていきます。おかげさまで、今のところは認知症という判定はついておりません。歩行難の症状を改善する薬の処方が効果をみせ、好きなTV野球観戦にもついていっております・危ういところを早めに医者にかかりよい方向に・早期に動くのが肝心です~

…昨夏(初回)、今夏(更新)と介護度の認定を受けたので、来夏にはまた公から来ていただくのだな~と思い込んでいたところ、落ち着いて書類を見直すと次回は2年後に再認定でした! ちょっと荷がおりました。
(また、ここ数日の新聞記事に『介護度認定、3年に一度に延びる?方向へ』もあり。高齢化社会、必要度が高まってほうぼうに負担が大きくなっている。)
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今の2大余暇 [Ayuの余暇]

昨春、いったん服薬をやめ、やっぱり少量でも飲み続けていた方が状態がよいと秋に再開したAyu。
今夏ぐらいから、よい調子に戻ってきたなぁと感じている。
親の私は、どうにかなるさ~体質なのだが、我が子はデリケートにできているのだと、あらためて自覚する次第。

five years~singles

five years~singles

  • アーティスト: TAKAKO MATSU,YUKA KAWAMURA,sunplaza,YUJI SAKAMOTO,TAKAHIRO MAEDA,SATOSHI TAKEBE,KATSU HOSHI,YOSHIYUKI SAHASHI,DAISUKE HINATA,HIDEYUKI FUKASAWA
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 2001/12/05
  • メディア: CD

Ayuの最近の夢中。
ひとつはCD鑑賞《この頃は松たか子(上)も好む・私の数年前のチョイスの中からな訳ですが・あとは♪恋するフォーチュンクッキーが入っているAKB、木村カエラなど》 。ポータブルCDプレイヤーにイヤホンで(それも片耳だけ・ヘッドフォンもあるのに使わない・音が全面より室内の気配も感じたいからか?…わかる気もする、私もヘッドフォンは嫌い、苦しい)。

もうひとつは、Ayu作業所で製造しているクッキーやフィナンシェを厚紙に再現した20数枚の絵カード(販売価格も明記・絵下手の私による3年前くらいの作)を使って、電卓を叩いたりと、さかんにノートに書き出しをしている(私は「会計士ですか?」と言っている)。
この2つの遊びを交互に、室内でおとなしく~。今のAyuにはこれが平穏(満足)のようです。

きょうは、旅行の振替休日。そんな一日を送ることでしょう(こういう日もAyu祖母が在宅なので、私は安心して仕事に行けます)。
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年に一度の一泊旅行 [Ayuのおしごと]

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金曜朝早くに作業所へ見送り。職員5名、利用者18名(男11・女7)で千葉方面へ一泊。私は始業15分遅れのみで出社できました。Ayuのいない晩はまたたく間に過ぎ、土曜夕方にはもう出迎え。数時間早めに母親数名は集まり、ファミレスでおしゃべりしていました。そこへ渋滞のため1時間以上到着が遅れる職員の連絡があり、待つ私たちも延長戦に~。
子どもたちは(といっても最年長は50代半ばの方☆)それなりのお疲れモードでしたが、Ayuも含め元気に帰ってきました。
『2泊3日ぐらいしてきてくれないと親は一息つけない』(笑)との声が多いのですが、枕が変わると寝つけないAyuなので、我が家は職員さんにお預けできるのは一泊が限界だわ、と常日頃感じています。いや、こういうのはもっと慣らしていかないといけないのですが。
今回に関して言えば、10時にはZZ…だったようでホッでした。
ブルーの補助Bagが、ことのほか詰めた荷物が見やすいつくりでGood!(肩にも掛けられる)、私もこのBagを使って自分だけの旅行にふらっと出かけたいわーと思いました。】
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魂の退社&アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。 [稲垣えみ子さん]

魂の退社

魂の退社

  • 作者: 稲垣 えみ子
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2016/06/09
  • メディア: 単行本

早いうちに予約はしておりました。このあとももちろん行列待ちです。うまい具合に、2冊同時に廻ってきました。
「アフロヘア」の元朝日新聞編集委員。新聞でその姿をお見かけしていたものの詳しく存じ上げなかったのに、『情熱大陸』はなぜかちゃんと録画していた私。衝撃でした。エリート街道まっしぐらな方で私とは大違いですが、年齢が重なることもあり興味はますますかきたてられ…。

『魂の退社』、副題は「会社を辞めるということ」。
マスコミトップに勤め、自分の署名入り(ましてや写真付き)記事を載せるまでになった女性が、50歳を境に会社を辞めましたー、のノンフィクション。《お金がなくてもハッピーなライフスタイルの確立》を目指して。
高額な年収を捨て、リッチなマンションも出て、コンパクトな住まいへ。
10年前から計画はしていたそうですから、少しずつ質素にし、退職金もあるでしょうから、まずは生活に困らないことは想像できます。個性あり、もちろんセンス&実力もありで、今後も自由業で十分活躍されると思われます。それにしても魅力的。思い切った「アフロ」が最終的にすべてその方向へ導いた?も過言ではないよう。見た目から変える。「インパクト」は人との出会いを広げる重要キー。

【お金がいらなくなると仕事が面白くなる・・・給料をいくらもらえるかということに無関心になると、自分の評価が気にならなくなってきます。「評価=お金」なんですから。で、そんな小さなことよりも、つまり人から上司からどう見られているかということよりも、やるべきこと、やりたいことをやろうというふうになっていく。】
【私が提案したいのは、ほんの少しでもいいから、自分の中の「会社依存度」を下げることだ。要は「カネ」と「人事」に振り回されないことである。】
【「仕事」=「会社」じゃないはずだ。「会社」=「人生」でもないはずだ。いつでも会社を辞められる、ではなく、本当に会社を辞める。そんな選択肢もあるのではないか。】
【~仕事の中身をあれこれ選り好みしなければ、いざとなればアルバイト先に困ることはないのではないか。恥をかき一から学ぶことを厭わない気持ちさえあれば、働くスキルは少しずつ身につけることができるはずです。肝心なのは能力よりも、妙なプライドを捨てられる力ではないか。】
プライドを捨てる…これは意外と女性には備わっているのでは。基本、女はたくましい。昔の肩書きにいつまでもこだわるのは、退職後の男性に多いのです(認知症関連の学びで知る・「会社人間」だったということ・そこにしか己の価値はないのか?です)。

【試行錯誤の末、たどり着いたのが「電気はない」という前提に立って暮らすことでした。~例えば、夜帰宅する。一人暮らしですから、室内は真っ暗です。電気をぱちっとつけるところですが、「ない」のだからそんなことはしません。まずは玄関にしばらくじっとして、暗闇に目が慣れるのを待つ。】
【テレビもつけません。~家の中に音がないので、窓の外から風の音や虫の鳴き声が聞こえてきます。これはかなり風流です。
つまり何かをなくすと、そこには何もなくなるんじゃなくて、別の世界が立ち現れる。それは、もともとそこにあったんだけれども、何かがあることによって見えなかった、あるいは見ようとしてこなかった世界です。】
むろん冷蔵庫も。
【基本的に、その日に買ったものはその日に使いきることを迫られたのです。すると、スーパーに行っても安易に買い物ができなくなりました。~なんだ、私が生きていくのに必要なものって、驚くほど「ちょっと」しかないじゃん。で、夜中までやっているスーパーやコンビニが開いている都会ではそれでまったく普通に生活できるのです。いったい今まで、カゴいっぱいの何を買っていたんだろう。】

そして今。  
【①古くて狭い家でも平気 ②お金がそんなになくても平気 ③家事ができる ④近所づきあい、友達ができる ⑤健康である】
会社は修行の場であって、依存の場じゃない。~(略)そして修行を終えた時、あなたはいつでも会社を辞めることができます。結果的に会社を辞めても、辞めなくても、それはどちらでもいい。ただ、「いつかは会社を卒業していける自分を作り上げる」こと。それはすごく大事なんじゃないか。そんなことを考える51歳無職の春です。】

アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。

アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。

  • 作者: 稲垣えみ子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/06/20
  • メディア: 単行本

朝日新聞を辞めた稲垣さんが、そこからさっそく本を出す? それは当時掲載したコラムも収録の本だからでした。謎が解けた。そして、すべてのコラムを新聞で読んではいなかった私には大変ありがたや~でした(大阪版夕刊記事も網羅☆)。
【結局、自分に課したルールは「本当に心から、それもゲロを吐くほど心の底から言いたいことだけを書く」ということです。】
【冷蔵庫とは、時を止める装置であった。とりあえず冷蔵庫。「いつか」の箱といってもいい。~私は、その可能性を捨てたのだ。残ったのは、ちっぽけな自分だった。私が生きていくのに必要なものは、意外なほど「ちょっと」しかなかったのである。】
【人間の苦しみの根源をみつめつづけた仏陀も「今、ここを生きよ」と言っている。人はたえず過去を後悔し、未来に心を悩ませる。だが、過去も未来もしょせんコントロールできないものだ。そんなことに悩んでいるから人生は苦しい。そんなヒマがあったら、今を真剣に生きよ。いつのまにか、仏の境地に近づいている私である。】
【得ること、拡大することばかりを考えて生きてきました。でも平均寿命の半分を過ぎたころから、来たるべき死に向かい、閉じていくこと、手放すことを身につけねばと思うようになりました。】
【これからは他の誰かに雇われて、結果、お金に支配される人生からは一線を画していきたいと考えているのです。】
【ご飯と具沢山の味噌汁があれば、あとは漬物、それからもう一品ちょっとした煮物でもあれば十分。手のこんだご馳走が食べたくなれば外食をすれば良いのだと割り切ることにしました。しかしそうなってみると、自分は果たして外食してまで食べたいのかがあやふやになってきます。これは、もう若くないせいかもしれませんね。~ご馳走はごくたまに食べることができれば十分なのです。】
洗濯機もない。
【毎日洗濯をするので、下着やらタオルやらのストックも最小限で済むのです。雨を降ることを考えても3セットあれば十分。(一週間分をまとめて洗濯機で洗っていた時と比べると)物干し場のスペースもちょっとで済む。巨大な物干しピンチも不要になり~さらに水道の使用量も大幅に減りました。冷蔵庫と同様、あった時よりも、ないほうが「良いことずくめ」だったのです。】
子どもがいる家庭など、万人に共通はしないかもしれないが、必需か、必需じゃないかは、自分が決めてよい。そう気づいた時、なんとも言えない自由な気持ちが湧き上がってきたそうです。
【本当の自由とは~あれがなくても、これがなくてもやっていける自分を作っていくこと。もし、モノがなくても、そしてお金がなくても幸せに生きていけるとしたら、果たしてこれ以上の自由があるでしょうか?

…申し遅れましたが、東日本大震災による原発問題が大きく稲垣さんの根幹を変えた。それは記者として実際の取材を重ねたからこその真の声でした。私の中でも電気消費を慎む(あかりをむやみに付けない、TVもだらだらとONにしない等)傾向に自然と促されます。
でも、掃除機はやめられないなぁ。モノをとっても々少なくしたら、それも可能に近づくかもしれませんが(おしゃれなフローリングからは遠い、じかにモノがまだまだ置いてある『じゅうたん部屋』の存在がある限り難しそう)。
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