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6月&7月 [振り返る&迎える]

《振り返る6月》
春のりんご作業終える☆☆☆・山行☆☆☆・畑の雑草抜きひと通り済ませる☆☆☆☆☆・家ネコ2回脱走~!(その日中に戻る)★★★☆・地域の体操☆☆☆☆・衿歯科治療あともう少し★★☆☆☆

《迎える7月》
山行2回・歯科通い終了etc…

使用量を減らすには [整理整頓をめざして]

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【毎日、いちご畑で出会っていたカエルさんたち・収穫はほぼ終わりに】

少し前に、浴室での全身洗いを1つのボトルに集約したと書きました。
そして、このサイトを参考に「ワンプッシュで十分泡立つタオル」に替えました。
これで液は間違いなく長持ちしそう♪ 発想の転換、ですね。
『ネットで購入するのは極力避けたい(梱包材が過剰なのもイヤ)』と思っていたら、スーパーのボディソープ売り場にありました!! こういうグッドタイミングは嬉しい。

シルバー川柳 ああ夫婦編 byシルバーネット [よんでみました]

笑いあり、しみじみあり シルバー川柳 ああ夫婦編

笑いあり、しみじみあり シルバー川柳 ああ夫婦編

  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2022/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

【松葉杖の 二丁拳銃が 指示とばす】
わかる! 我が母が片方のステッキで、ついモノを差し示す時、ヒヤッとします。特に他人の前で~(汗)。

【寝て消せる ヒモを垂らして 一人寝る】
【スッピンの 妻のゴミ捨て 早いこと】
心あたりあります。

【髪切った? 気づいてくれる デイサービス】
ここではありがたい声掛けでも、もはや、社内などで「髪切った?」なんて軽々しく言えない時代。自然に出たセリフも飲み込まなくてはなりません。
今回も楽しませてもらいました☆

雑草退治 [信州で作物を育てる&自然や花]

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【山が写った田んぼ&お隣りの畑に咲いた白いホタルブクロ

叔母と共に、ようやくひと通りの鎌による雑草とり(今年はクローバーのはびこりがスゴかった!)を終えました。といっても、ひと雨ごとにまた伸びてくるのですが…。
畑の一角のみ「仁徳天皇陵」と名付け(笑)、刈らずに残しました。外ネコ・ソックスのお墓部分です。

あの胸が岬のように遠かった&ドラマ化 [河野裕子(かわの・ゆうこ)さんと家族]

あの胸が岬のように遠かった

あの胸が岬のように遠かった

  • 作者: 永田 和宏
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/03/24
  • メディア: 単行本

再現ドラマは先日放映されたが、未読だった私はまず原作を迷いなく先に読んでから~。

青春時代、河野さんは永田さんとN氏の間で揺れ動いた時期があった。それが主題でもあったのだろうが、原作はまずは永田さん自身の生まれた環境から詳しくあり、自叙伝のようなはじまりだった。
【河野にとって、火傷の痕を私に言うのに大きな勇気が要ったように、私にも河野にいつか告げなければならないことがあった。~母が早くに亡くなったこと、いまの母が産みの母親ではないこと。これは河野の火傷以上に、誰にも言ったことのない私の心の傷であり、秘密であった。】
お互いのこの打ち明けによって、二人の距離は決定的に近くなった。

河野さんの日記と、永田さんの日記や手紙から、それぞれがその時どう感じていたかが明かされていく。当時、N氏の存在はわかっていたのであるが(その動揺を悟られる河野さんも私は正直でスキ)、新たに知る事実もあった《N青年の歌が120首ほど抜き書きされていたそうだから、心中穏やかではなかったろう》。
その他すべてが赤裸々に綴られていると言っていい。

原作を読み終えてのTV視聴は、1つ1つが手にとるようにわかった。この順で、よかった☆時々、永田さん本人の実写を挟みながら、柄本佑さんが演じた。
結婚の挨拶を先方にしたあとの、永田さんの睡眠薬による自殺未遂(河野さんには生前知らされず)、そして最初に授かった子があったことまで忠実に映像化していたのには正直驚いた。
【私は後年、いろいろな講演の場で、「自分のいま居る場だけを世界と思わない」とか「人生の風通しの良さ」といったことに触れることが多いが、人間は追い詰められると、一点だけをひたすら見つめ続け、視線をゆったりと遊ばせるという余裕を失ってしまう。~ちょっとドアを開きさえすれば、すぐ横にはまったく別の大きな世界が開けていることに気がつかない。~】

息子さんの手による母親・河野さんの評伝で、細かいこのご家族のいろいろは既に知ってはいたが、夫・永田さんが自分の人生と共に、河野さんの青春を辿ったことは、ご自身の整理としても意味があったのだと想像した。
お二人とも膨大な歌を作ってきた。その背景が浮かぶことは、今後、読者もより深く感じ入ることができるのだ。

りんご粗摘果、終わりました~ [信州で作物を育てる&自然や花]

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【だいぶ大きくなったでしょう・不要で落とした実です:右】

私が携わる春のりんご作業が終わりました~♪
1mの中に約3個の実を残す「粗摘果」(「荒摘果」とも)ですが、実際にはまだまだ余計な実がついており、その後の「本摘果」「仕上げ摘果」でさらに選抜されます《←これは脚立にのぼっての作業が多いこともあり男性陣が担当・粗摘果と比べ、それほど急ぎません》。

猫に教わる [よんでみました]

猫に教わる

猫に教わる

  • 作者: 南木 佳士
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/03/08
  • メディア: 単行本

以前読んだ医師の、今度は小説でなく最新のエッセイ。このあとも待ち人多し。

【病棟への階段を昇ろうとする足が一歩も前に出なくなったのは38歳のころで、以降は坂を転げ落ちるがごとく、出勤不能の状態に陥った。】
死と多く接する仕事だからか、精神を病む。心身のバランスを保つために書き始めた小説は、世に認められる。
文中には、絲山秋子さんとの対談のことも。彼女も同じ芥川賞作家で病(双極性障害)を持ち、公表している。

【大きく開いた下顎の動きが止まったとき、北西に向いた窓から射す夕陽が彼の顔をあかあかと照らし、光の束が外に向かって流れてゆく。病室内で凝縮された時間が一気に蒸散するかのように。~】
到着の遅かった家族にかわっての、一患者の描写。

母に頼まれて予約した。昔から読者だったそうで私はまったく知らなかった。

地元の山へ㉕《講座22回目》 [山登り&ウォーキング]

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集合場所までは約1時間。「初めてのところにひとりで運転」もすっかりコミの山行~。
登山口のほか、ここかしこで愛用の山ガイドのイラストが案内板となっている【左上】。
今回はなんと5名と少人数の参加。9時に歩き始め、頂上には予定より早い10:10に到着【右上】。
さすがにまだ早いのでお昼とはせず、各時で軽食をとる(おやつなり、「ウィダーインゼリー」なり)。

ここ数回は三脚使用の撮影担当者(山行のリーダーでもある)が休みで、私のカメラで全員での頂上記念写真を撮っている(タイマーは使わず交替撮影→メール添付で送ると、まめなリーダーが大きく現像してくれる)。
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分岐点では『烏帽子岳まで4km』とあった。約2年前に登った山だ。もちろん今回は足を延ばさなかったが。

往きと帰りはコースを違えて。下りは、名ばかりでアップダウンが多かった。
道としては前回のようなハードさはなかったが、気温が高かったこともあり、汗は流れた。
『殿城山(でんじょうやま)1,193m《上田市民の森コース》』
「約3時間コース」とあったが、まさにぴったり。12時回った頃、下りてきた。

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる [整理整頓をめざして]

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2016/12/16
  • メディア: Kindle版

この方が影響を受けた著書とのこと。ジョシュア・ベッカー著、桜田直美訳。
帯に『新ミニマリズム旋風を起こした全米ベストセラー』とあり。

【高価なものをいくら持っていても、幸せになれるわけではない。】
【ものを手放すことで得られるメリット:時間とエネルギーが増える、人のためになることができる、ストレスが減る、環境にやさしい、人と比べなくなるetc…】

【整理整頓はとても大切なことだ。しかしミニマリズムとは違う。考えてみよう。何も処分せず、ただ今あるものを片づけるのは、一時的な解決策でしかない。片づけを永遠にくり返すことになる。~整理整頓とは本質的に、ものを並べ替えるだけだ。】
耳が痛い。マイカテゴリーに挙げている『整理整頓をめざして』ではダメなのだ。見極めて、数(量)を減らすこと。

【クローゼットに空間を保つ】
そうだった。「すべてには70%のモノを収納する」「3分の1は空けておく」は大事なのでした。

【罪悪感を持たずに処分する】
【(10代のうちに)広告の裏を見抜く力をつけさせる】

【大切な時間やお金、エネルギーは、本当に大切なもののために使わなければならない。】
【ものを手放すと、逆に豊かになれる。~物質的なものにこだわるのをやめれば、もっと大きな人生を生きることができる。】

…じっくり読みたかったのですが、いつものようにタイミング悪く(笑・予約が回ってきて)、読みたい本を多数抱えており、大急ぎで目を通した次第です。ごめんなさい。