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母から娘へ~いのちと尊厳のバトン~  [安積遊歩さん]

あっという間に放映から一年が経ってしまったようです。記録が遅れました。
昨年7月の初回放送時に、もちろんチェックしており、このたび見直しました。
Eテレでの『母から娘へ~いのちと尊厳のバトン~』。

母と娘の出版を受けておそらく生まれた番組(及び相模原市障害者施設殺傷事件を受けて)かと。娘の宇宙(うみ)さんは宇宙さんらしく、お母さまの遊歩さんは若い時からの運動先駆者として、今も一本通って暮らしていらっしゃると感じました。
現在はそれぞれに離れて暮らしている宇宙さんのお父さんの、幼い娘を記録したノートはすごかったですね。愛そのもの。
宇宙さんのお父さんのお母さま(宇宙さん祖母)も、取材に対し当時の正直な気持ちを話されていました《20年近く?前の、遊歩さんの出産を追った番組はインパクト大で、2人が選んだ人生に見入りました》。

宇宙さん、昨今はハグを自由にかわせない日々ですね。また、思うところがきっとあるのでは。
…この番組は、ひき続き保存版です(多くの番組が消されていく私のBlu-rayにおいて)。

自分がきらいなあなたへ&多様性のレッスン [安積遊歩さん]

自分がきらいなあなたへ

自分がきらいなあなたへ

  • 作者: 安積 遊歩
  • 出版社/メーカー: ミツイパブリッシング
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: 単行本

同時に刊行された2冊、母親でもある遊歩さんの単著の方を先に読むことに。
かなり前になりますが、既に数冊を読んでいたので、現在どう過ごされているのかも気になりました。

【28歳のとき、わたしはアメリカに行くことになりました。障害者運動のリーダーとして、6カ月間の研修を受けるのです。~アメリカのこの街では、だれもわたしをそんなふうに見ようとしません。「障がい者がいる」とふりかえるのになれていたわたしは、道ゆく人がちっともわたしの車いすに注目しないので、がっかりしてしまうぐらいでした。】

あらためて。
著者は1956年福島県生まれ。生まれつき骨が弱い特徴をもつ。22歳で親元から自立。~様々な分野で当事者として発言を続ける。

今までの著書からではおそらく話されていなかった、お父さま、お母さま、妹さんのことも綴られ、ご本人はお父さまの強さを持っているのではと感じました。
恋愛のこと、性のことも、体験を踏まえ書いています。

お嬢さんの宇宙(うみ)さんは、ニュージーランドの大学で社会福祉を専攻中。
宇宙さんは、お父さん、お母さんだけでなく、たくさんの人々に育ててもらった環境にありました。
私は勝手に、ご家族3人寄り添って生活していらっしゃると思い込んでいたのですが、今は母親である遊歩さんは北海道に、お嬢さんは前述の通りニュージーランド、そして父親のタケさんは東京と、すっかり別々に暮らしているとありました。

東日本大震災、そして福島の原発事故。とりわけ福島の人の人生を大きく変え…。
そのうちの一家庭であったようです。
【わたしたちは正直に生きようとしました。】
いつでも前を向き、行動してきた一家。だからこそのライフスタイルを選択…なのでしょう。
【目の前に、ほんとうにいとしい人がいなくても。タケさんが、宇宙が、遠いところにいても、彼らもしっかり生きている。それを知っていることのよろこび。いとしい人たちにかこまれながら、おだやかに日常を送ることができています。】
私が記憶するに、入籍という形はとっていなかったご夫婦。新たなステップということですね。

その他、宇宙さんのしたいということは尊重してきた…等、付箋はたくさん付きましたが、細かくは私の心にとめておきたいと思います。
遊歩さんの強さをまた知りました(ご本人はこのような表現は好きでないかもしれませんが~)。

多様性のレッスン: 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

多様性のレッスン: 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

  • 作者: 安積 遊歩
  • 出版社/メーカー: ミツイパブリッシング
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: 単行本

もう一冊は、宇宙さん(1996年生まれ)との共著で、一般の方からの質問に答えるカウンセリング形式でした。
【社会は、障がいをもたない人のからだに合わせてあらゆるところがつくられてていますから、居場所がないと感じるのは当然です。~】

遊歩さんが開拓者として前進してきたのに対し、宇宙さんはまた違ったしなやかさを持ち合わせて回答している気がしました。それをそのまま大切にしていって欲しい。

【医療はあくまでサポーターです。サポーターが言うことは参考意見であり、決定権はあくまでご自身にあるということを、自覚しておきましょう。】
医者が絶対ではない。イヤなことはイヤ。その声を出していくということ(遊歩さん)。

【25歳の時、妊娠したかもしれないと思うことがあって、医者に行き、「そんなからだで妊娠するわけがない」と言われました。本当に傷つくと同時に~(略)」】
ひどい医療従事者ですね。少し時代は前だけど…で、片づけられることではなく。
幼い時から実験台のようにされた、と既刊にもありました。
このようなことがけっして許されてはいけない。私も声を大にして言いたいです。

母と子の共著 [安積遊歩さん]

安積宇宙(あさか・うみ)さんの記事が朝刊にありました。安積遊歩(ゆうほ)さんのお嬢さんです。もう22歳になったのですね。お母さまの志しをしっかり受け継いでいるのだなぁ。
ご両親は今も仲よしでいらっしゃるのでしょう。うらやましい。
新刊の入荷を待って(笑)読みたいと思います。

女に選ばれる男たち-男社会を変える [安積遊歩さん]

女に選ばれる男たち―男社会を変える

女に選ばれる男たち―男社会を変える

  • 作者: 安積 遊歩
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 単行本

安積遊歩さん(1956年生まれ・骨形成不全症)と、TVなどで発言も多い辛淑玉さん(しん・すご:在日コリアン3世・1959年生まれ)の対談集。それぞれの共同生活者であるパートナーの男性も発言←これもまたよかった(1972年生まれと1969年生まれ)。なかなか有益な一冊でした。

【~遊歩はパートナーとしてやっていくにはあまりにも面白い人だと思ったからですね。ぼくがいちばん惚れたところは、遊歩がどんな場面でもハッキリものを言って、人生をまるごと生きている姿です。~ぼくは自分の中途半端さがいやだったし、ほんとうに大事なことをこの人生でやりたいという衝動がいつもあったから、そのためには遊歩のそばで学びつづける関係がいちばんいいだろうと思ったんです。~ぼくはそのとき大学の4年生で、身の振り方を考えなきゃいけなかったんだけど~おかげで会社に就職することは免れたけど、遊歩のところへ「就職」してエラいことになりました・笑。仕事で子どもにかかわりたいと思っていたら、子どももできてましたし・笑。】

【辛:世の中の男って、ちょっとやっただけでほめられるじゃない。あれがダメね。「うちはゴミ出ししてますよ」とか、そんなのあたりまえじゃんって思うんだけど。女がやってもけっしてほめられないことを、男がやるとほめられる状況がえんえんと続いているから。】
男性は、家のことを一切やらないでよい、というように育てられていることが多々あると。
『お母さん一人が忙しく動きまわって、お父さんは座ってるだけ』というのは悪しき風習。
今の若い人は性別役割みたいなものから、サラリとフリーになろうとしているかもしれない、と。
【辛:~男がちょっと「介護のために会社を休みます」って言うと、美談になるんだよな。その何百倍の数の女たちが、休むどころか、退職までして、それをやっているんだと思うけどさ。】
【辛:「女房が稼ぐからといって、オレが家の仕事をやるのか」っていう“男の沽券”。】
女性の方が働くのに適しているのなら、もちろんそれでいいのだし、その分、家のことをやったり、妻の働きやすいようフォローしているパートナーがもっともっと自然にたくさんいて普通、と私も常々思ってきた。そういうふうに、しなやかに考えられる男性がたくさんいていい。

辛さんは、体を壊し、手術も経験した。
【(辛さんはパートナーに自分の体の状態を説明。)「いちばん大事なのはあなたの身体だから、あなたが将来産みたいというなら、産むための努力をいっしょにしましょう」って言うの。「でも、あなたの身体が大変で、いろいろ生きていくのがしんどいって言うんだったら、(子宮を)取る決断をしましょう。子どもがいなくても豊かな生活はできるから」って言ってくれたんだよね。若いのに、おまえ、ようできたな、って感じで・笑。つまり、決定を家のためとか家族のなんとかじゃなくて、私がどうしたいのかっていうことを、いちばんのスタンスにしてくれたので私は助かったよね。私は、子どもは好きだし、ほしかったけど、「自分の産んだ子どもだけが子どもだ」という認識は少なかったのね。現実に面倒みている子もいたし。産まなくても、大人としてやるべきことがあるだろうとも思っていた。】
その通りだと思う。年下のパートナーもまっとうにまず彼女の体を案じ、そして深い包容力があった。
辛さんは在日であることで受けてきた差別などについてもいろいろと述べている(すみません、ここでは略)。

【遊歩さんパートナー:最近、男性の自殺率が上がっているじゃないですか。リストラされて家族に打ち明けられなくて自殺したりとか、自営業で経営に行き詰まって一人で悩んで自殺する男たちがいますよね。子どもでもいじめられて、だれにも相談できずに自殺する多くは男の子。そうやって男はひとり抱え込んで自殺していく。男は黙ってナントカの「男らしさ」の呪縛が働いていますね。誰かに話すとかぶちまけるという安全弁がない。「苦しいよ、助けて」ということを言えない男のモードがあると思うんですね。このモードを変えてゆかなくちゃいけない。】
2001年の刊行。だいぶ経ち、世の中の男女差はその頃より薄くなってきてはいるかも!?
私は女だからか、男性特有の、このような背負い込みを真にわかってないかもしれない。でも、もうそういうのはなし。男だから、女だから、はない。日本人であるとかないとか、障害があるからないからではなく、ひとりひとりの違う人間として、思うことを発言できる社会でなくては…だろう。

知ってはいたが、この女性2人は言い澱むことのないタイプ(人間として一本通り、たしかに強い!)。このような人を素晴らしいと選ぶのは、なぜか年下のパートナーが多いですね。年齢は関係ないといいたいけれど、同世代や上の男性ではなかなかついていけない、っていうのもありますかねぇ。。。
…認識を変えさせられた一冊でもありました。出会えてよかった。
《マイカテゴリーに安積遊歩さんをつくりました。》
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癒しのセクシー・トリップ-わたしは車イスの私が好き! [安積遊歩さん]

癒しのセクシー・トリップ―わたしは車イスの私が好き!

癒しのセクシー・トリップ―わたしは車イスの私が好き!

  • 作者: 安積 遊歩
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社
  • 発売日: 1993/11/20
  • メディア: 単行本

読んでよかった。やはり、これがこの人を端的にあらわしている最初の書、と思われる。
どれもそうだが、あけすけに書いている(何十時間もかけて話したものを、編集者が一つの原稿にまとめ、安積さんがそれに何度も何度も手を入れてできあがった、とあり)。

【~しょっちゅう医師の回診があった。大先生といわれる人がインターンをおおぜい引き連れて、みんなぞろぞろと見てまわるのだ。~とつぜん嵐のようにやってきて、有無を言わさずパッパッパとパジャマをむしり取ってはだかにし、大先生が私をさしながら「ああだ、こうだ」とインターンに説明する。それがもう、くり返し、くり返しある。】
事前に許可をとることなんて、まず一度もなかったという。

【日本で、妊娠したかと思って産婦人科に行ったことがある。そのとき、なんの検査もせずに「あんたみたいな人が子どもなんて産めるはずがない」といい放った医者の、ものすごい侮辱的なまなざしに、私はショックでことばを失った。~障害が遺伝するから、子どもは産むな、と言われたこともある。
このことを友人に話したら、彼女はもうれつに怒った。障害が遺伝しようとしまいと、子どもを産むかどうかは両親が決めることで、医者はその決定に全面的に協力する立場にあるだけなんだ、と。】
その通りでしょう(オーストラリアはその点、行き届いていたとあった)。

【「人の迷惑にならないように生きなさい」と施設で徹底的にたたきこまれていた。~でもなかまたちはとうぜんのことのように私に言った。~おかげで私は「人に頼めばいいんだ」と、すぐに発想の転換ができた。「助けて!」と言ってもいいんだということも。】

28歳の時、アメリカに障害者運動のリーダーとして半年、研修で留学するチャンスがあり、それによって、さらに視野が広がった。これが大きかった。
【(アメリカで)一人で電動車椅子にのって街を歩いていたら、なんと向こうから来た人が私に道を尋ねてきた。エッ、私に聞くの?すごい!こりゃ、初体験だ。日本でだったら、障害をもってる人が道を聞かれることなんて、まずない。たいていがチラチラ、ジロジロ見るか、目をそらせて無視するかのどちらかだ。
ストリート・ピープルにお金をねだられたときは、もっとびっくりした。日本人の障害をもった女の子に「10セントちょうだい」だって。すごい、すごい、なんて新鮮なことか!】
一人としておなじ生き方をしている人がいない、思いつきもしなかった世界がそこにあった。

書いているときりがないが、間違いなく革新的な一冊。もう20年も前の著作だが。
この本に触発され、安積さんの講演(たしか…)に出かけ、言葉を初めてかわし、その後パートナーとなった彼も(当時はかなり若かったわけだが)、それまでの彼女の人生を踏まえた上で、寄り添う道を選んだのは大きな勇気(愛)だと。
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車イスからの宣戦布告―私がしあわせであるために私は政治的になる [安積遊歩さん]

車イスからの宣戦布告―私がしあわせであるために私は政治的になる

車イスからの宣戦布告―私がしあわせであるために私は政治的になる

  • 作者: 安積 遊歩
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本

図書館本ですが、帯も丁寧に貼られていました。そこには、上野千鶴子さんの紹介文あり。
先日に続き、安積さんの本。家族揃っての、表紙がとっても素敵です。
【骨形成不全症といって、カルシウムを吸収しにくい病気だ。そのため、骨が十分に成長しないから、身長の伸びが子ども時代でストップすることが多いし、きわめて骨折しやすい。】

【私の妊娠・出産の経緯を、NHKがドキュメンタリー番組に…。】
また見る機会が欲しいなぁ。アーカイヴスにあるかなぁ。
☆前回の読書で把握していなかった点。安積さん、婚姻という形はとっていませんでした。でも、事実パートナーであり、2人の間にお嬢さんが誕生。以前、別の方と籍を入れる段階になり、相手の家族から大反対された苦い経験もあり、形にはこだわらなくてよい自分となったそうです。
そして、私の思い至らなかった点。著者にとって、出産とは子どもを産むということにとどまらず、自分の体がそれに耐えうるか、まさに命をかけた決断となること。そのことを深く考えず読んでいたことを、反省しました。

【(医師たちは)ただ私が障害を持っているというだけで、頼みもしないのに、さまざまな検査を当然のようにさっさと行ったりする。】
ひどい話だと思う。せめて、断りはないものか。幼いうちから、これを繰り返されてきた安積さん、これはおかしいと積極的に言葉・行動にするようになる。

【出生前検診→それの意見するところは、私とおなじようなからだつきをした人は、どんどん誕生を阻まれていくということだ。これを医学と科学の発展と喜んでいいのだろうか。】
【自分が障害をもっていても、高齢でも、さらにおなかの子に自分の障害が遺伝する確率が高くても、それで産んでいいのだ。
そして、生まれると決めたおなかの子は、主体的に生まれてくるのだ。いのちのなんと力強いことか。】
【赤ちゃんというのは健康で生まれてくるものだと思わされている。赤ちゃんといえば元気でまるまる太ったじょうぶな子こそが唯一のあるべき姿、という思い込みがありはしないか。】
【障害をもって生まれることは、まわりの人々の期待を大幅に裏切るというまったく予想もしなかった人生のスタートをきることになる。】

…著者のパートナーは、以前出版した本の偶然の読者であり、そこから知り合い、至っている。
私の住む地域の図書館にその本は所蔵していないので、ここはリクエストして、都内他館から取り寄せてもらおう。
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いのちに贈る超自立論 安積遊歩さん [安積遊歩さん]

いのちに贈る超自立論―すべてのからだは百点満点

いのちに贈る超自立論―すべてのからだは百点満点

  • 作者: 安積 遊歩
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本

“安積遊歩(あさか・ゆうほ)さん”の名をご存知でしょうか。こちらに立ち寄ってくださる方は、もしかすると「はい」が多いかもしれません。私がこの方の存在を知ったのは、Ayuがまだ幼く、地方に家族3人で住んでいた頃。同じ地域のダウン症の幼児を持つ親たちとの集まりの中で…だったと記憶しています。
約10年前くらいに、NHKの特集でもとり上げられていたので思い出された人もいるかと。

1956年生まれ。生後40日で「骨形成不全症」と診断。骨折を繰り返すなど、身体に不自由はありますが、ご自分の人生体験をふまえ、社会活動と共に、さまざまな発言をしてきました。
その中で、障害をもたない年下のパートナー偉丈(ひでたけ)さんと結婚、40歳でひとり娘の宇宙(うみ)ちゃんを産みました。
安積さんの病気は、2分の1の確率で子どもに遺伝するといわれており、それを承知の上で出産。直観で、お腹の子は自分と同じだと感じたそうです。

【私が(夫の)偉丈をいいナと思う点はいくつもあるが、(娘の)宇宙の障害に対する否定的な思いをいっさい感じさせないところが、もっとも尊敬している点である。
かつて、彼の母親が「宇宙ちゃんのこの足が問題よね」と言ったとき、間髪を入れずに偉丈は、「宇宙ちゃんのここがかわいんだよ」と、まだ1歳になるかならないかの彼女の足にふれながら言ったのだ。
いまでもそのことばは、私の内なる優生思想をらくらくとキックすることばとして、燦然と心のなかで輝いている。】
私は電車の中で泣けてきた。

歳の若いパートナー、そしてそれをとりまく彼の家族(特に母親の複雑な思い)、生まれてきた女の子…そのあたりを番組は伝えていました(宇宙ちゃんはまだ赤ちゃんでした)。
この本の刊行時(2009)、宇宙ちゃんは13歳になった、とありました。お父さんにとってもよく似た面立ちに私はなんだか嬉しくなってしまいました。

おわりに、より。
【私は、なにをするよりもまず、障害をもつ自分が長生きをすることが、最後の社会変革であると信じてきた。社会に迷惑な存在、あってはならない存在と位置づけられてきた私たちが、長生きをすることをとおしてこの社会に価値観の変革を迫りつづけるのだ。
ただ、娘の宇宙を産んでからは、その使命感にもまして、彼女との日々を少しでも多く生きたいという思いが強くなった。~いま、一日でもたくさん、穏やかに人と共にありたいという思いからの、長生きに変わったのがうれしい。】
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