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12月&1月 [振り返る&迎える]

《振り返る12月》
友と年内最後のウォーキング☆☆☆☆・母とAyu作業所見学☆☆☆☆☆・衿&Ayuクリスマス船旅☆☆☆【記録は年明けになります♪】

《迎える1月》
衿歯科定期健診・Ayuダンス・有休消化して断捨離・両親通院付き添い・認知症関連資格更新講習1回目(3月末まで数回参加&提出物にしばらく追われます)etc…
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今年の私の漢字一文字は『旅』でしょう。旅元年、でした。2年目は…いかに?
年末のAyuとの宿泊の様子もUP出来ていない等、やり残していることは多々ありますが、一番気になっていた「冷蔵庫の掃除」が昨日済んだので(Ayuも自主的に手伝ってくれた・作業所で行った年末大掃除に影響された模様)もうよし!とします。あとは細かい整頓をして、年明けにまたぼちぼち片づけられればいいや☆としました。
気になっているTV番組もたくさんありますし、ゆっくりします。
残してしまった数冊分の読書記録も、新年に先送りです。

今年も『衿Diary』にお立ち寄りくださったみなさま(友人、人生の先輩、そして実際にはお会いしたことのない方々)、ありがとうございました。
ここは、私の心の整理にとって大切な場所です。
ひき続き、来年もどうぞよろしくお願いします!
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クリスマスの約束2017 [テレビ]

29日より(~4日)年末年始休みに入り、ゆっくりできた朝、最初に観たのがこれ。
だいたいは(笑)飛ばさず一度観たところで、私の感想。

定番になってきた「委員会バンド」中心の形、これはイイと思う。
今回、「いきものがかり」では確か歌唱はしていないだろう水野サンが、とってもかっこよく映った。惚れた☆(スキマスイッチの大橋サンは元々お気に入りの私)
「委員会バンド」ではないようだが、松たかこさん(ご主人はいつもギター演奏メンバー)、JUJUさん、和田サンは準レギュラーね(ようやくのオリジナル曲goodでした:奥さま客席にいましたねー、ドラマはお休みしてますかね~)。

長いばかりはよくないのかもしれませんが(今までより時間短縮だったよう)、全体的に「編集した」感が漂っていたのが残念。会場にいるかのような臨場感が持ち味の番組と思うので。
「カーペンターズ」にどっぷりハマった時期があった私、唐突にではなく、コメント付きでちゃんと2曲くらいはやって欲しかったです。
かまやつさんメドレーはよかったのですが、どれか一曲フルコーラスで…の方がインパクトがあったかも(仕方ないのかもしれないのですが、小田さんも古希!とのこと、その年に去っていった方の追悼になりがちな~?は、出さない方がよい気が・説明なしに悼み歌う感じがOKでは・親しさにもよるのでしょうが)。
「委員会バンド」でしかできない『訳詞』はよかった。またやって欲しい。
…あと、いつもの斉藤由貴さんのナレーションでなかったことが残念無念。次回は戻ってきてくれ~~。

と、なんだか毎年楽しみにしているくせに、小言っぽくなってしまいましたが、これも「好き」だからこそ。Ayuはこの録画を観たあと、『クリスマスの音楽やって!』と年末のTV番組を差し置いて、また流せ!とうるさいです。十分、Ayuにもこの番組のよさは伝わっています。
まだまだこの休み中、我が家ではリピートされることでしょう(また観たら、私のこの感想も変わってくるか!?)。

小田さんも、企画からほぼ半年(年中?)、これに力を注ぐのは大変。一時間半の長さでよいので、編集は極力せず&息長く毎年楽しませて欲しいです(これは番組担当者の方への希望かな)。

そして、そろそろ視聴者のリクエスト企画(選曲&一緒に歌ってほしい人も含め)=少ーし世間の声も受け入れてもよいのでは、と個人的には思うのでした。
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X'masくまモン [テレビ]

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デパートで鎮座してました。

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《お知らせ》
①みなさーん、『クリスマスの約束 2017』、25日(月)深夜23:40~25:25放送ですよー。たいていの方は出勤日の早朝なので録画でしょうか。

↓ 下は、見ない方が楽しめるかも、なので、ご注意デス。
http://www.tbs.co.jp/program/christmasnoyakusoku_20171225.html
…初めて私も願わくば~と観覧応募したのですが叶わず。あいかわらずすごい人気です。

②元旦夜、田中陽希+ももいろクローバーZ「グレートトラバース3 プロローグ~冬の北海道大縦断~」。
…この年末、Ayuと2泊3日で出かけてきました。部屋で、偶然NHKの番宣を見て小躍り!した私(「」のことはまた~)。

陽希さんは、来たる元旦きっちりに、南から約1年半、完全なる歩き(走り、ですネ)で《山だけでなくその間もすべて自力で》三百名山制覇めざしスタート☆です。これで、間違いなく新年よりNHKの密着が約束されたわけで、ファンとしては大安心。
先日、私はウォーキングにも使えるゾ☆と、三百名山スタート記念のTシャツを購入してしまいました。応援の1つになるのなら…の気持ちです。
(参考:女性Mなら「XS」でOK)
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富士山とも(みなさんとも)お別れ【3日目】 [富士山周囲ウォーク]

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今朝は遠くはありますが、やっぱり窓から富士山(朝日と共に)と会えました【右の方】。
たいていの宿にあるこの台、なんていうのですかね? このガラガラBagを置けて便利ですね(これらの大荷物はもちろん移動バスに預ける・座席には途中で増えたお土産等は置いて身軽にウォーク)。
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西湖からの朝、これが一番寒かった。歩き始め前に添乗員さんの号令のもと行うストレッチを、すぐにやって体をあたためなければ…状態。
この日は「富士マラソン」があり、交通規制のため予定のコースは逆歩行(笑)となります~と数週間前にお知らせがありました。
あいかわらずきれいな冠雪の富士。
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ホテルでの昼食。あー、美味しかったのだけれど、やっぱり最後に出てきたか、名物ホウトウ。ごめんなさい、これだけは残しました。これもこのあたりの食事という「かっぱ飯」(きゅうりテイスト)はgood。
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北口本宮富士浅間神社で、今回のツアーの無事を感謝。私は「健康長寿」とあった、草履のおまもりを買い、この日の日付をあとで入れました。ウォーキングの時はお供にしましょう☆

忍野八海は…本来、湧き水で有名なのですけれど、外国人観光客でごったがえしており、私は「人」を見学しにきたんだか?!~に。二度とは行かないところ。
~山中湖は車窓からのみで通過。

静岡側から、山梨側からと富士山まわりを一周して、初めて、ああこういう形をしていたのねぇ~と。噴火でボコッとへこんでいる部分もあるのですね(恥ずかしながらこれくらいの知識)。
この旅行中は、どこへいっても「富士山」が見守ってくれました。参加者は口々に、「連続の快晴、こんな日和もめったにないよ」と。
《但し、今年はどこも紅葉は美しくなかったのでは?と(京都は間違いなくダメだったと)・夏の長雨、秋口の暖かさなどが影響したのでしょうか。》
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静岡サイダー、インスタントの「富士宮やきそば」や道の駅での土地のものなど、ついAyuへの楽しいお土産に。

…最終日、ウォークとしては、約6㎞。観光も含めて14,000歩。トータル20,000歩。
この3日間で、計約30㎞
富士山の雄姿、一生忘れない旅でした。おしまい。 
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単独では無理な青木ケ原樹海【2日目】 [富士山周囲ウォーク]

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こちらでも紹介しましたが、目が覚めてカーテン開けたら富士山。
うー、感激の一言。そしてきょうも快晴。最高☆

★申し遅れましたが、富士山の周囲ウォークコースを完璧に一周すると「155km!」だそう。この旅行社では数年前に何回かに分けて、このコースを全覇する企画があり、そこからヒントを得て、景色も足場も比較的よい、この『いいとこどりコース』(計約30km)を設定♪

バスの座席、2人連れはもちろんお隣同士ですが、おひとりさまは添乗員さんが毎日男女別でシャッフルしてくれます。バスの前の方、後ろの方、窓側、通路側と全行程で平均して。おまかせで割り振られるのはとても楽です。
「きょうは2席広々と使えるのかしらーん」と思っていたら、慌てて最後に乗車してきた方が隣に。なんとバス出発15分前!に目が覚めたそうで(考えごとをしていたりで寝付けなかったそう)、ホテル階下での朝食バイキングはもちろんパス、メイク(笑)だけ急いでして乗り込んできたとか。この旅行直前に心配ごとができ、それをとりあえず先送りして決行した、と。みな非日常の旅で気分転換をはかっているのですよねー(60代かな・数年前にご主人を亡くされたのち息子夫婦&孫と同居、いろいろと環境が変わったそうです)。

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朝霧高原付近でしたか、ハンググライダーの飛行練習、わかるかな?

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本栖湖畔(現1,000円札の裏はこの湖だそうです・「逆さ富士」の絵ですねー)でお昼。感じよく、美味しい店でした。食べきれないご飯を「おむすびにしますよ」と応じていました。そういう所で、みなお土産も買っています。
この連携プレー、商売において大切☆
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青木ケ原樹海をひたすら歩きます。絶対にひとりでは体験できません。ツアーだからこそ。
添乗員は先頭に男性1(脱サラして旅行会社へ転職の60代・登山&マラソン経験豊富)、一番後ろに女性1=計33名の大所帯。私は、早めの歩行でしっかり運動としたい+ガイド&情報を聞き逃したくない一心で、常に先頭から5番目には入るようについていきました。
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富岳風穴、鳴沢氷穴(←これは翌日に)という、いわゆる洞窟系にも寄りました。ヘルメットかぶって。こういうの、実は体験したかった☆観光客はいっぱいでしたが、少なかったのならもっと神秘さが増したと思います。

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泊まりは甲府。私は今年、この地になぜか縁がありました。この月のはじめにも高速バスで来たのでした。《12月は静岡へ~もあるので、『甲府&富士山づいた年』となります。》
この夜の、ビジネスホテル(残念ながら朝食は、前の宿より格段に評価ダウン)。
この晩は自由夕食。最初から街での外食は予定していませんでしたが、せっかくなので散策はしました。結局、部屋でコンビニの焼きそば(「富士宮やきそば」というわけではないのですが無性に食べたくなり、あやかった)でしたが。
土俵外で大荒れ中に決定した白鷗優勝を見ながら。
…2日目は、約14km。その間、22,800歩。トータル25,000歩でした。
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バスの車窓からまず見えた富士山に感激【1日目】 [富士山周囲ウォーク]

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ようやく報告です。少し紹介した通り、新富士駅で関西からのみなさんと合流《関西パワーはすごい☆と上高地旅行の際に聞いていましたが(笑)、そう強烈に思うこともなかったです(承知していたからその心構えが出来ていたかも?)》。
なぜ関西から富士山へ~が多い? 添乗員さん『東京からは天気のよい日、富士山が見えますよね? 近畿圏からは無理ですから…』と。腑に落ちました。憧れがより強いということでしょうか。
【この旅行、最初の食事(昼食)。美味しかった。お店の方手作り木目込み人形たち。店前には菊もたくさんあり、お好きなことが伝わってきました。
今回、歩行以外での乗り継ぎはこのバスで。】

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【一番初めにバス車窓から見えた白い富士の姿に、まず全員が感動。
白糸の滝。思っていたより広く大きくりっぱでした☆紅葉も終わり頃。】
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さぁ、3日間のウォーク開始です。天気は絶好調。
「田貫湖(たぬきこ)」は、キャンプしている人たち多数。

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湖に映っています!!「逆さ富士」ですね。

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夕方は「赤富士」です。添乗員さんもめったに見られないと。ラッキーでした。

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ウォーク中心ですので、2晩とも宿はビジネスホテルです。昨年オープンとのことで、大浴場もあり、あたたまりました。
夕食は近くのお店で。この時、向かい合わせになった京都からのおじさまとお話できました。
登山をする者にとっては、植物も生えていないような富士山は「登るにはつまらない」のだそうです(この方の弁)。つまり、少し離れて遠くから眺めてこう歩くのが、一番富士山を美しく楽しめる。
こうやって、見知らぬ人たちと徐々にみな打ち解けていきます。
…この日は約9㎞、その間14,500歩。一日トータルでは約20,000歩でした。
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Ayuの仕事場を見学 [Ayuのおしごと]

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Ayu祖母とAyu ↑【右:クッキー生地型抜き中】の作業所見学をしました。元パン屋の工場を改装した、今の新しい作業所に移転して丸2年。当初の見学時には、まだパン製造には着手していなかったので、ある程度現在のお仕事スタイルが確立してからの様子を間近に見ることができました(見学者も白衣等着用)。
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生地を「8g」にきっちり計ります。正確に出来ています。
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クリスマス・バージョンのクッキー【ベル】ですね。
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給食の様子も【配膳中】。

本人からうまく聞き出せない分、厨房の中の気温(白衣の下の服は極力薄着でよい:業務用の大きな天火がいくつもある)等、実際に体験してみないとわからなかった細かい情報を得られました☆
ババも実際に確認して安心したよう。明日からの孫との会話も変わってくることでしょう~。
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ビブリオ漫画文庫 [よんでみました]

ビブリオ漫画文庫 (ちくま文庫 や 50-1)

ビブリオ漫画文庫 (ちくま文庫 や 50-1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/08/07
  • メディア: 文庫

山田英生編。本・古本屋・貸本屋を題材とした短編の漫画を収録。漫画家の色がさまざまでなかなかの面白さ。19作収録。そうそうたるラインナップ(水木しげる等)、そして私が初めて知る名前もたくさん。
最近の作も含まれているが、1960年代のものも。この混雑さがたまらない。編者も巻末に作品解説を載せたのみでまったく語っていない。そこもよい。要は作品を見よ、である。

好きだった作。
松本零士「古本屋古本堂」(初出’70)、おんちみどり「古本海岸」(’09・高野文子「黄色い本」を思い出した)、諸星大二郎「古本地獄屋敷4」(’00)、楳図かずお「本」(’68)、うらたじゅん「中之島の図書館で」(’13)、辰巳ヨシヒロ「古本・とんま堂主人」(’07)、つげ義春「古本と少女」(’66)、永島慎二「ある道化師の一日」(’99)←とても短いけど好き・こう暮らしたい。

南日れん「舞子」(’85)はエロティックな部分ありだが秀作。目をひく。叙情劇画家として注目されたそうだ。1952~2012没。残念。
久住昌之作・久住卓也画(昌之の実弟)「古本屋台」(’07)もいいなぁ(『孤独のグルメ』の人ね・年末の放送楽しみ☆録画必見!)。本は重いので実際には「屋台」、難しいだろうけれど。
電子書籍についての客との会話。
【客1「しかしハナっから電子書籍で出すと「古本」になりようがない」客2「たしかに」主人「ったく商売あがったりだよ。…煙草をふかして酒でも少し飲んで、あとは寝転がって好きな本を読んでねむっちまえりゃ、ナンもいらんよ」客「ですなァ。iPadだのキンドルだの騒いだってねぇ」主人「だいたいアタシャ電気ってもんがキライなんだ。ホントは(屋台の)提灯もロウソクにして灯りはランプにしたいくらいで」】
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半年ぶりに友と [山登り&ウォーキング]

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師走の最初の土曜日、いつものメトロのウォーキング。友と歩くのは5月以来
4回に分けて時差スタート。朝型の私たちはいつも一番グループで応募するのですが、既にこの行列です。この手軽な散歩ウォークにいかに今、人が集まるか。
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ピーカン天気の上野駅も通過。千駄木付近では、来年の干支の犬たちもたくさん。

無事8.2kmゴール(その間11,800歩・この日トータル17,300歩)。
そこから少し戻って入ったお店が大当たり。おかわりのパンもいただき、雰囲気もよくゆっくりできて1,000円(税込)。もったいないくらいでした。おすすめ☆
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友との新年の歩き初め♪は来月下旬の予定。
しばらくぶりのため、家族の話などお互いはずみ過ぎ(笑)、歩きへの集中はかけてしまいましたが~。
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地図&完歩証バッジ。↑ これのみケイタイからの写真で不鮮明・やっぱりデジカメね☆】
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明るい夜に出かけて [よんでみました]

明るい夜に出かけて

明るい夜に出かけて

  • 作者: 佐藤 多佳子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/09/21
  • メディア: 単行本

山本周五郎賞受賞作。佐藤多佳子さん、お名前は知っていたけれど、個人的に「手にした」のは初めて(仕事上はたぶんある、それくらいの記憶)。
児童文学出身。←これはポイントとして高いと私は思っています。子ども向けに書くことがうまいということは、大人にはもっと上手に演出(この言葉が適当かは?ですが)できる作家ととらえています。

読み始めた時は、この人の作風なのか、この作品だけがそうなのか、話し言葉で綴られていることに違和感ありあり。私は(昔からある)丁寧な文章調の方が好みではあるのです。
しかし、進めていくうちにそんなことはどうでもよくなり、むしろこれでよし、後半にいくほどストーリーにひき込まれていきました。うまいです。絶妙に空気感が伝わります。本年のMy読書ベスト5に入ります!

【~好きな深夜ラジオだけは、色あせなかった。聴けた。ちゃんと聴けた。感情が動いた。笑えた。たぶん、だから、俺は、自分で自分を病気だとは考えてなかったんだ。】
いろいろあって大学休学中。実家から出て、コンビニでアルバイトする中での交流を描く。
深夜とはいえ客と私的な会話で盛り上がれるのか…等はありましたが(フィクションですからネ)、そんなことはどうでもよい。
人付き合いが苦手な彼、わずかな(4名)関係の中で生まれたあたたかい血が徐々に流れはじめます。
『虹色ギャランドゥ』のラジオネームの女子高生がよい。彼女にもどこか屈折はあるのですが、本質的に素晴らしい考えの持ち主(小説なのでぼやかしておきます)。歌い手であるコンビニ先輩もいい。昔からの友もよい(さりげないが)。

2014~15の『オールナイトニッポン・byアルコ&ピース』が何でも出てきて異色な本と思いますが(あとがきではもちろんことわりを入れていること、そしてこんなふうに書いてもらえて幸せなコンビだと思う)、この深夜ラジオ番組が彼らたちの心のよりどころとなっています《この番組を生放送で聴くために主人公はバイトの休みを設定する熱☆》。
作者自身が実際にハマって聴いていたそう(私よりちょっと上の方なので、これから私もハマれるか?・笑)。
今のラジオは十分に聴き手とナマで交錯(Twitter等ネットを介して進行)していて、私がかつて馴染んできた受け身(+ハガキ職人)で聴く『ラジオ』とは状況も変わっていますが、それでも『ラジオ』って媒体が今も悩み続けている若い人たちを精神的に救っているならば、テレビやスマホよりずっと素敵で、今後もけっして無くしてはいけないと思います。
『ラジオ深夜便』もあるし、中年以降も十分救われている、ですね♪》

よい物語は、恋愛を描かなくても十分成立するのだ。それを実証してくれました。最後までワクワクな通勤読書(会社での小さなことも雲散霧消)。
この続きが知りたいな。できそうですよね?(でも書かないかな??)
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