SSブログ

7月&8月 [振り返る&迎える]

《振り返る7月》
今の職場で約25年ぶりに元出版社の方と再会☆☆☆☆☆・Ayuダンス(ヘルパーさんと)☆☆☆・友とウォーキング☆☆☆☆・先輩と書道展☆☆☆・Ayu歯科定期健診&耳鼻科ですっきり☆☆☆☆・舞台「ペコロスの母に会いに行く」☆☆☆☆・父の医院&期日前投票&カットの付き添い☆☆☆☆

《迎える8月》
リオオリンピック&高校野球開幕~TV観戦♪・Ayuと信州へ(2人とも少し早くから夏期休暇をとる)・Ayu薬もらいにetc…
-----

父に私ひとりが付き添い、お医者などを済ます「土曜日用事」が多くなってきました。近所の処方箋薬局では、父とAyu分とを貰いに「私」が寄る機会が多く、すっかり顔を覚えられていることでしょう。
2度目の介護判定結果が届きました。状態はよくなっているものの、用具貸し出しの必要性もある事情等を汲んでもらえたようで、とりあえずこれから一年は車椅子を借りやすい度数に。あらためて関連書類に目を通し(こういうの正直面倒くさい・高齢の母ひとりでは困難と思う)、早いうちに初めて介護業者と契約&手配せねば~。忙しーい。
産まれて以後からの娘のことといい、老いてきた父のそれらもあり、今の私は結構な “福祉事情通” ですね・苦笑。また書いていきます。
nice!(0) 

「暮しの手帖」とわたし,しずこさん [よんでみました]

【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本)

【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし (NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本)

  • 作者: 大橋鎭子
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2016/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

母に続いて、読みました。大筋は、先日読んだもので知り得てはいました。
ご本人による著書(享年93歳・1920~2013年)を、新装加筆したポケット版。
朝ドラでは、母方の材木屋が登場しますが、実際は父方の実家。そんな細かい違いはありますが、映像はほぼ事実に添って描かれているように思います。というわけで、今後の展開はみえていますが、それでも待ち遠しいです。
母も鎮子も、困っている人をほっておけない性分とわかるエピソードがあり、この家族の「らしさ」がみてとれるなぁと。ドラマ脚本、どこを結末(最後)として終わらせるのかな~。
関連番組もこのところ多いですね。三姉妹、唯一結婚した晴子さん(ドラマでは鞠子さん)がご存命ですね。

しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)

しずこさん 「暮しの手帖」を創った大橋鎭子 (暮しの手帖 別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: 雑誌

ポケット版の図解版ともいうべき(内容はかなり重なる)大判で、写真がたくさんの一冊。

暮しの手帖 4世紀83号

暮しの手帖 4世紀83号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2016/07/25
  • メディア: 雑誌

最新号、買ってしまいました。付録は、創刊号よりぬき復刻版。母のところに置いていたら、父がめくっていて、なんて似合わないの~!! でした。
しばらくは楽しめます(季刊と思い込んでいましたが、隔月刊でした)。
nice!(0) 

夜を乗り越える [よんでみました]

夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

  • 作者: 又吉 直樹
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/06/01
  • メディア: 新書

又吉さんの新書。2013年よりこれで6冊借りたことに。
【本は僕にとって必要なものでした。自分を不安にさせる、自分の中にある異常と思われる部分や、欠陥と思われる部分が小説として言語化されていることが嬉しかった。「自分は変ではない。あるいは、人なんてみんなどこか変な面があるのだ」と知ることができました。本は自分の生活に直接反映されるものでした。】
【(~略)ごっそりカットするのではなく、内容はそのままで言葉を置き換えて圧縮する作業を続けました。例えば、「精神内部で違った方向に進む力と力がぶつかり合う状態」という文章を、「葛藤」という単語に置きかえ文字数を短くできた時の感動は、テトリスでずっと待っていた長い棒がようやくきた時と同じような快感をもたらします。】
【僕が本を読んでいて、おもしろいなあ、この瞬間だなあと思うのは、普段から何となく感じている細かい感覚や自分の中で曖昧模糊していた感情を、文章で的確に表現された時です。つまり共感です。】
【人間は完全ではありません。完全でありすぎるとしんどいかもしれません。自分に自信を持つことはいいことですが、自分がわからないものを否定し遠ざけ、理解できること、好きなことだけに囲まれることは危険です。わからないものを否定して拒絶を続けるなら、その先は争いしか生まれないと思います。自分と考えの違う人間や文化をも拒絶することになってしまう。それは本当につまらないことだと思うんです。すべてに共感するのではなく、わからないことを拒絶するのではなく、わからないものを一旦受け入れて自分なりに考えてみる。
本を読んで共感するということは、間違いなく読書の中で重要でおもしろい部分です。でもそれが本のおもしろさの半分。残りの半分は新しい感覚の発見だと思います。】

付箋は多数付き、厳選して書き残しました。
昔のいわゆる名作といわれるもの(+現代小説も)を、かなり読破している様子。
ここで挙がっているいくつかを、又吉さんと比べるとだいぶ時期は遅くなりますが、私の残りの人生でなるだけ早く読みたいと思います。
そうしたら、また自分の中の世界が広がっていく…ということですよね♪
nice!(0) 

舞台「ペコロスの母に会いに行く」 [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く

  • 作者: 岡野 雄一
  • 出版社/メーカー: 西日本新聞社
  • 発売日: 2012/07/07
  • メディア: 単行本

「ペコロス」とは小さな玉ねぎのこと。つまりは、実母を介護する男性の演者は、言葉は悪いですが「ハゲ」でなければなりません。ですから、東国原氏となったのでしょう。
認知症を描いた作画「ペコロス~」、その原作は忘れられなく、この舞台情報は耳にしていたものの、数日前になって席を押さえました《それでもよい1階席(←衿は絶対コレにこだわる)をGet!》。
主役級(といっても周りの役者さんが揃っていた)の東国原氏は、数時間前まで民放TVに出演していて、あー芝居に影響したらイヤだなと正直思いましたが、特に支障はなかったようです。
SH3L14110001.jpg
なかなかよかったです。あのユニークな世界観健在で、肝心なところはしっかりと盛り込まれていたように思います。(「幕間の暗闇」の回数が多かったのは少し気になりましたが、場面分けは回転舞台ではなかったのでいたしかたなし?)
また、原作をめくってみたいな。一読あれ、です。
【天王洲(てんのうず)は、ずいぶん前の井上芳雄クン・リサイタル以来だったけれど、やっぱり無機質なコンクリートジャングルでNo!でした…写真:銀河のイメージ?劇場入口。】

SH3L14080001.jpg
さて、Ayuは先日誕生日を迎え(年女です)、その当日はお互い休みをとり、Ayu歯科定期健診&無料パス更新(ありがたいことに障害者は申請で都バス・都営地下鉄のパスを発行してもらえます)&耳鼻科《ダウン症は耳穴が狭くできているので時々専門家に奥の点検・掃除をしてもらうとよい》へ(案の定、片方はかたまりがあり、ふやかしの点耳薬を入れて、翌日再診、完全にきれいになりました)。
父の車椅子も公の某所で借りて帰ってきました(通算で「丸一年」になり、無料貸し出しはもう出来ないそうでこれがラスト・別の手立てであたる予定)。
【お誕生日のランチは、景色のよい上層階にある「役所のレストラン」で。一般にも開放されています。一度、寄ってみたかったのだ。Ayuが選んだのは「カツ丼」、私は冷やしたぬきうどん。双方¥430でした・笑】
nice!(0) 
共通テーマ:moblog

連チャンでroppongi [おでかけ]

SH3L140300020001.jpg
叔母のうちで先日ご一緒した先輩のお誘いで、書道展へ行ってきました。
国立新美術館は、何度目だったかな。最寄りは「六本木」と思い込んでいましたが、「乃木坂」駅なら地下から直結しており、はじめてそちらから。快適なルートでした。(メインのルノワール展の方は、コミコミの様相でした。)
鑑賞後は、六本木ヒルズの地下でよいお店と出会い、ランチ。夕方5時前には別れました。
あー、きのうのウォーキングでもこの付近、歩いたわ。2日続けて六本木界隈なんて、私には二度とないことでしょう♪
nice!(0) 

梅雨の合間でしたが [山登り&ウォーキング]

SH3L140300010001.jpgSH3L140400010001.jpg

雨も降らず、曇りが中心で気温も26℃と恵まれた日に、また友人と歩いてきました。
今回は11.3㎞。この企画は参加者が回数を重ねるたびに増えているようです(参加費無料・詳細な地図配布&道案内も立ち、後援スポンサーから水分補給のペットボトルや、ちょっとした完歩賞もあるし)。私は毎回、8:30~9:00という一番早い出発枠を選んでおり、だいたいゴールが11:30頃、友と同行した際は「たまにはいいよね?」のランチをする格好となっています。今回も、期待以上の中華(庶民派の店でとっても美味!)を堪能~。場所をかえて、口直しのコーヒーをいただき、14時過ぎにはバイバイ♪ 共に家族の元へ帰りました。
真夏に入りますので、次のウォーキングは早くても初秋でしょう☆
【皇居まわり&六本木テレ朝近くで・ドラちゃんはあいかわらずカワイイね】
nice!(0) 

25年ぶりに [衿Tokyo時代のおしごと]

先日書きかけた、再会の件。
その日、私はいつも通り自分のデスクで仕事をしていましたら、トントンとフロアの一番上の女性上司、「〇〇さんって、知ってる?」と。〇〇さんは、私が25年ほど前、大型書店員だった時の版元(出版社)営業の方。今はそちらは退職され、別の新しい出版組織の上におられ、ずっと年賀状だけは続いていたのです。つまりは現在の仕事のお仲間と、衿の今の職場を企業見学され、私の名前を出してくださったのでした。
正直、はっきりお顔も覚えていないくらいだったのですが、経営・経済書棚担当時代にすーっと私も戻り、少しお話も出来ました。賀状では、娘のこともお知らせしていましたので、そちらも案じてくださいました。
暑さとはまた違う汗を書いた、忘れられない日となりました。

(私の上司にしてみれば、なぜうちのパートを知っているの? だったのでしょう、さらーっと「書店員時代に、あちらは営業マンとして…」と、あとで会話しました。
…新卒で就職した会社と関係がないとはいえない今の職場なので、こんなこともあり得るとは常々思ってはいましたが、思い出してくださり、ありがたかったです。
「つながり」って嬉しいですね。
時々、出版社に問い合わせ電話を入れることもある私ですので、名乗りはしませんが、そんな昔とのニアミスは実はあったりします…。「あっ、この声…」と。先方、少人数経営も多いので。)
nice!(0) 

半減期を祝って [太宰治と家族たち]

半減期を祝って

半減期を祝って

  • 作者: 津島 佑子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/17
  • メディア: 単行本

今度は、津島さんの小説を読みました。
ズバリ、タイトルは「半減期を祝って」。“皮肉” が十分込められています。
半減期」って言葉、みなさん周知なのでしょうか。私は、先日の本で恥ずかしながら知りました。放射線元素が崩壊してその原子が半分に減少するまでの時間、です。原子力発電は一旦つくってしまえばそれを取り除くことは大変な時間がかかるということです。以前読んだ本を思います。私はやはり原発稼働は反対です。

3つの「小説」が収められています。1作目はちょっと津島さんの私生活と重なるかな、とも。
以下、メインの表題作より。
【(略)~一般市民の頭のうえに、原子爆弾がはじめてアメリカによって無慈悲にも落とされたのでした。それから、ほぼ70年の年月が過ぎ、トウホク地方にきわめて深刻な影響をおよぼす原子力発電所の事故がおきました。そのとき、放射線物質であるセシウム137が大量にばらまかれ、今から4年前に、ようやく半減期を迎えたのです。~】
というのも、今から30年後を設定しての、、、です。
【眼に見えるものではないとわかっていても、なにか見届けられるものがあるのではないか、と期待してしまう。なにしろ、生きて無事に、セシウム137の半減期を迎えることができたのだ。これからどうするかは、ゆっくり考えよう。そのうち、今度は天国からお迎えが来るのかもしれない。…】
そして、哀しいかなその通り、津島さんは68歳の若さで、原発の今後のゆくえを危ぶみながら旅立ってしまいました。
nice!(0) 

すごい日ハム [野球]

いやはや、なぜ放送がなかったのか。日ハム5-0から、延長戦に持ち込み、ギリギリの12回ウラの奇跡。球団タイ14連勝、夢は見事につながった、
マメがつぶれた大谷クン、週末のオールスター戦欠場か?…はいたし方なしか。残念。
ところで、その球宴では、くまモンのピンバッジが売られるそうだ。会場にはいかないが、これ欲しいなー。Bタイプがかわいい。
ネット販売はこちら

参議院選、私と母は期日前投票で済ませました。
父は、一時的にお借りしている車イスを返却していたため、やむなくあきらめ。投票所の小学校がもうちょっと手前にあったなら行けたのですが、ずっと徒歩はリスクが大きく。どうにか方法がないものですかね、、、。
まもなく24歳になるAyuに、投票所整理券は届いていますが、本人の「選挙」への理解がないため(立候補者のフルネーム、つまり普段書くことのない漢字まじりで…ということでもハードルは高い・むろん本人の意志の反映難しく)見送り。
我が家の投票率は50%と史上最低でした。
そして、基本朝型の我が家、選挙特番を1時間も確認せず私もZZ…でありました。

《昨日、試運転も兼ねて、今夏初クーラー入れました。今の時期も午後室内30℃!ならONにすると体が楽ですね。私はできるだけ「扇風機派」ですが。猛暑予想が当たると、父はしんどくなりそうで、こまめに使うことになるでしょう。》
nice!(0) 

大橋鎭子と花森安治『暮しの手帖』二人三脚物語 [よんでみました]

大橋鎭子と花森安治『暮しの手帖』二人三脚物語

大橋鎭子と花森安治『暮しの手帖』二人三脚物語

  • 作者: 塩澤 実信
  • 出版社/メーカー: 北辰堂出版
  • 発売日: 2016/03/29
  • メディア: 新書

『とと姉ちゃん』がらみで、母が読んだあと、私が。
『暮しの手帖』はちゃんと手にしたことはない。正直、現代では流行らない、と思う。それでも、広告をとらず、だからこその商品テストを続けている稀有な雑誌であることはみな知っている。

ドラマはいよいよ誕生期(創刊)にかかってきましたね。以前から書いてますが、私は「本を生みだす=出版社」には永遠の憧れがありますので、『花子とアン』の時とちょっと被る、出版・印刷まわりの展開には注目しております。

編集長・花森安治氏のエピソードはいろいろある。
創刊号「自分で作れるアクセサリー」の一文より。
【美しいものは、いつの世でも お金やヒマとは関係がない みがかれた感覚と、まいにちの暮しへの、しっかりした眼と、そして絶えず努力する手だけが、一番うつくしいものを、いつも作り上げる】

【(名だたる執筆者宅へ)原稿依頼に廻ったのは、大橋鎮子と妹の芳子がほとんどだった。(略)~原稿依頼に行くとき、「髪と、爪と靴をきれいにして行きなさい」と言い、訪問先で女中が出てくるかもしれないが、誰が出て来ても、奥さまだと思って、ていねいに挨拶するよう注意を付け加えた。】

『暮しの手帖』は昭和31年、菊池寛賞を受ける。『文藝春秋』に載った浦松佐美太郎氏の文章より。
【~いい雑誌は、ページ数ではなく中身がずっしりと重く、編集の丹念さが、まるで掃除の行き届いた住宅のような美しさを作り出しているのだ。『暮しの手帖』が成功した秘訣などというものはなさそうである。結局は、この編集部の誠実さということにすべてが帰着するのである。そしてこのことはまた、婦人雑誌だけでなく、ジャーナリズム一般にとって、大切なことを反省させることともなるだろう。こんどの受賞は、その意味でも大きな意義があったと言える。~】

この本にたくさん付箋はついたのですが、何が一番印象的だったかといえば、私はこれでした。
【久子(鎮子の母)の『暮しの手帖』に対する驚嘆すべき献身は、亡くなるまで『暮しの手帖』を、自分の金で、町の本屋から買いつづけてくれていたことだった。】
もらって当然だったのに、毎号買っていた母親の存在。

今の『暮しの手帖』といえば、前編集長松浦弥太郎氏を思い出さないわけにはいかない。
昨春に、料理サイトを運営の『cookpad(クックパッド)』へ転身したのには驚いた。「時代かなー」(紙よりネットかぁ~)と。
今はこちらをやっているらしい。くらしのきほん…なんだか似ている・笑。
まだよく見ていませんが、雰囲気はここで継承しているのかな。
nice!(0) 

東京みやげより [かいもの]

SH3L14030001.jpgSH3L14040001.jpg
真夏前に、修理された日傘(¥2,160で済みました)が復活しました。新しいものを求めず、これでよかった☆
その帰り、六角形の夏パッケージに惹かれ「ひよこ」を。中も7つ、かわいらしかったです。

一昨日、おそらく25年ぶり!?の再会がありました。急なことでびっくりしましたが、なぜか年賀状だけはずっと行き交っていて、私を思い出してくださったようです。つづきはまた
nice!(0)