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6月&7月 [振り返る&迎える]

《振り返る6月》
嬉しい再会!☆☆☆☆☆・法事☆☆☆・Ayuこちらに来て初めての歯科へ☆☆☆☆・母の遠縁母娘が泊まりに☆☆☆☆・太鼓演奏会Ayuと鑑賞☆☆☆☆☆・叔母と久しぶりにストレッチへ☆☆☆・地域の日帰りバス旅初参加☆☆☆☆

《迎える7月》
親子で歯科通院続く・映画&ウォーキング?・両親の通院付き添い・日本人高校生日帰り受け入れ・講演会?etc…
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今月はじめは、会いたかった人に突然再会できました。某大型スーパーでOPENまもない朝9時に買い物をしていたら「〇〇さん?!」と声を掛けられ…。なんと教習所で共に励まし合ったTちゃんがマスク姿で品出しをしていたのでした。自分の車を持ち、育児の合間に目標だった仕事をちゃんと始めていた~!
ここに来たらまた会えるかも、と小躍りした瞬間でした。
母と同世代の方の訪問あり。とても健康そうなのに、つい少し前の記憶が危うくなる(by娘さん)。学んできたつもりでいた私ですが、その状態を直視したのは初めてだったかも《我が親は体はガタがきているが、意識はまだまだ元気なのだ~も実感》。
実家から離れて暮らしている娘さんが同席して、まもなく介護判定員を迎えるとのこと。お父さまが比較的早い時点で、協力を求めてきたそう。いろいろと考えさせられた一件でした。
Ayuと太鼓演奏会へ。力強い演奏は期待以上でした。父の在宅日だったので、太鼓好きな母を連れて行くことはできず残念無念。地域のケーブルテレビで後日放送があり、録画を何度も見返しているAyuです。
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一番身近な集落での、年に一度の日帰りバス旅行へ。近所と言ってもなかなか顔を合わせない方も多いので(特に奥様方)、文字通り親睦を深めました♪《群馬県嬬恋村へ・キャベツ畑の連続:「ピーターラビット」のお話に出てくるマクレガーさんを思い出した!》。
帰り際、ホテル出口に「ミント水」が用意されており(ミントの葉をつけた水)。そのひと口、とても爽やかでとりこになりました! 家庭で、少量の水だけでやれるのなら真似してみたい♪
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JR:バラとまちめぐり [山登り&ウォーキング]

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【長野電鉄:特急スノーモンキー。須坂駅付近?からの冬山にはシビれた!】

もうひと月前のことになる。在来線2本に乗ってJR企画のウォーキングへ。
こうでもしないと県内のことを知らなすぎるし(運転してどこへでも行けるなら…だがそれは無理・在来線好きの衿デス)。
「3,000株のバラと信州中野まちめぐり」へ♪
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イングリッシュガーデン風もあり。
立て札に品種をすべて細かく表示~にとらわれていなくてよかった。
県内の別のバラ園に行ったことを思い出す。
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「土人形資料館」があり、興味深く寄る。
あの年賀切手のモデルとなったのはこの人形たちだった。
帰りの特急時間があり、ゆっくり見学できなかったのが心残り…。
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駅近くには、信州のマスコット「アルクマ(歩くクマ)」の土人形の姿も。

約10km。その間、14,500歩。
いやぁ、地図に間違いが多いのに辟易。そのため、土地の人に道を尋ねた。
思わず出発駅の駅員に指摘したかったが、気持ちがくたびれてパス。受付はしても、このコースを自分も歩いてみる…なんて営業努力はしないのだろうな。このままでいいはずはない、が。
その点、東京メトロ関連企画は実にしっかりしている(地図に道案内の狂いはない)。
次回は、その正確なコースを歩きたいものです

涼しい朝のうちに雑草を抜く [信州で作物を育てる&自然や花]

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5月末の一週間ばかりでしょうか、エゴノキが咲き、みつばち【わかるかな?】が何百匹!もきていました。じーっと見つめていた私。
もう、きれいに花は落ちました。
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マユミの木が、私は大好きです。ここからの木漏れ日、たまりません。

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叔母の庭、生い茂っています。ハサミを入れて、枝カットもします。高いところは指示に従い(笑)私も~。

…きょうは、気になっていたキュウリやトマトのそばの雑草を集中的に抜きました。
雨の粒が大きくなったら作業中断。
でも今の時期は、水やりが省けるので大変助かりマス☆

洗濯大会&順調に育っています [信州で作物を育てる&自然や花]

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庭の方のネギたちはすぐにスクっと立ち、レタスはもう食べました(市販のように美味しくは出来ず、今後はもうしないと思う・なかなかうまくはいかないよねー)。
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種イモが~いつのまにか大きく成長しまして、今ではボウボウ ↓ です・笑。
収穫が楽しみ。
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…梅雨の合い間の晴天ということで、シーツやら布団干しやらで何回転もしました。
客布団の出番が多かった今月、ようやくきれいに片付きました。

一年ぶりに歯科へ [Ayuの通院]

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【大好きなあんかけやきそば】

東京では、障害者専門歯科に4カ月に一度のペースでかかっていたAyu、この一年間は家庭でのみ見守ってきました。前任の歯科医より「予防歯科を行っているところにかかるように」と言われており、私が既に診てもらっているDr.に時間差で予約を入れました。

私の診察台の前横に座らせてもらい、入れ替わって次はAyuが受診、というふうに。
Ayuがおとなしく診察を受けられることを、衛生士および医師に見てわかってもらいました。そして、Ayuの口の中がこれまできちんと管理できていることをほめてもらいました《いや、私自身の教訓ですから・私もこうして親に維持してもらいたかったので~》。かかった時にはもうボロボロの状態…な障害を持っている患者さんを今までみてきたとのお話でした。

Ayuに虫歯はありませんでしたが、歯の掃除をしてもらい、今後親しらず2本と、出てきている永久歯(まだ乳歯が残っているのです)の様子をみつつ、虫歯になりそうな箇所を予防していく治療を次回より始めることに。私と同じ平日に連続で診てもらいます。

3週間に1度の頻度。作業所はお休みし、治療のあとは大型ショッピングモールでお昼タイム~は、親子でよい息抜きになります
(図書館へ寄るのもセット。このあたりは3週間が貸出期間。それを見込んで図書予約もかける・笑)

トマト&キュウリ&イチゴ [信州で作物を育てる&自然や花]

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苗の状態で購入すると高いので(笑)、↑ 種から育て~畑に植え替えたトマトたち、大きくなってきました ↓ 。
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イチゴ、実がときおりつくように。ジャムに適したイチゴ(つまりは粒が小さい)なのですが、量がまだそれほどないので、今はコンデスミルクをかけて。満足。
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こちらも食べられるのですが ↓イチゴには叶わないデス。
ジューンベリー、あっという間に白い花から赤い実へ。
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みな成長中…記録溜め込んでいます [信州で作物を育てる&自然や花]

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チェコから戻ってきた直後の、5月中旬の写真。
私が旅立っている間に、叔母いわく『山笑う』の時期は過ぎちゃった、と。
山が濃い緑だったり薄い黄緑とさまざま…そんなかけ出しの新緑は一瞬(俳句、味わうばかりで作れませんが~)。

その頃、週末はどこも ↓ 田植え作業まっさかりでした。
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我が家から一番近い(歩いて3分)この田んぼ、今は ↓ こんな感じです。もっと早くに植えたみなさんのところは、最初の面影がないほど伸びています。
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【「信州で作物を育てる」ですが、庭の花や、周囲の様子も含めますね♪】

年金だけでも暮らせます [よんでみました]

年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方 (PHP新書)

年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方 (PHP新書)

  • 作者: 荻原博子
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2019/01/15
  • メディア: 新書

近頃のニュースもあり、よく借りられているようです。
荻原博子さん(1954年生まれ・経済ジャーナリスト)はTVでもおなじみですが、ラジオ深夜便を聴いてあらためて歯切れのよさに惹かれました。こちら「おカネはこの世で使い切る!」①~④でまだ内容が把握できます。

【老後を年金だけで暮らすには、正確な情報を持っているかどうか。できる限り出費を抑えれば誰でも悠々自適な老後を送ることができる。この2つを徹底するかどうか。】
【年金は破綻しない…破綻しないための様々なテクニックがある。(詳細略)】
【年金支給額は、加入期間や現役時代の給与、家族構成、社会状況などでも変わります。ですから、はっきり言って将来のことはわかりません。】
自分が現役時代に納めたものがどう計算・反映されてその支給額になるのか一般人にはわからないので、指摘もできないですよね…。

私は20歳過ぎても「年金」のしくみを知りませんでした(考えもしなかった・年をとったら収入がなくなる~に考えが及ばなかった)。『年金教育』なるものがないと、理解も進まないのでは。中学生あたりで必要だと常日頃よく思います。

【~90歳の人は、65歳の時のように食べたり、飲んだり、洋服を買ってオシャレしたり旅行に出かけたりということは少なくなっている可能性があり、それほど生活費は必要でないかもしれないからです。】
【贅沢な暮らしをしている人は、今から節制した生活を心がけておいたほうがいいかもしれません。】
【年金は、基本的には65歳から支給されますが、希望すれば、60歳から70歳のあいだなら、好きなタイミングでもらい始めることができます。】
【人の寿命は誰にもわかりません。また、「平均寿命」だけでなく、「健康寿命」も考慮した方がいいでしょう。~ですから、額は少なくても遊べるうちに年金が欲しいという人は、支給開始年齢を早めるという選択も考えられます。けれども、これからは「人生100年時代」。あまり早くからもらってしまうと、少額しかもらえないので長生きしたらお金が足りなくなってしまうかもしれません。それが心配なら、働き続けられるうちは働いて、年金はそれ以降にもらうという選択もいいでしょう。】

【サラリーマンや公務員の年金は「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」の2階建てになっています。それぞれ別々に「繰り下げ受給」ができます。~】

【(日用品が)安い時にまとめ買いすればトクだと思っている人は多いですが、それでトクをするのは、買ったものの在庫管理がしっかりできる人だけです。普通の人は、たくさんモノを買い込むと、「たくさんあるから大丈夫」と気が緩んで、雑な使い方をしてしまうもの。(歯磨き粉など)在庫がたくさんあれば最後の最後まで使い切らないで捨ててしまう人も多いでしょう。】
わー、これ無意識にやっているかもしれない…。目からウロコ。
すべてにおいて、在庫は少なく緊迫感を持ち(笑)、大切に最後まできれいに使うべきですね。

【「高額医療費制度」の利用で、医療費の自己負担はかなり少なくなる。】
これについては私も親で体験済み。思い出すと、Ayuも乳児の頃の手術で自己負担が多くかからない制度がありました。国民皆保険って、典型的な助け合いの仕組み…。
そういうわけで、高額な保険加入は不要!とありました。

『年金をいつからもらい始めるか?』は、よく話題に上がりますが、最近どこかで耳にして私が腑に落ちたのは、「もらわなくても生活できるならまだもらわない・もらわないと足りないならもらう」というシンプルな回答でした。

もちろん最低限の貯金はいる、と書いています。但し、つつましく生活していけば今は介護保険制度も整ってきています。踊らされて「投資」はしないように!と(たいていは損をする)。

…私は前述のように「おカネはこの世で使い切る=お金は生きている元気なうちに有効に自分(+身近な家族)に使う」に共感です。
それと、貨幣価値はどんどん変わっていく。今のお金(金額)、未来は価値が小さくなります。今の同等な値打ちの時に使い、それ相応の対価を経験として得たい、と思います。

(一つ気になったのは、著者が常に「夫婦単位」の場合で書いていること。ご自身が夫とよい関係を送られてきたからこそとも思います。今後は、シングルを選んだ人についての生活にも言及して欲しいものです。)

絲的ココロエ 「気の持ちよう」では治せない [よんでみました]

絲的ココロエ―――「気の持ちよう」では治せない

絲的ココロエ―――「気の持ちよう」では治せない

  • 作者: 絲山 秋子
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: 単行本

絲山秋子さん、ご自身の双極性障害(躁うつ病)のことを一冊にまとめられました。『こころの科学』連載を加筆・修正に+α。
これも読んでよかった。私はいろいろと知らなすぎた、と。
ブルーになったり、滅入ってやる気が起きない時…誰でも気分の乗らない時はあります。でもサブタイトルにあるように「気の持ちようでは治せない」ということなのです。
私が今まで思っていた「鬱」は「鬱」ではないと知りました。

【医師が「大事なことは治ってから決めてください」というのは本当のことで、病気のときに決断したことは健康なときとは違う、その人らしくない選択となりやすい。そして回復してから後悔することが多いのである。~本人も家族も同僚も、決断を先延ばししていい。そう思うことでかなり楽になる。】
【躁の場合は、疲れを感じにくくなる。また普段の趣味とまったく異なる車などの高額なものが欲しくなったり、とにかく買い物がしたくなる衝動に気をつけている。】→乱売行動に走りやすい。

【前兆や異変を感じたら早めに休みをとって、とにかく眠る。~人と会う用事をキャンセルして安静にすることで再発を防いだり、軽い経過で済ませるようになってきた。】
躁状態のときなどは、本人は消耗しているのに、とても元気に見えてしまうのである。病気なので休まなければならない、といってもなかなか理解してもらえない。「元気そうでよかった」と言われたときの落胆は激しく、それが怒りに結びついて人間関係を壊したこともある。】

医師との相性が悪く…。
【医師からの「まあそう言わず」というアドバイスを私は突き放されたように受けとめてしまい、その夜自殺企図を行った(とにかく迷いがなく行動が早いという特徴・それだけに確実性もあり危険だった:1999年のこと)。意識が戻ってからひどく叱られたが、それについては私は他人事のように、冷めた気持ちで聞き流していた。~まったく親の気持ちなど考えられなかった。】

【急なタイミングで根本からやり替える、ということができないのである。】
【朝起きてから着替えるのが面倒で、ずっと寝間着で過ごしたいと思う。~何を着ていいかもわからないし、どれも似合わない気がしてくる。化粧をするためには大決心しないと腰が上がらない。どこへ行けばいいのかわからなくなる。】
【些細なことだが、トイレの電気を消し忘れただけで自己嫌悪になったり、生ゴミを出し忘れて絶望したりする。】
うつとは異なり、躁についての情報は不足している。~うつよりも、当事者が詳細を語りたがらないこともある。私にもそういう部分がある。】
「音楽とお風呂は大事」だそうだ(精神科医)。著者は「踊る」そう。

【今の私は、誰がどう見てもおばちゃんである。~このジャンルはプレッシャーが少ない。多少の男っぽさや雑な性格も、強さと両面で見ることができる。~おばちゃんは完璧を目指す必要がない。さらに自分に対しても、他人に対しても受容できることが増えてくる。これも新たに得た自由だと思う。】
そうあらためて言われると「おばちゃんバンザイ」だ。

著者は1966年生まれ。31歳で双極性障害を発症。親戚にそれがあったそうだが、尊敬すべき存在だったという。その後、営業職勤務を離れてから(2001年退職)、小説の道へ。2006年、芥川賞受賞。
《発達障害を専門としている主治医からはASD(自閉症スペクトラム)の特徴を強くもっているという認識でほぼ間違いない言われているのだそう。このことにも触れています。》
2016年4月からは睡眠導入剤を含め、処方薬もすべて中止となり、通院は続けている

【小さな不調や気分の波はあるが、なんとか凌いでいくことを覚えた。】
躁で小説は書けないとのこと。
私は絲山さんの小説の大ファンなので、そのような症状とつきあいながら、生涯憧れる落ち着きある文章で著してくれていることをすごいと思うばかりです。

まだまだ書きとめたいことはあるのですが、これはそばに置いて時々読み返すべき本だな…と。
「人の気持ちになる」…ということがいかに大切か。
本業は小説家ですが、一般にもわかりやすく刊行してもらえたことは大きな意義があると思います。

大家さんと僕 [よんでみました]

大家さんと僕

大家さんと僕

  • 作者: 矢部 太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

チェコから戻り、成田でガラホの機内モードをはずしたとたんに入ったメールのうちの1つが「予約本が用意されました」のお知らせでした。
引っ越し前から読みたかったのですが、何十人も待ち人ありであきらめ。移住したこちらの図書館でも同じ人気でした。

読んでよかったです。詳しくは述べませんが、この人でなくてはこの大家さんの住人はつとまらなかったでしょう。
『矢部さんを見ているとなんで日本が戦争に負けたかわかる気がするわ』(大家さん)
この、一番はじめにグッとつかまれた台詞に、世界観が凝縮されている気がします。
矢部さんのお父さま、絵本作家なのですね。
近刊がまもなく出るよう。順番待ちせず、買っちゃうかも。

第10~11日:帰途へ [チェコ周遊]

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【プラハ国際空港】

9泊11日も、もうおしまい。ホテルロビー集合は6:30、朝食は紙袋に用意されたのですが(バス内か空港でいただく分)、また量がBig。サンドイッチ2パックにお菓子、りんご2つ、飲み物2本。当然、機内に液体は持ち込めず泣く泣く流すことに(慣れている方たちは、ホテルで一部を置いていった)。
りんごはスーツケースに。エコノミー、預け荷物は23kgまでOKで、私は出発時とたいして変わらない16.5kgでおさまりました(かなりすき間のある状態で行きました)。
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【1時間半ちょっとのプラハ→パリで出たクロワッサン。大きめで、とても美味しかった。本場だから?】

ユーロが残っていたので(結局チェコではチェココロナ表記ばかりでユーロはほぼ使わなかった)、シャルルドゴール空港でマカロンなど買ってしまう。日本でも買えるし(笑)、私はチェコに出かけたのだから、ユーロは最低限を持ち、チェコでお金はおとすべきでした~。
みなさんは「ユーロはまた使えるので、このまま持っておくわ♪」でした。でも私はもういつユーロ圏に行けるかわかりません。家族のお土産に使い切りました。

しかし!、エールフランスの日本便、日本人の姿が私たち以外にほとんどない。フランスはテロの心配もあるのか、日本人観光客数は下降だそうですが(その点スペインは何があっても人気があるとのこと・by添乗員)、この仏人のみなさんが日本へ~!ってことですよね。5月は季節もよいし、本当にNIPPONは人気なのですね。

ツアー中、「次はどこへ行かれます?」がまるで合言葉みたいで(実際にひと月後が決まっている方も)、私の日常とは比較にならなかったのですが、国内外問わずどこがおすすめ&おすすめじゃない(苦笑)がたくさん伺えて見聞が広がりました。

おひとり参加Dさんいわく「あなたが一番若いんじゃない?」と(現役世代は、G.W.直後に長いお休みは難しいですしネ)。深くお話はしなかったひとり参加の女性Eさん(行動が早く上手に軽装していて旅慣れている感じ☆)がどっこいでは?でしたが、あとは人生の先輩ばかりでした。

60代Fさんは、10年前の海外旅から急に火がつき、渡航が難しいかも?という地域に既に申し込み返事待ちとのことでした。みなさん、インドに行っている率が高かった気が~。(同B旅行会社専門の方多数・リピーター力!)。
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帰りの飛行機も往きと同じく、3人並びの通路側。出入りしやすいのですが、眠ってしまうと隣りの人がトイレに立つのを阻止してしまうし、そのたびに使用中のイヤホンははずさないと通してあげられないし、結果眠りには集中できませんでした。いや、帰りは結構うたた寝していたと思いますが。
その点、エコノミーより1つ上のクラスは「2人並び席」でしたので、その問題はないですね。
Fさん「私は6時間以上のフライトだと、もうビジネスにすると決めているの」と。その一言、言ってみたい!!
Fさんとはご一緒することが多かったのでちゃんと最後にご挨拶したかったのですが、ビジネスは荷物が出てくるのも早く(笑・私は遅く~)、そのままのお別れとなりました。

…着陸近くなると、窓から日本の風景が見えてきました。
あー、日本の景色はこれでいいんだな」。そう素直に実感しました。
海外へ行くことは、自分の国を知ることでもあるのですよね。

思い出しつつ、チェコのことはまだ記録していきますが、旅行記はこれで終わり
私が旅で一番何を感じたかは、まだ書いていませんし~。
おつき合いしてくださったみなさま、長々とありがとうございました
よろしかったら、しばらく後になりますが『チェコから戻って』をご覧ください

第9日⑦:キュビスム [チェコ周遊]

外が見えるトラムと違い、地下鉄は地上が見えないので自分がどの場所に降りたったのか、把握にしばらくかかりました。ここは落ち着いて、手元にある地図で目印を探しながら。
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日本でいうスーパーの紀ノ国屋にあたるのがこの店【左】と添乗員さんから聞いており、駅上にも系列店舗を見つけましたので、持ち帰りのお昼を買うことに。
お寿司見つけー。約1,000円ちょっと(高め)。久しぶりのごはん(ロンドンの時と違い、お米は恋しくなかったです:朝食バイキングでは常にチーズが多種&美味で楽しみました)。
…ホテルの部屋に無事帰還。ガリ&大きめのお魚しょう油!もついていましたが、『お米がパラパラ』でイケてないお寿司でした★

さて、再度プラハめぐりです。そこそこにくたびれてもいました。あとは近いところをぷらぷらと、チェコスーパーのお菓子も買いながら。
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前日に欲しいカップを見つけたのですが、団体行動ゆえの時間制限でパスしていました。あの形は「キュビスム」だったのでは→「キュビスム博物館」へ。
『上から下りてくるとよい』階段であることはガイドで見ていました。見事。
「どちらからですか?」の問いに「日本からです」と伝えると、「ドーゾ!」とちらしをくれました。「この階だけは写真を撮ってもいいですよー」も「picture」という単語がわかれば理解できました。うまく話せなくても、明らかに英語は現地語よりわかるわけで~。

《遅ればせながら、チェコ語で朝9時以降に使える「こんにちは」が「ドブリーデン」。「さようなら」は「ナスクレタノー(茄子くれたのー)」で覚えるとよいそうです・苦笑。「ありがとう」は「ジェクユヴァーム」でハードルが上がります…》
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そして、同じカップを見つけました! 自分へのチェコ(プラハ)のお土産です。やっぱり「キュビスム」でした。500コロナ(3,000円弱)。日本より物価は格段に安いチェコ。例えば絵葉書、どこも60円くらい。日本では倍以上しますよね、今。
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ホテルのカップも、失礼しておトイレも、最終プラハの3連泊は「キュビスム」的なお宿だったのだ~と思いました。
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この時期のチェコの日は高い。21時くらいまで明るいのです。
チェコ料理に胃もたれしていた私は、この晩の食事もスーパーで買い(お湯そそぎのヌードル系を探したのですが、結局3分OKの味つけマカロニに・なかなか美味しかったです)、早めにホテルへ戻りました。
元気なご夫婦たちは、チェコではスタンダードなマリオネット観劇や音楽会に出かけられたはず。
私は夜間に歩く気力も体力もありませんでした~。
やっと自由な、のんべんだらりとした夜を最後に過ごしたのでした。
(といってもプラハを離れるのは早朝、荷物整理が待っていた…)

第9日⑥:郵便局と駅 [チェコ周遊]

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ヴァーツラフ広場から横に入ると「プラハ中央郵便局」。本局、ですね。
切手好き郵便好きの私、ここに寄るのも楽しみでした。昼休みはしっかりみな休む、と聞いていたので調整して13時過ぎに入りましたが、場所が場所だけに普通に営業していたかもしれません。
絵葉書用の切手はまとめて10枚買っていましたし、もう使わないチェコの切手を今から買ってもなーもあり、記念切手類はあえてもう求めませんでした(ちらっと見たが欲しい図柄もなかった)。
しかし、歴史を感じる内装の郵便局に驚き←この局内のポストカードが売っており、そちらは迷わず買っちゃいました。
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さて、次は駅です。「プラハ中央駅」。気分は ♪世界の車窓から です。
「ベルリン行き」の列車案内を見て、ヨーロッパは陸続き、なのを実感しました。 P1040719.JPG
下は、旧駅舎です。今は機能していませんが、保存・公開されています。
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さて、トラムはもう何度か乗り降りしましたので、今度はこのフリー切符ままで乗れる「メトロ(地下鉄)」に挑戦です。
14時近くなり、さすがにお腹もすいてきました。一度、ホテルに戻り、また出かけ直すことに。
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プラハ中央駅より、ホテル最寄り駅の「フローレンス(Florenc)」へ。
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第9日⑤:ヴァーツラフ広場 [チェコ周遊]

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ひときわ目立つ「ダンシング・ビル」が見えたところで、トラムから降りる。
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カレル橋以外にも素敵な橋は多い。
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これは「ヨゼフ・ラダ」です、よね~。
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ヴァーツラフ広場です。1989年のビロード革命などチェコ現代史のシンボルとなる場所です。ここを歩くことも一つの目標でした。
【右:ロンドンで何度も通った「マークス&スペンサー」があり、思わず入ってしまいました】

ひとり参加の男性Dさんは、プラハは4度目で、最初はお仕事だったそうです。そんなリピーターがいるとはやはり素敵な街なのねー。私は「ヴァーツラフ広場を歩きたい」と話しました。その方はこの日、カフェめぐりに徹するとのことで結果4カ所廻ったそうです。

第9日④:カレル・チャペックが眠るところ [チェコ周遊]

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ついまたモノクロも撮ったり。
→そんな場合じゃなく、なかなか目的地が現れず。
いやいやこっち?違う? を繰り返しながら、2冊のガイド&地図も広げつつ、またトラムに乗ったり降りたり。
さんざん歩きました。人の流れも参考に、あの人たちも同じところを目指しているのかしらん?などと。そうこうするうち、おトイレにも立ち寄らねば~(たいていは有料:10コロナが相場・約60円)。

地図って坂道かどうかの表示ってほとんどないですね。結構な高低を繰り返し、ようやく見つかりました!
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ヴィシェフラド墓地です。『墓地はチェコ人にとって大切な場所』と聞いていましたし、前日のガイドさんも是非ここは訪れて欲しいところ~と話していました。
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たくさんのお墓の中から、早くに自力で見つけられました!!
カレル・チャペックのお墓です。こうしてお会いできました!
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これはドヴォジャーク(ドボルザーク:ガイドに写真があったのでわかった・笑)。
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しかし…ですね~、スメタナとムハのお墓はどれだったのかわかりませんでした。
校外学習に来ていた小学生?に説明する先生に、さりげなくついていって判明できたらと試みたのですが。
この墓地群には1時間半くらいいたでしょうか。好きな時間だけ費やせるというのは、個人だからこその特権ですね~。
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【坂道~♪】

第9日③:トラムに乗る [チェコ周遊]

ガイドブックにはトラムの詳しい案内はなく行き当たりばったりでいこうと《最近の読書であまり細かく計画しない方がよい、のおしえもあり》思っていましたが、前日に日本語入りの『プラハ地下鉄・トラム路線図』が配られ、大変参考に。
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ええい、乗りました!
24時間券、最初に乗ったら印字するハズ(あとは自由に乗り降りのみ・無作為チェックにあたった時に提示)。うーん、どこだ…。
ここだ! ポン(と印字・笑)。
行き先案内は車内放送と、先頭に出る電光表示のみ。
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ここよね? というところで降りる(これ、私が降車したトラム)。
…でも結果、どうも早めのバス停で降りちゃったみたい。ハハ。
まぁ、右手にヴルタヴァ川(モルダウ)あり、で位置関係の把握はOK。
一日は長い。目的地をめざして~。

…申し遅れましたが、チェコは11年前にAyuと出かけたイギリスとは違い「左ハンドル」。車は右走り、なのです。
つまりは、トラムに乗る時もつい左の道路寄りに出て待ちたくなるのですが、反対の右。これには最後まで慣れませんでした。
チェコ周遊中のバスでは、左側の座席に座ると窓下で対向車が走り去るわけで、若葉マーク中の私は妙な恐怖感がぬぐえず、右に座って安堵しました

第9日②:早朝のカレル橋を渡る [チェコ周遊]

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カレル橋、前日とは違うアングルより。

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早朝のカレル橋は人が少ないはず。さぁ、橋のたもとまできました。

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やった、ガラガラ~!

…橋を往復して戻ってきたら、ひとり参加の男性Cさんとばったり。「早いね~」と・笑。同じように、あらためてひとりでここを歩きたいと思われたのですねー。
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モノクロの世界&再び落書き文化

第9日①:最終日は一日自由行動! [チェコ周遊]

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【チェコの書店】

本来は団体で動きたくないのですが、海外は手配をお願いするしかなく、効率のよい移動は個人では難しい。でもいつものウォーキングのように地図をたよりにひとりきりで自由に歩き回りたい。
それが叶う最終日=これが一番の楽しみ、でした。
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市民会館横の火薬庫。
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前日にプラハ中心地は把握できましたし、なんといっても私は7年前に市内の地図をみつめていたのです。夢は膨らんでいました。
朝食を済ませ、いざ出発《自由行動を希望しない人は添乗員がおすすめコースを引率:半数以上がそちらに流れたよう~》。
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街中はトラムが縦横無尽。もう少し歩いたら、これらに乗るぞー。
「トラム&地下鉄&バスの共通一日乗車券」をキオスクで買いました(110コロナ=600円程度・5回も乗ればお得)。