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10月&11月 [振り返る&迎える]

《振り返る10月》
地域病院での公開講座☆☆☆・両親通院の付き添い☆☆☆・VR体験でローマへ(笑)☆☆☆・妹帰省&姪☆☆☆☆・Ayuダンスへ☆☆☆・田中陽希さん講演会☆☆☆☆☆・Ayu地域催しで販売☆☆☆・親子でインフルエンザ予防接種&Ayu歯科定期健診☆☆☆☆

《迎える11月》
友とランチ・文学館へ・医師の地域公開講座・Ayu年に一度の災害引き取り訓練・友とウォーキング?・衿泊まりでのウォーキング旅etc…
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家事は、すぐやる! [整理整頓をめざして]

家事は、すぐやる! - めんどくさがりな性格のまま、体がサクサク動くアイデア - (正しく暮らすシリーズ)

家事は、すぐやる! - めんどくさがりな性格のまま、体がサクサク動くアイデア - (正しく暮らすシリーズ)

  • 作者: マキ
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2017/01/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

【朝は火も油も使わないと腹をくくる!】
洗いものは大変。ワンプレートにすべて乗せる(パン食)。
【買い出しは週末1回だけ。平日は冷蔵庫にあるものを使い切る!】
【洗うのが楽!の視点で食器を選ぶ。さんまをのせる長い皿は、これ以外の用途がないのでうちにはいらない。お茶碗と汁椀以外は、まっ白な平皿か深皿があればなんでもOK。】
この著者も、洗濯物はたたまないと決めている。ハンガーごとしまう、ね。
【平日生まれたゆとりをこまごま家事に当てない。】
私もアイロンがけは日曜10時に『ワイドナショー』(笑)を見ながらまとめて…としています。もうこの習慣です。
【寝かしつけ(OFF)からの片づけ(ON)は、やめました。】
子が小さい時は、共に「寝落ち」してしまいがち。もう、あきらめて一緒に寝てしまう。私も平日はあきらめて早く眠り、早起きして自分の雑用を済ますパターンです。完全に早寝早起き型です。

【3LDKではなく、2LDKに。窓が大きく、日当たりがいい。あえて収納スペース0の新居に。】
広さではなく、部屋数ではなく。そして、ヘンに収納場所があるとしまいこんで安心してしまう。
著者は、子ども2名いる家族4人。まだ幼子なこともあると思いますが、コンパクトな家の方が、モノを持たないで整理していく心構えはできやすい。もっとも理想☆←めざしたい!
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予防接種から歯科へ [プチ情報♪]

元来、注射は受けたくない主義なのですが、持ち帰って老親にうつしてしまう可能性を低くする意味もあり、私も昨年から勤務先の指導に従い(会社持ち)、私の扶養家族であるAyuと2人、インフルエンザの予防接種を受けています。
今年はワクチン不足ということで数に限りあり、とにかく早い時間から並べ!とのお達し。いつもの出勤時間並みに出たので、某健保会館の外の行列まで私たちははみ出ることなく受けられました。
その後、Ayuの歯科定期検診へ。
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JR駅の「みどりの窓口」だった?か、駅スタンプが用意されていて、あらきれい☆と。
この手のご当地スタンプを官製はがきに押し、友に送るというのが数年前よりちょっと好きな私です。
地方ものを気にしてきましたが、都会のもいいわねー。
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クッキー販売 [Ayuの余暇]

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毎年恒例の大きな催しで販売のAyu。到着したばかりで、まだ緊張の面持ちの一枚。
土・日と2日連続のお祭りでしたが(Ayuは初日のみ担当)、今日は大雨で早々と中止の地域放送あり。
残念ながら昨年のように完売とはいかなかったことでしょう。秋週末の悪天候続き、これでは行楽地も大打撃ですよね…。

…さて先々週はクーラーの掃除、きょうはようやく各部屋の隅に追いやっていた(笑)「家中の扇風機+Myデスクの小さいもの=計4台」を洗い、しまいました(1つは台所に年中常備)。
衣類は、以前よりは衣替えせずともすぐに取り出せるようになっていますが、さすがに裏起毛タイプが恋しくなってくると、奥から出さなければならないものが!→次の週末ですね。
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気になるけど遠い…津島さんの特集 [太宰治と家族たち]

津島佑子さんの世界がこちらで開催中です。昨日、仕事中に某紙の書評関連記事で初めて知りました。
行きたいなー、とっても。私を呼んでいるなー。
でも遠いなぁ~~。

⇒その後、行けました~!!
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陽希さんの講演会へ♪ [田中陽希さん(プロアドベンチャーレーサー)]

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こちらで何回か書いてきた、プロアドベンチャーレーサー・田中陽希さんトークイベントへ。
海外はもちろん、全国の平坦な道以外を中心に動きまわる&講演している方なので、都内でのこのような機会はそうそうなく。これはチャンス☆と、ダメ元で開催のスポーツ店にTEL、「大丈夫ですよ~」。
まるで恋人に会いに行くように♪出かけたのでありました。

山を走っている姿そのままでしたが(背が高い)、思っていた以上に早口で(話したいことがこぼれるように)、朴訥さより(これが魅力でもあるのですが)お話上手でした。
プロアドベンチャーレーサーでの活動を中心に、まもなくの元旦に「屋久島」から出発、一年半をかけ「利尻島」へ目指す、三百名山踏破について。もう、一言ももらさず聴くぞ、の内容の濃い約一時間半でした。

おすすめの山は? の質問に、『ご自分の故郷の山に登ってください。それか、その山が見える山をすすめます。』
なるほど…ステキ。私自身は東京出身なのでそういう山は厳密にはないのですが、ならば両親のふるさとの山(たしかに熊野の山はずっと気になっている)か、信州で冬以外を暮らしている叔母宅近くの山??になるのかなぁ~。
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さぁ、2018新年そうそうから(放送開始日は現在未定・判明したら追って書きます☆)NHK‐BS3にて、ほぼ毎日のような形で放送があるはずです。
【上:会場にはこれから登る山(というか山から山の間の平地もすべて歩く&走る)に多数!赤印の日本地図が~。そうよねー、300あるのだものね。】
衿は、これだけで一年半は楽しめるゾのモードとなりました。
右に「田中陽希さん(プロアドベンチャーレーサー)」のカテゴリーを作りました。》
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女子会 [Ayuいとこたちと]

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…という言い方は嫌いなのですが(『山ガール』類も)、あえて。
先日、帰省した妹と、社会人一年生の上の姪っ子と近所でランチ&おやつ(←『スイーツ』も嫌ね)してきました。Ayuが月に一度の母校(支援学校)でのダンスへヘルパーさんと出かけた間に。
このあと姪は、我が家で帰宅後のAyuと合流。みなで夕飯したのち、都内の自宅に戻っていきました(妹は「実家」に5泊6日~)。
年齢はAyuが2つ上になりますが、彼女は実質「お姉さん」。赤ん坊の時から絡んでいるので自然とくっつきあっています。うれしいことです。
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もっと、やめてみた。 [整理整頓をめざして]

もっと、やめてみた。

もっと、やめてみた。

  • 作者: わたなべ ぽん
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/07/20
  • メディア: 単行本

一冊目の「やめてみた。」は長ーい順番待ち(図書館)。こちらが先に手元にきました。
サブタイトルは『「こうあるべき」に囚われなくなる暮らし方・考え方』。
漫画家。全編もマンガ。結論を言うと、目新しい点はナシ。申し訳ありませんが、他の片づけ本と比べると、かなり初心者感あり、でした。

【二冊目となる今回は「やめてみる」ことで面倒や無駄が減ったり、心が軽くなったりするとともに実は新たに「自分に合った何か」が始まっている!という暮らしや心の変化を描こうと思いました。】
人づきあいが苦手&何ごとも後ろ向きに考える著者、「そんなことで、なんでー?」と思わずつぶやきそうでした。それがまた好感でもあるのですが、世の中、人はいろいろだな~と。

【「おっ、かわいい布バッグ!」→「でも今使っている布バッグが気に入っているもんね、大切にしなきゃ」→気付けば「買い替えグセ」も減っていきました。】
そういうことですね、食料品以外の買い物は「待てよ、これ今必要?」をいちいちと自分に問いただして…が原則ですね。モノは極力、家に入れるならば吟味せよ、です。
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RAY by BUMP OF CHICKEN [Ayuの余暇]

RAY(初回限定盤)(予約特典ステッカー無し)

RAY(初回限定盤)(予約特典ステッカー無し)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2014/03/12
  • メディア: CD

ひと月ほど前に、Ayuに買ってきたCDです。
「グッドラック」の入っているアルバムが欲しくて。でも聴いてみると、それに勝る曲がたくさん。♪ラストワン が今はいちばん好き。
…って、Ayuのために、なのですが(笑)。
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ファーストクラスでイタリアに!? [おでかけ]

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NHKのニュースで知り、気になっていました。Ayuも連れていきたかったのですが、まずはどんなものか体験してみようと。
『最先端のVR技術でファーストクラスでの海外旅行を疑似体験。約100分のフライトでVRでの離着陸や現地観光、シェフが作るその国を彷彿させる機内食を味わえる、新感覚の海外トリップ』。
VR装着時間が思っていたより短かったのはアレレでしたが、離陸の体感(音・振動)や、CAが食事を順に…は、海外旅行に行きたくても行けない方の「アソビ体験」(遊園地感覚)としてはおもしろいのかも。
ファーストクラスって、座席はやっぱりフカフカ&たっぷりしているのねぇ~。座ってすぐ私は眠りに誘われました。本物に座ることはまずないでしょう☆
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最後のデザート「アーモンドとりんごのタルト」。どれも思っていたよりボリュームあり&美味でした。
ローマに行ってきましたが(笑)、他国ヴァージョンもあるので、今度はAyuをハワイに連れていこうかなー。しかし、週末狙いだと年末まで結構いっぱい…。

…スマホを持たない私、道順の走り書きはしていったものの(プリントアウトはせず)、場所がなかなかわからずあせったのですが、「住所」で辿りつきました。住所表示は街に必ずあるので、これさえメモしていけば大丈夫だわね。時間に余裕をもっていけば、そのアナログ勘!も楽しみたい。
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シルバー川柳 7 byポプラ社 [よんでみました]

シルバー川柳7 寝坊して雨戸開ければ人だかり

シルバー川柳7 寝坊して雨戸開ければ人だかり

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2017/09/09
  • メディア: 単行本

またまた力作です。
【いつ死ぬか 分かれば貯金 使うのに】 ほんとだよねー。
【ピンポーン やっと出たのに 不在票】
【遺言書「すべて妻に」と 妻の文字】
【通帳に 暗証番号 書いている】
【寝坊して 雨戸開ければ 人だかり】
【いっせいに メガネ取り出し 見るメニュー】 既にその域、です!
【物知りの ばあばも読めぬ 孫の名よ】 
…新入社員 キラキラネーム? が多くなり デスヨ(笑)

【終活も アルバムひとつで 日が暮れて】
【朝なのか? 夜かもしれぬ 時計5時】
【むせび泣く ことはないけど むせて泣く】 誤嚥には気をつけましょう~
【コンビニに 旦那まかせて 旅に出る】 
【腕よりも 話し上手で 選ぶ医者】
【高級車 やっと乗れたが 霊柩車】
【捨てたなべ やっぱり使うと 取りに行き】 世代的に断捨離は難しい? 
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ミニマリストの持ちもの帖 [整理整頓をめざして]

NHK出版 なるほど! の本 ミニマリストの持ちもの帖―家族5人 これだけで暮らしています (NHK出版なるほど!の本)

NHK出版 なるほど! の本 ミニマリストの持ちもの帖―家族5人 これだけで暮らしています (NHK出版なるほど!の本)

  • 作者: 尾崎 友吏子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2017/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

3人の男の子を育てながら建設コンサルタントで働くワーキングマザー、とある。
【息子たちはおなかが空くと機嫌が悪くなります。平日は仕事から帰って、いかに手早く食事を提供できるかがポイント。】
でしょうねー。あらかじめ細かく切った野菜のタッパーがたくさんの冷蔵庫写真。
【一年を通して16着の服と、4足の靴で過ごしています。一昨年には、大きな家から小さな家に移り住みました。そしてその結果、以前より支出は減り、家事が楽しくなり、暮らしがうまく回り、人生がより充実するようになったと感じています。それは、私がミニマリズム(最小限主義)という「道具(ツール)」を手に入れたから。】
この方も、Yシャツなどはアルミハンガーに干して、たたまずそのまま収納、です。

【~何を捨てるかよりも、何を残すかを考えていきます。その過程で、「自分が人生で何を大切にしたいか」の輪郭が浮かび上がります。~重要でないことからエネルギーを奪われずに、大切なことに集中できるようになります。】
【多くの人がそうであるように、私も「捨てる」ことが苦手。そのため購入する際は、慎重に検討します。】
【ものを多く所有していても、気持ちは満たされません。そこで、使わないものを整理し、大切で必要なものだけ残したら、広い家は必要なくなり、気持ちにも余裕が生まれたのです。「欲しいから」と安易に買うことをやめ、必要なものを自分の選択眼で選ぶ。それこそが、私の心も時間も自由にする、最もかんたんな解決策でした。】
【「未来」の商品が「今」を邪魔していない?…「今使わないもの」が置かれた場所は、それがなければもっと有効な方法で活用できるかもしれません。】
ストックは最低限で。自分が把握できる量だけを。そうでないと、それを忘れてまた過剰にストックすることになります。

【取り出しやすい場所に道具を収納することは、掃除のハードルを下げるコツ。料理の作り置きは時間の「貯金」ですが、汚れをためれば「借金」になり、時間の経過で落ちにくくなるという「利息」までついてしまいます。私は、出勤前の毎朝10分を掃除の時間と決めています。】
【大切なものだけとの暮らしは「これだけあれば十分」という認識を芽生えさせてくれます。~例えば、気持ちがよい布団で眠るときに見る子どもの寝顔や、家族が食卓でおいしく食べている顔…。~過去や未来にとらわれすぎずに、「今、何が大切か」を考えてみると、今を充実して暮らすために必要な道具は、本当はそれほど多くはないはず。~この自由を、あなたにこの本でお届けすることができたなら~。】

この本では、非常用品についても触れていました。やらなきゃと思いつつ、あとまわしにしている事項ですが、自然災害等いざ避難を迫られた時に、すばやく持ち出せる各自のリュックがきちんと決まっていたら、心はいつも平穏でいられるのでは、きっと。取捨選択、整理整頓と同時に、これもは大切なことだと、えらく気になってきた私です。
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しない家事 [整理整頓をめざして]

しない家事

しない家事

  • 作者: マキ
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2016/07/20
  • メディア: 単行本

「整理整頓」とはちょっと違うタイトルですが、『生活をシンプルにしていく』という点では一致しているので、カテゴリーはこちらに。
小さなお嬢さんが2人いる4人暮らし。最初に【私は家事が苦手です。】とあり。
だからこそ、面倒にならないよう削ぎ落としていくということなのでしょう。
【普段の食事は手作りするけれど、土曜日のランチはカップラーメンの日があってもいいと思っています。】同感。
【~だから抜くところは抜く。ある部分は切り捨てなければまわらない、と潔く割りきるようになりました。】
【~また、仕事を優先したい場合は、保護者会などの行事を欠席します。仕事のアポイントの内容や、参加メンバーなどにより違いますが、自分の中で大切にしたい優先順位が明確に決まっているので、迷わず割りきることができます。割りきることに罪悪感を持たないこともポイントかなと思います。】
偶然その決断を私も先日いたしました。子の関係の親の集まり(当時は学校、今は作業所)には遅刻・早退(有休)しても参加してきましたが、「ああ、これは行かなくても配布のプリントさえいただければよい・出勤の方をとろう」と。全て聞き逃さないでいたいのは確かなのですが、だいたいこんな内容だろうと予想できるものは時には捨てる:選別する(欲張らずあきらめる:不参加)もありだと。今になってやっと悟りました。

さて、この方も洗濯物は畳みたくないので掛けて収納する派でした。
【ムダがない効率的な暮らしをするようになると、毎日のアタフタが減ってきます。ママが焦ったり怒ったりしているより笑顔でいる家庭のほうが、家族もうれしいですよね。】
【忙しければ忙しいほど、ものを管理することが難しくなります。私はものを減らしてみてはじめて、ものが多いと探す・迷うムダな時間が生まれやすい、ということに気づきました。】
【「どれを着よう」「何を作ろう」…迷いが動きを止める。】

例えば、一般的な紙を切る「ハサミ」。一家に一丁のみ、はどうかと思いますが、居間に1本、個人(うちの場合だと母と私)でそれぞれ1本あれば十分と思います。が、我が母はよく使う場の「そこ」に1つずつ置いておきたい派。これだと増えるわけですよね…。
これらの本の著者の方は、たいてい台所のフライパン系なども1つでいい、ハサミも一家に一丁でいい、油性ペンも1つでいい、それにはきちんと家族全員が決まった場所に戻すことが肝心、と言っています(うーん、筆記具は無理だなぁ、さすがに私も・マイデスクがあるならそこには1つずつ欲しい希望)。
床にものを置かないようにすると、5分もかからずに家中の掃除機がけが終わります。】
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影裏 [よんでみました]

影裏

影裏

  • 作者: 沼田 真佑
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/07/28
  • メディア: 単行本

第157回芥川賞受賞作。芥川賞、いつも私には合わないとわかっていつつ、とりあえず。1978年生まれ。本作でデビュー。
すぐ読み終わってしまう量なのだが、とにかく巻頭からすーっとは入っていけない。まずは読み進めようとするが、途中で「?」がいくつも出てくる。一番は、どこに重きを置いて読んでいけばいいのかわかりずらいところにある。それも手法? 後半にいき、一気に展開する。そして、もう一度、読み返す。

この感覚は間違っていなかった。他者のレビューを見ると、やはりページを戻った人が多いのだ。そして、評価する人と、そうでない人に分かれている。

私は、たしかにこの物語の中にある2つの点について、ひとつは不要と思う派である(詳細は書けませんが)。しかし、もう1点の肝心な点については、こういう見方もあるのだ、これはありなのだと思った。
受賞の際、震災の地を絡ませていると聞いたので、いつそこが出てくるのか…はあった。最初からもってこないのはうまいと感じた。想像する被災者の話、と思ってはいけない。

【日浅はどうも、時代を間違えて生まれたように見えるのだ。江戸中期にでも生まれていたらと、よく勝手に空想したものだ。】
こういう人は、いるのだと思う。これから読む人は、この友人『日浅』に注目して読んでいけばよい(それがわからなかったのだ)。

【岩手へ出向するよう告げられたときには心底ほっとした。受け取った辞令はあたかもより魅力的な生へのビザか何かのように、眩しく頼もしく映った。】
こういう瞬間が誰にもあるのではないか。うまく乗っかった、引っ越しの転機というような。

この物語については、わからないことがいくつもある(いったい生きているのか、死んでいるのか?)。あえて読者の想像にまかせている? あるいは、彼には別の深い理由があるのでは。いや、まったくの見当違いか。作家本人に聞きたい。

「よかった☆」との人は、同じことを言っている。私も。→『次の作品を読んでみたい(そして期待)。』 その時に判断…という作です。
読みにくかったけど、その世界観は嫌いではない。どちらかといえば高評価です。
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シルバー川柳 一笑青春編&青い山脈編 byシルバーネット [よんでみました]

笑いあり しみじみあり シルバー川柳 一笑青春編

笑いあり しみじみあり シルバー川柳 一笑青春編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/03/14
  • メディア: 単行本

今回も傑作ぞろい
【蝉取りには もうつれてこないと 孫がいい】
【我が亭主 おいあれこれそれ 五連発】
【カーブスで 身体動かず 口動く】
【うっかりと 弔辞に感動 つい拍手】
【ダイエット 検査役は ベルト穴】
【揺れている 鏡の中は まだ女】
【耳に当て テレビリモコン 通じない】
【天国へ あと一歩のところで 踏み外し】
【美容院 聞いてどうする 年なんぼ】
【霊園で もうすこし一人暮らしをしていてね】
【病床の 老妻(つま)の目線に 花飾る】
【オレオレに 開かぬサイフも 孫が開け】
【秋晴れに 今日も在宅 そんな齢】
【年老いて 自慢の庭も 今は邪魔】
 
笑いあり しみじみあり シルバー川柳 青い山脈編

笑いあり しみじみあり シルバー川柳 青い山脈編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/08/29
  • メディア: 単行本

【震度3 ギャルに抱き付き 取り調べ】
【趣味の旅 三日出かけて 五日寝る】
【病院に 今日はいないよ 病気かな?】
【公園で 一服してる ハトたちと】
【口喧嘩 猫がウロウロ なだめ役】
【「もてたのよ」証人いない 九十歳】
【老二人 旅のテレビを 春炬燵】
【セルフレジ 機械に話す「ありがとう」】
【遺言は 戒名代で うなぎ食え】
【趣味ゴルフ ゲートーボールと 言えなくて】
【母認知 今日も女優で がんばるぞ】
【アメ玉を しゃぶったとたんに 客が来る】
【表札に まだ母がいて 陽が当たる】
【マスクして ランチへ行ったら 歯を忘れ】
【補聴器と 入れ歯が無ければ 明日はない】 
…こちらも「メガネ(老眼鏡)」は別の部屋に行くときさえ必須になっております
(遠いところはそれに比べりゃまだ不自由なし・ 「手元」が見えないイライラ募り…です。爪切りも裸眼では自信なし・汗。)
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