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母と子の共著 [安積遊歩さん]

安積宇宙(あさか・うみ)さんの記事が朝刊にありました。安積遊歩(ゆうほ)さんのお嬢さんです。もう22歳になったのですね。お母さまの志しをしっかり受け継いでいるのだなぁ。
ご両親は今も仲よしでいらっしゃるのでしょう。うらやましい。
新刊の入荷を待って(笑)読みたいと思います。

4月&5月 [振り返る&迎える]

《振り返る4月》
両親の通院(運転できるようになって一番効力を発揮するのが病院通いだわね:脚がもう丈夫でないし~)☆☆☆・地域の清掃参加☆☆・あんずの里ウォーキング☆☆☆☆★・この冬最後の積雪かな(4/10)☆・Ayu作業所でお花見☆☆☆・お濠付近の花見☆☆☆・畑仕事再開(4/20)☆☆☆・叔母の友人宅2軒にお呼ばれ☆☆☆☆・春タイヤに交換(4/23)☆☆☆

《迎える5月》
念願の旅へ(東京経由)・作業所のみなさんと障害者スポーツ大会に親子で参加etc…

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ご近所に住み、新聞を毎朝配達してくれている女性が、ご自身が収穫された旬の野菜を時々玄関前にそっと置いてくださります。
今朝は、たらの芽をたくさん。お昼にさっそく天ぷらに☆

ラジオ体操、再開~ [からだを動かす]

そういうわけで、「ラジオデッキ」登場により、再開しました。ラジオ体操
昨夏より新生活になり、平日の我が家の朝食は6:45がルールになってきました(休みの日は1時間ずれの7:45)。

2階の私とAyuの起床は6:15で、身支度のあと6:30からのラジオ体操を実行することに(土日祝は免除・爆)。
団地住まいと違い、階下への音を気にせずOK♪
…といってもAyuは、第2体操にギリギリ間に合うか~?くらいになってしまいますが。よい習慣として定着させたいです。

《基本、叔母と私たち4人家族の食事は別です・平日の朝の調理担当は私の母で、配膳からAyuと私が担当します・母は以前と比べると家事はしんどくなっていますが、早起きで(笑)自室から台所も近いので、味噌汁作りは継続してもらっています・役割はとらず、みな持たないとね☆》

使う電気は4つ [稲垣えみ子さん]

少し前の、ラジオより。
稲垣えみ子さんの電気代は、毎月200円。
使っている電気製品は「あかり」「パソコン」「ケイタイ」、そして「ラジオ」の4つという。

今までの著書によると、『家ではパソコンは開かず、仕事は外で(喫茶店などで)済ます』→つまり「ラジオ」は「パソコン」からは聴かず、「ラジオ」本体そのものから♪~ということになる。
ならって私もラジオデッキを久しぶりに出してきた。局によって雑音も少々あるが、思っていたよりクリア。
ラジオを聴く予定が、パソコンの立ち上げにより、ネットサーフィンの方についハマって…は気になっていた。

…テレビのない部屋で、Ayuは布団に入り、ラジオを聴いています。持っているCDをかけるのと違い、予想にない曲が流れるのは楽しいみたい。

緑の季節がようやく、、、 [Ayuのおしごと]

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【2月末の庭と、きょうの庭:緑の登場があきらかです】

きょうは天気がくるくる変わっています。曇り→晴れ→曇り→一瞬雹(ひょう)!
午後から冷たい風ですが、3日前くらいからすっかり春めいてきました。
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こちらは、ジューンベリー(の樹)。

世間は10連休ですね(私はずっと休んでいますが~・苦笑)。
Ayuの作業所は、土日は休みですが、祝日は実はやっています。東京では、土日祝が休みでしたので、現在も原則、祝日は休ませていますが、希望すれば通所できます。
「10連休、はよくない★」で、元来のカレンダーに忠実に「30・1・2日」は出勤させることにしました。
といっても、対外的にお休みになるので企業から作業が入ってこない…が予想され、その時は外へ連れ出してくれるそうです。ありがたやー。それもよい社会勉強。

《先日、以前お世話になった作業所職員さんが近況がてらお電話くださり、いたしかたなく10連休にしたそうですが、利用者である障害者の長期休みは本来よくない、と言っておられました。それまで保たれていたよいペースが乱れるわけですね。》

イチゴ、ネギ…いただいて植える [信州で作物を育てる&自然や花]

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予定外に突然ご近所さんなどから苗をいただくことがあります。
今回は、イチゴ。粒は小さく、すべてジャム向きです(ジャムもいただきまして、その美味しいこと!)。本来は秋に植えるらしいのですが(つまり実がなるには一年待つ)、今からうまくつくかどーか。
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畑仕事をやっていると、今度はお向かいさんからどーぞ、と。「松本一本ネギ」というのだそうです。大量に。
これは80坪の畑の方でなく、庭内の小さな畑の方に。寝かせているふうですが、根付けばすぐに立ち上がってきます。我が家はこれでネギいらずです。

逃北 ~つかれたときは北へ逃げます [よんでみました]

逃北~つかれたときは北へ逃げます

逃北~つかれたときは北へ逃げます

  • 作者: 能町 みね子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/02/22
  • メディア: 単行本

私はこの人をよく知らなかった。特徴的な名前《双方の祖母の名前をもじったらしい・たしか絲山サンもそういう命名だったと記憶する》はちらちら見たことがあった。今年度より週一でラジオのパーソナリティーに~を知る。そして気がつけばNHK総合の夕方ニュース内でコーナーを持つ姿にも出会っていました。

…と、飛び越えて書きますと、エッセイなど連載もたくさん持っている方で、そのラジオでの語り口調はとてもきれいで品を感じます。それって、TVより要求される点ですよねー。

4月開始の、その番組第1回を例によって『聴き逃し』サービスで拝聴。
よかったです。気負いがなくて、自分の言葉を持っている人だなぁと。

→それで、いつも通り著書を借りる準備(=図書館予約)。
…最初から感じてはいましたが、都内の図書館と違い、蔵書の質が落ちます。ある著者にとって肝心な本を、地域のネットワークすべて見ても「押さえていない」デス。
リクエストすれば、他県より相互貸借で用意してくれるかもしれませんが、そこまでは意に反するので、著者の限られた在庫リストから選んだのがこれ、でした。

説明はいらないと思われますが、能町さんはお姿は女性で(戸籍も女性に)、元は男性です。そして、それを前面に押し出すタイプでないエッセイスト(文筆業)です《それで一本立ちするために目立ったタイトルの著書もあえてありますが~:1979年生まれ》。
同様に高学歴なこともここでは不要でしょう。

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あー、前置きが長くなりました。
「逃北」は「とうほく=東北」です、もちろん。
私、深い理由は著者以上のものはないのですが、自分が旅に出かけた先は振り返れば確実に東京より「北」が多いのです。南の明るさより、厳しい冬を持つ地の方に足が向く。気質、というのでしょうか、流れる&感じられる風はそっちの方が合う。
そこは一致しました。
《著者の生まれが「北」(北海道)であることも、深く起因していると思う:育ちは茨城。》

【都会での生活に倦んだとき、南に行って気楽になろうという方面には進まず、北に行ってしまいたくなる。】
【まず私は、旅のなかで、観光スポットをあまりメインにしない。~観光地よりは地元の土着の臭いのする街の方が好きなんです。】
【私は旅先で、旅行者らしくないふるまいをすることが大好きです。~そこで暮らしている自分を妄想するというワクワクの行動です。だから旅先でコンビニやスーパーに入るのがとても好きです。】
【旅先で地元の人だと思われることほどうれしいことはない。旅しているときはできるだけそこの住人の気分でいたい私としては、旅先に溶けこむことが好きなのです。~道なんか聞かれた日には、喜んで教えます。無理してでも。】

【(略)~この日こういうものを見て、私はなんとなく、会社を辞めることを心に決めてしまった。やりたくないことは、やりたくない!って思ってしまった。~辛くなったらこれからもこんなふうに逃げればいい、と思ったのもこの時だ。私はその半年後に退社して、それから一度も正社員にはなっていない。良くも悪くも、私をこんな(ふう)にしたのは北です。】
【私は北の地で活力があふれるわけでなく、淋しさに打ちのめされるわけでもない。そこでただ自分自身の満たされなさと北の空気が同化していって、ひんやりとわだかまりが霧消していくのを楽しむだけです。やわらかいあきらめのような気持ちが生まれます。】

【(グリーンランドへの旅前に)~オーロラは、まあ、見たら感動すると思うんですよ。でも、情報化社会のこの世の中、私はオーロラがだいたいどんなものかは残念ながら分かっているわけです。~そういう興味は二の次だよ。私が気になるのは、「人が住む北」や「北に住む人」です。】
【~ネットで名所を調べたりもしない。街をうろうろ散歩したり、ただ喫茶店などでダラダラしたり、したい。よっぽど気が向いたら観光地に行ってあげてもいいよ、というスタンス。北の地でその期間過ごせれば十分ですもの。】
このあたりは、森さん稲垣さんと相通じますね。

【ここは…世界の果てみたいだ。人工物はたくさん見えるのに、人だってすぐ近くに住んでいるのに、天国みたいだ!「いいねえ…」「ここは、すごいね…」(友とグリーンランド・ヌークで)】
すべてが自然に囲まれているところでなくとも、こう思える瞬間、場所に、これからの人生において、私も出会いたいものです。

《おまけ》
元号派ではないので、「平成はどういう時代だった?」などの括りはイヤ(嫌い)なのですが、男性とか女性とか、~らしさとか、そういう基準から世の中が解き放たれてきたことは「平成」での大きな点では、と個人的には強く思います。
障害者への偏見なども、ひと昔前と比べたらあきらかに違い、溶け込んだ受けとめ方になってきてますよね(まだまだ、もありますが)。

畑しごと再開~ [信州で作物を育てる&自然や花]

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春です。ジャガイモ(キタアカリ)の種イモを植えました。
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トマト、キュウリなどの種を買い(苗になっているものは高いそう・笑)、育てることに。うまくいけば、植えかえます。夏野菜、収穫できるとよいな。
目下の敵はイノシシです。

お隣りも含め、きのうの日曜でサクラは満開を過ぎた感じです。
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庭のハナモモが咲いてきました。
チューリップは、開いてくる前の方が私は好き。スイセン類など球根が花盛りです。

しだれ桜もいい [サクラ]

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年明けから街中の歯科に通っています。足をのばしてしだれ桜を。もう満開を過ぎていました。
このあたりは何度か散策しましたが、確実にいつもとは違っていました。さずがサクラ、でしょうか。お濠もいつになく風情あり。
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ソメイヨシノ、まだです [サクラ]

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私の住む地は、市街地と離れており標高もあるのでまだまだ~。
お隣りの庭のソメイヨシノを失礼して…。きょうは暑いくらいの陽気ですが、まだこんなところです。東京はもう葉桜なのでしょうねー。

長い長い郵便屋さんのお話 [チェコいろいろ]


『長い長いお医者さんの話』(岩波少年文庫)が懐かしいですが、最近(2018.10)新訳で刊行。この中に「~お医者さんの話」も含まれています。カッパのお話もあり、新鮮でした《カッパはヨーロッパにもいるのね・笑》。最後の方、走り読みになってしまいましたが、冒頭のタイトル作品が一番よかった気がします。「長い長い~」は他のバージョンもあったわけです(「~お巡りさん」なども)。
カレル・チャペックは1890~1938年、チェコ生まれ。第一次世界大戦と第二次世界大戦のあいだの20年ほどの短い間に活動。この作品は1932年作。今回も、兄ヨゼフ・チャペックの挿画です。やはりこれでなくては。

前述の岩波・中野好夫訳(1952年)は英語訳からの重訳だったのだそう。この英語訳がチャペックの原作とはかなりかけ離れており、今回栗栖茜さんがチェコ語から翻訳《チェコ語はもっとも難解な言語ともいわれる》。
栗栖さんは1943年生まれ(男性)。医師、翻訳家。出版社海山社代表(この本の出版社だ~:これもそうだった・もちろん訳も♪)。父はチェコ文学者の栗栖継さんとのことです《+ネット調べ》。

平成のうちに、、、 [整理整頓をめざして]

先日の通り、私は西暦一本推奨派ですが、自分を奮い立たせるために『平成の汚れは平成のうちに』と課し、気になっていた拭き掃除を決行しました《まずは自室→追って家中せめる予定》。きょうの晴天でさらにお尻を押された格好。掃除機はまめにかけますが、雑巾がけはついつい後回しになる私デス。
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新元号が発表され、「〇〇のいもようかん」を思い出したのは私だけでしょうか。
そんな話をしたら、本宅へ一時帰っていた叔母が東京みやげで買ってきてくれました。美味しかった☆

アルクマ [山登り&ウォーキング]

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先日の「あんずの里」ウォーキング中、案内標識内にいました(アンズを持っている)。
これ長野県PRキャラクターアルクマといい、よく見るとリンゴをもじっていたのでした。
『歩くクマ』なのでしょう、以前のJRウォーキングでこのバッジをもらった時は、ちょっとテンション上がりました♪
《※バッジは参加のたび配られるのですが、いつもは全国どこかの無作為なJR列車柄であり、ポリシーのなさを感じる・涙》

さて上記同様「Myウォーキング」には直接関係ないのですが、プロに転向した「川内優輝さん」の動きを楽しみにしています。前回優勝したボストンマラソンを15日に控え、たびたびサイト更新。臨場感が伝わります。公務員という肩書きから解き放たれ、スポンサーがつき、自ら発信出来る…後悔しない人生、応援したいです。
《一度、東京マラソン沿道より走り過ぎる姿(一瞬!)を拝見しました・もうだいぶ前だな~》

一日降る

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「わたしを(このへやに)いれて欲しいの」…2Fの入口でニャー♪ と。

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こんなに降り続くとは思いませんでした【2Fより】。まだまだ過信できません(でも朝ウグイスはちゃんと啼いていた!)。
東京も冷えているようですね。
…それでも私は、雪景色が好きです。美しい。

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なるだけ抜け毛が散らないよう、朝一番でクルクルします(左:Ayuもちょっとは慣れてきた)。

あんずの花 [山登り&ウォーキング]

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2週間限定。真っ盛りの時期に、JR企画で『あんずの里』を歩いてきました。
駅で地図をもらいスタート。マンホールの柄からも、あんずの地であることがわかります。
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「あんずの花」って梅みたいです。満開。

上りが続いてフーフーしてきた11時過ぎ、小腹に「あんずワッフル」を。ちょうどよかった(クリーム+あんず2個入り)。
12km。その間17,500歩。一日トータル21,000歩。

後半、とてもくたびれてきてなぜ~?と。敗因は、ピッチリしたジーパン、初代のウォーキングシューズの方が今のよりしっくりくる?、果たして私は5本指ソックスの方がよいのか? などを自分に問いておりました。こんな調子では、もっと長いウォーキング&山登りはまだまだ、です。
在来線も使い、小さな旅気分でした(今となっては懐かしい免許センターの少し手前駅で下車)。

夢も見ずに眠った。 [よんでみました]

夢も見ずに眠った。

夢も見ずに眠った。

  • 作者: 絲山秋子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/01/26
  • メディア: 単行本

絲山さん、久しぶりでした。心地よい。現代作家で、単行本刊行をすべて追っているのは、今では(つまりはもう脱落したヒトもいる)私この人ひとりだけと思います。→《第2回衿賞

どこかで書いたと思いますが(以前設けていたHP『衿とAyu』の読書記録内かと)、芥川賞受賞の際、「私は時々鬱と共に生きている」と隠さず話されていました。そのようなこともあって2006年の受賞以来、それほど作品数は増えないのだと勝手に推測しています(多くなくてよい!と元来私は思いますし☆)。
今回は、そのご自身の経験が投影されてもいます(明るい作風なのでご心配なく)。夫婦が登場しますが、明らかに私は男性側に感情移入しました。女性側もいいのですが、ご自身も肩入れはそっちだと思います《うん、この作家は女々(おんなおんな)していないところがイイのです》。

小説なのでなるだけ触れず、帯より抜粋《以前と違い、こちらの図書館で借りると販売時の帯が標題紙手前に貼られるように》。
『夫の高之を熊谷に残し、札幌へ単身赴任を決めた沙和子。~ともに歩いた岡山…そして物語は函館、青梅…土地の「物語」に導かれたふたりの人生を描く長編。~25年の歳月、男女の信頼のかたち。』
これから読む予定の方は、ここまでで~。


【険悪な雰囲気のまま観光するよりもそれぞれが好きなものを優先した方がいい。】
【だが、かれはこういった旅の不便みたいなものが嫌いではなかった。】

(妻の方)
【人に負けたことがないのは自分が強いからではなく、むしろ弱さを見せまいとした結果なのだ。】

(夫:鬱の症状が~)
【新しく興味を持てそうなことを見つけるのが嬉しかった。でも、なにがどう楽しかったのか、思い出せないのだ。二度とそんな日は来ないと思うのだ。】
【ちゃんと生きている沙和子と、同じ土俵にいるふりをしようとしている。病気で働いていないからではない。もっとずっと前に俺は俺の人生から下りてしまったのだ。俺はもう、とっくにどこにもいないのだ。】

【なんとしてでも一緒にいたいという気持ちが、続かなくなってしまったのだ。きっかけがあったのかなかったのか、いつから気持ちをなくしてしまったのかもわからない。】
【「西君(※夫のこと)。日野君から話は聞いていたんだけどね。すばらしいことだよ。何も決まっていないっていうのは。~この年になるともう、殆どの人間はしがらみでがんじがらめだろ。~」】

今の私が読むのに、ちょうどよかった気が♪ 読み始めから『ああこれが絲山さんだー』という感じで一気に読みたかったのだけれど、そうも行かず(移住してから通勤読書でなくなり、早朝布団の中で…がその時間となる)。
再読のチャンスがあれば、一切の邪念、中断なしで読み切りたい。
以前の『離陸』のような壮大さはなかったが、十分染み入る作品だったと思う。
…男女でも、同性同士でも、もちろん価値観はそれぞれに異なる。が、ウマが合うというか、違いがわかったうえでうまくかみ合う加減がある。その波長と思いやり、だな。

《そうそう、絲山さんの過去の作品には車が出てくるものが多く(今回も)、運転に関してそれらの描写や気持ちが今の自分により伝わるようになったことはラッキー☆でした》

この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ [よんでみました]

この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ

この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ

  • 作者: 新井 見枝香
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2019/02/09
  • メディア: 単行本

書店員・新井さんの第3弾エッセイ。
知る人ぞ知る(テレビ、ラジオ出演多数)ヒトになって、通う歯医者さんから「昨日テレビ出てませんでした?」と言われるように。それはそれでやりにくいでしょうね。

【原稿を渡した相手にきちっと新聞記事のような正しい文章に修正されるのだが、すべてカチーンときて突っぱねている。】
それでこそ。この人だけしか書けない言葉だからこそ、だ。

【深夜、テレビのないひとり暮らしの部屋は、冷蔵庫のデューーーという和音が聴き取れるほど静かだ。】
【これ改札機と一緒だ。前の人がミスタッチしたから扉が閉じたままになるのであって、もうそいつは遙か彼方に進んでいるのだが、私が諸悪の根源みたいに舌打ちされる。】
【私の中で、千円札は万札よりエラい。万札しか使えない券売機はないが、千円札しか使えないことは多々ある。】
【袖丈はぴったりなのですが、身の丈には全く合わないジャケットを買おうとしています。】
【こういう時、私は怒らないタイプである。(略)だがそれは、優しいからでも達観しているからでもない。客が感情的に怒ると、店員に申し訳ないと思う気持ちが湧かなくなるのだ。】
サービス業経験者なら、わかる~のでは。他の場面でもありがち、か。

とても真似できない、いつもの新井節炸裂で、楽しませてもらった。
『良い子の山本くんと悪い子の新井さん』の章が、一番笑えました。

で、ですね、私は世の中が新しい元号だけに注目していた日、そんなことよりもっと気になることがあり…。びっくりしました。
新井さん、とうとう引き抜き!?でしょうか。いくらなんでも、エイプリルフールだからといって…はなく、真実なのでしょう。
心機一転、新たな書店で来月から働くそうです。これは注目です、30代女性の、同業職での転職とは。
では、私がまだ訪れたことのない、この美しそうな書店で次の第10回の『新井賞』がまず陳列されるということになるのね、きっと。
今後も目が離せません。

Airbnb(エアビーアンドビー)が~ [ラジオ]

【マイカテゴリーに『ラジオ』を加えました】
近頃の、My目からウロコ情報です。よろしければ。

岡ちゃん(笑)、現FC今治オーナー岡田武史さんのインタビュー2時間
私は、この人だけ選手と一緒の服装でいるのが当時好きでした(だって、サッカーの監督がひとりスーツ姿なのが受け入れがたかった)。

小説家・平野啓一郎さん、2時間。前から気になっていた人だが、まだ読んでいない。文章を仕事としている人の、いろいろな考え、刺激になります。
…おふたりとも、2カ月に一度の登場とのこと、以後も楽しみ。
※いずれも、聴き逃し視聴には限り(約一週間)があります。

で、派生して(ネットサーフィン)、平野さんの個人サイトに見つけました。
ワクワクします! (エアビーアンドビーは、稲垣さんの時にあったな。)
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4月の雪

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【雪のサンシュユ2階の屋根も白く

4月に入ったというのに、おととい・きのうと目が覚めたらうっすら雪化粧(朝のうちには溶けるが)。土地の人に聞くと、4月のドカ雪、5月にもチラチラ…があるという。この冬は雪が少なかったのでこれで終わるまい、という心理もあるそうだ。
タイヤもこのあたりはまだみな冬仕様~。
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草履づくり

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地域での草履づくり企画に叔母と参加。
母や叔母は、出身の紀州で作った経験があり、その姿を知っていた私は、ばっちり5本指ソックスで臨みました。但し、「藁で縄をなう」なんてことは私にできず、肝心な箇所(鼻緒など)は叔母にフォローしてもらい、どうにか。
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叔母は、三つ子の魂~で上手。それでも新しいやり方を知り、役に立ったそうです。【右:叔母作、完成】
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元号について [プチ情報♪]

来月から使用される元号が、本日お披露目とのこと。私は断然『西暦使用一本推進派』ですが、履歴書記入を近頃体験している身、あらためて「なぜ未だに元号で記入なの?」がありました。
昨夏の転入以降、役所関係でもその機会は多く…《娘関係プラス、ずいぶんと前から家族全員の記入物はすべて私だ★》。
生年月日については日常的に、みなそれを感じているのでは?

「昭和」は、西暦よりむしろ「昭和〇〇年」で、当時が浮かびます。
しかし「平成」については、どうでしょう?
【例】東日本大震災は「2011.3.11」とインプットされています。誰も「平成23年」と認識はしていないのではないか?
→私には、1つ「平成」の基本があります。Ayuの生まれ年です。平成4年(1992年)。すべてはこれを基準に双方へ計算し直しています。そんなものではないでしょうか。

「平成」でふと思い出すのは、自分が書店の正社員として店頭で働き始めたのが、平成元年(1989年)だったこと。記憶はあやふやですが、入社することは昭和(63年)に決まり、平成はじめての4月から勤めだしたことになります。と、同時に「消費税」導入。3%加算のレジ対応等を訓練したのでした。もう思い出と化してますねー【3%→5%→8%ときて、今秋から10%ですよー!:それより私はもうすべての店が「内税」あるいは「外税」表記か、統一して欲しい!!・比較計算がムリ

私のフルパートの前職では、元号を西暦で換算しなくてはならない場面が毎日ありました(その逆もあり)。年鑑もの、年度もの、の出版物は多く、どちらの表記も入力する必要が~(ケアレスミスはけっして許されない)。

前述の通り、和暦を西暦に計算する手立ては、各々持っていると思われますが、以下参考までの計算式です(自分の生年が基準、は多いでしょう☆)。

『昭和』は簡単。「昭和〇〇年」+25、ですね(例:終戦が昭和20年→西暦1945年、高度成長期の方の東京オリンピックは昭和39年→1964年)。
『平成』は、「平成〇〇年」+88、です。昭和と比べるとややこしいですが、偶数で揃っているという点では、私も仕事上助かった記憶が。
(ということは、今度も「奇数」で足並みはOK、かな?!)

一般的に登場回数は少ないかもしれませんが、以下も時おり私は使用しました。
『大正』は、プラス11。
『明治』は、明治33年が「1900年」で、これを基とする(著者の年齢もこれで計算できます☆)。

では、新しい元号はどう西暦計算するか。
18、を足せばOKです☆
さっそく、やってみましょう→元年+18=2019年。

ちなみに、叔母が毎年某所からいただき愛用している大きめの壁掛けカレンダーには、驚異の元号表記があります!!
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今現在は、「平成31年」(2019年)。
大正108年」(明治生まれの人はもう相当なお年なワケね)
昭和94年
すばらしい高齢者対応です♪
実は私の母も、未だに「昭和〇〇年」で計算しているようなのです…汗。
→あ~、やっぱり西暦一本に決めませんかぁ。今から揃えるなら、しばらくすれば慣れますよー。
といいつつ、便利なものも、あります→ここ。
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