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3月&4月 [振り返る&迎える]

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【ご近所さんがそっと玄関前に置いてくれたフキノトウ・春の味でした!】

《振り返る3月》
俳句講座☆☆☆・役員会☆☆☆・Ayuと申し込んでいた4月のツアーは催行決定ならず、またの機会に★★★・映画『PERFECT DAYS』へ☆☆☆☆・母介護度の再判定をしてもらう(結果は1カ月半先)★★☆☆・ストレッチ体操☆☆☆☆・ようやく梅と鶯がそろい春らしく♪(暖冬だったのか??)☆☆☆☆

《迎える4月》
雑草とり・俳句講座・山行・地域の春清掃・役員会・叔母関東より信州に戻る・ストレッチ体操・りんご作業花摘みより始まるetc…

神と黒蟹県 [よんでみました]

神と黒蟹県

神と黒蟹県

  • 作者: 絲山 秋子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2023/11/13
  • メディア: 単行本

『黒蟹県』は著者が架空で作った地名です。
読み始めてすぐにこの本を参照したのでは、と。想像力のある、こういう作業が好きな方には永遠に広がる楽しい世界のように思えます。
帯には『まだ名付けられていない人間関係を描き続けてきた著者真骨頂の連作小説集』。
絲山さんを読むのは久しぶり。独特な空間ですが、心地よさがあります。

【(略)これがスマホだったらまだ、同じ水槽で泳いでいる別の種類の魚くらいの気持ちになれるけれど、運転席で本を開かれるとシャッターを閉められたように感じてしまう。】

家や家族を持たぬ者にとって、転勤は最高の楽しみだ。(略)ウマの合わない顧客も存在していない。からっぽだ。しがらみだけがリセットされ、まったく新しい環境に住まうことになる~。(略)蓄積がないということはこんなにも心が楽になるものなのだろうか。】
著者は会社員時代、転勤経験があったな。
私も「住めば都」体質なので賛同する。

【草木がまったくない裸地から鬱蒼とした森林が形成されるまで、植生が変化していくことを遷移という。】
知らなかった。この言葉。

【かれは内職でミシンを踏む母の背中を見るのが好きだった。縫い終わりに糸を長く引き出してぷつんと握り鋏で切る。】
ここでは電動ミシンだったが、足踏みミシンを使う私の母の姿を想い出した。握りバサミ、これは「半死半生語」ではない?(※NHK『今夜も生でさだまさし』)

梅ほころぶ [信州で作物を育てる&自然や花]

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先日、最後の積雪では~と書きましたが、その後またありました・笑【左上】。
ですが、チラチラがあったとしても、もう積もることはないでしょう。
庭の梅もようやくほころび始めました♪
あー、イチゴ畑の雑草とりをしなくては(でも菜種梅雨が多くて土が乾かずやりにくいのよ…)!

初音 [俳句入門]

本格的な春の訪れはまだ感じていませんが、もう氷点下4℃(水道凍結が考えられるライン)にはならないだろうと、自宅裏のコンセント(凍結防止帯)を朝8時頃に抜きにいったら『ホーホケキョ♪』。
鳴きはじめの頃は下手っぴです。未完成なメロディ。だんだんとうまくなり、よりたくさん聞けるようになっていきます。
この第一声を(主にウグイス)『初音(はつね)』と言います。
この季語を使っての十七音にチャレンジしているのですが、なかなか。。。
講座開催の遅くとも3日前には講師にメールで投句(各人2句ずつ)です。

忘れられない一冊② [よんでみました]

つづき。
これから私が読んでみたいと思った本、過去に同じように読んでよかった本を下記に(敬称略)。私の備忘録です。

阿刀田高 『グリーン殺人事件』ヴァン・ダイン《初めて推理小説を読む人に☆》 
角幡唯介 『影の地帯』松本清張《その姿から新聞記者の道を選んだのかも?》
           …松本清張氏は図書館バイト時代の衿、応対したことがあります♪
菊地秀行 『闇の梯子』藤沢周平《父の死を前に病院待合室の書架で出会う・その時の心理とハマる》
松田美智子 『春にして君を離れ』アガサ・クリスティ《専業主婦の傲慢さと勘違いをこれでもかと描く》
森山大道 『チボー家の人々』マルタン・デュ・ガール《亡くなる直前に母から勧められる・未読だそう》
山田太一 『立原道造詩集』《十代後半の気持ちを思い出すそう・「夢みたものは~」など》
詩集、いいよなぁ~。そういうシンプルな文章に触れたい。

忘れられない一冊① [よんでみました]

忘れられない一冊 (朝日文庫)

忘れられない一冊 (朝日文庫)

  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/09/06
  • メディア: 文庫

きっかけはスポーツライター・生島淳さん(この人の物言いに誠実さを感じ、以前から注目していた:生島ヒロシさんの末実弟)が語る、2011年の震災で姉を亡くした詳細を「ラジオ深夜便」で聴き、著書『気仙沼に消えた姉を追って』を読もうと思ったため。残念ながら私の住む地域では所蔵せず、その件について短い文章だが掲載されているこの本を手にした。
各分野から、人生の岐路となった本が紹介されており、思った以上に付箋が付いた。『週刊朝日』連載。

生島淳さんの話に戻そう。故郷の気仙沼で暮らしていたお姉さんを震災で失った事実は、兄の生島ヒロシさんからもやはりラジオからだったか聞いたことがあり、印象に残っていた。
2011年3月11日の午後、実母の四十九日法要のため姉夫婦は遺骨を持って上京の予定だった。つまり、東京へ向かうのが午前中だったのなら命は助かったと思われる。自宅は津波で流されても。
大きな揺れのすぐあと、姉から淳さんの自宅に電話が入り、淳さんの息子さんが受けた。「そういうわけで今日はそちらに行けない」と。これが最期の声となる。
淳さん自身は外出中だった。自分のケイタイの方に連絡をくれれば「津波が来るから逃げろ!」と伝えられたはずだと《息子には重いものを背負わせてしまったと語っておられます》。

避難所に逃げた近所の人々は生き延びた。お姉さん、かさばるお母様の遺骨を持参しての移動に躊躇したのかもしれない。自宅にとどまった姉夫妻は津波にさらわれた。
半年後、お姉さんの遺体が確認される。ホッとしたそうだ。
…一日早く東北から離れていれば。「津波」の恐ろしさに気づいていれば。
わずかな判断が生死を分ける。

他のみなさんの「忘れられない一冊」はへ。

最後の積雪か [信州で作物を育てる&自然や花]

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【サルスベリにも積もる】

彼岸が過ぎ、例年ならウグイスのさえずりが聞こえる頃ですが、まだです。。。
そして、夕べは風を伴う雪があり、また銀世界に。屋根がある車庫なのに、吹き込んで車全体に積もっていました。
「寒い時は寒く」は、作物が順調に育つための条件。急に春めいてくるよりこれでよいのだ~と解釈しています。雪が少なければ畑の土も乾燥してしまいます。同様に、うっとうしく思う春前の長雨も自然界には必要です。

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師走までに収穫し、いただいてきたりんごたち、ようやく最後の2つに。本来なら、年内に食するのが望ましかったのですが、昨年ははぶきりんごの出来もいまひとつで、方々へのおすそ分けを控えたため、大量に手元に残っていました。
皮で守られているりんご、多少鮮度が落ちても、細かく切って塩水につけ、食べる直前に水気を切り、『500Wで4分チン!』すると香りと共にとても美味しい《私が通う農家の奥さまより♪》。歯の弱くなった私の母も食べやすい。
あとひと月ほどすれば、サクラは終わり、次にりんごの花が咲き、作業に入ります。

PERFECT DAYS [Movie]

PERFECT DAYS』。公開からだいぶ経ってしまったが、私のお気に入りの方たちがお薦め&再度鑑賞したと耳にし、いてもたってもいられなくなり映画館へ。
内容は既に想像できており、目新しいことはそれほどなかったわけだが、今となっては懐かしい、私のよく知る東京の下町風景がなぞらえており、それだけで共感があった。
ロケ地を訪ねたい気持ちもよくわかる。

これからこの作品と出会う人もいるため、私の「このシーンは余計だったのでは?」等々の感想は記さないことに(以下はできたらスルーしてください)。
映画好きの叔母はとっくに観にいっていたが、吉田葵クンが出演していることは聞いていなかった・笑。そういうのもあり、私は在来線を使って出かけ正解だった。

役所さん、最初のひと言が聞けるまでだいぶ時間があり(笑)、終始表情で語る映画でしたね。まんざらでもない笑みがいつも以上に素敵でした。
パラパラと際立つ役者さんが出てくる(大好きな甲本雅裕さんも)。でもそんなに使わない演出でよかったと思う。
愛する人を守るために父親や親族と疎遠になったのかなぁ。私はそんな想像を。
浅草方面は特に高校以降、縁あった場所。台東区、墨田区、また歩きたいものです。
カセットテープ、移住前に大量処分してきました《まぁ、市販のモノでなくMy編集中心でしたが!・レコード&CDはそれ以前に》。
昭和歌謡ブームだそうで、手元に残していてもよかったかな。

【おまけ:アート系の公共トイレについて~私は「シンプルできれいに使われているトイレ」が一番で、華美なのは不要派である(ちょっと違うかもしれないが、某所で問題視されているプロジェクションマッピングというのがとっても嫌い)・けれど本編にあったように、ああいうトイレ前なら人々が好んで待ち合わせ場所にするのだとは思った・都心に数カ所ならあってもよいか…とんでもない費用がかからないのであれば、ですが!】

最終判定は予想外だった [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

母の介護度判定、仮判定で出ていた「要介護1」でなく、最終は「要支援2」と出ました☆
ケアマネジャーさんにいち早く知らせが入り、『「要介護2」と一瞬思いました!』と告げられました・笑。
前述の通り、母が既に利用を始めている介護施設に常勤のケアマネさんなので、通所中の母の身体状況はプロとしてわかってくださっています《到着すると「歩行器」を使わせてもらっている母デス》。→間髪置かず「再判定申請をしましょう」ということに。

実際より軽い判定ということは、先方に介護の手数に見合わない利用料しか落ちないことになります。
…利用側のこちらとしては、介護保険を使用して~の上での大差はそれほどないと思われますが、相当するお金が正しく動くことがもっともなわけで。

私が一番心配したのは、既に開始しているデイサービス使用の継続です。これはOKなことがわかりました。ホッ、です。
「支援」「介護」のサービスの違いは、例えばデイサービスで言うと《以下、多少地域の差はあるのかも!?・ご参考までに》、前者は「月単位で発生」、後者は「一回ずつ発生」です。
「支援」でサービスを使うなら、月にたった一回でも固定の費用に~、ということ。
また、「支援」の方が職員の手をわずらわせないハズなので単価費用は低いのですが、重度でないと判定され、月内で使えるサービス量は狭まります。介護度が高くなれば、例えば週に4日のデイサービス利用が可能ですが、母の今の判定では、最高「週2」利用までとなります《今の時点では我が家は「週1」希望なので差し支えありませんが》。

その他いろいろ、今後必要になってくるだろう介護用品(簡単な手すりの利用、レンタル介護ベッド等)についても、「要介護」の判定が有効&妥当なのは間違いないでしょう。

ということで、近日中に前回とは別の判定員さんを迎えて再判定(仕切り直し!)です。予定があえば、ケアマネジャーさんも同席する意向でより万全に・笑。
→それでも「要支援」に落ち着くのかもしれませんが♪

「認知症の症状がある」「徘徊がある」がより大変で、数が多くなっている世の現状と思います。一方で、日常の室内で転んでしまう場面が日に日に多くなる見守りも進行形です(筋力の下降が激しい)。
《父と母の介護が同時に来なかったことは幸いだったと思います。このズレがないとどの家族も本当にしんどい…》

関西万博とマイナンバーカードの共通点 [ぶつぶつ…]

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【梅はまだ蕾&晴天の冬山】

半年以上前(2023.8)の記事なのですが、要点がとてもわかりやすい。根本の問題は時が経過しても変わっていないと
ここではマイナンバーカードの件を中心に引用させてもらいます。

『パビリオン建設が遅れる大阪・関西万博と、保険証との強引な統合に批判が集まるマイナカードには、共通する問題点が』
(~略)カードがないと日本のデジタル化が遅れるというのは事実ではなく、むしろその逆である。全国民には既にマイナンバーが振られており、システム連携さえしっかりすれば制度はすぐにスタートできる。本人確認の方法はさまざまなので、カードがなくても何の問題もなくシステムの運用が可能だ
実際、韓国は日本をはるかに上回るマイナンバー制度を整えているが、韓国人はカードというものは保有していない。自分の名前や住所など必要な情報を窓口で伝え、本人であると確認されれば病院でも区役所でも手続きが自動的に進む。
ハード(ハコモノ)という物理的なものにとらわれ、その上位に来るソフトウエアに思考が及ばないという点では、万博とマイナカードには共通のパターンが見られる。こうしたハコモノ行政の発想から脱却できなければ日本経済の復活は難しいだろう。】

…国民全員に既に番号が振られているのだから、それで本来のシステムは回る。ゆくゆくの人手は抑えられ、スピードは進むはず《現状は余計な部門が増えているのでは?》。
今まで通り保険証や免許証の提示で本人確認し、マイナンバー管理していることで作業がスムーズに→それが「番号制」にした意味なのでは。
日本国内の見解にとどまらず、世界各国の事例、状況、利便性を踏まえての検討をしていない?
まさか!? ごくごくの初歩を抑えているのかさえギモンです。

保険証。
それまでのお薬手帳(ちゃんと管理しているかは個人のモンダイ・これこそ自己責任でよいと思う)、そしてなによりその人の現在の身体状況をみて対応していくのがお医者さんなのでは??
保険証ONLYのままでよい。預かる介護施設も管理しやすい。それが答えと思います。

透明なゆりかご:コミック(1~7巻) [よんでみました]

透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~(1) (Kissコミックス)

透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~(1) (Kissコミックス)

  • 作者: 沖田×華
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/06/19
  • メディア: Kindle版

ドラマを拝見、原作の漫画が気になり、あたることに《第42回講談社漫画賞少女部門受賞》。

但し書きあり。
【この作品の病院内、医療の描写は作者が産婦人科医院でバイトをしていた1997年当時の状況です。現在とは多少異なることをご了承ください。】
その後、マンガ家となり、過去の経験から作品が生まれた。

以下、1~7巻より。
【私は看護師に向いていないのだろう でも続けていく気持ちを持ち続けられたら私が(患者から)得られる信頼もあるのではないだろうか】

【看取ることは悲しみだけじゃない そこに存在したことを記憶にとどめることでもあるんだ】
著者(主人公)はアウス《中絶した胎児》の処置に多くかかわった。

【NICUは退院していくか最後を看取る場所】
31年前のAyuの時を思い出した。出産後ベッドに一度来たが、その後はNICUへ。母親の私は予定通り退院し、母乳を届けに通った。ダウン症候群の告知は、それからしばらくのことだった。
我が子は無事退院となり、今に至る(NICUから出て、外界と同じ空気を吸える状態となったことは喜びだった)。

【いい父親になることは勿論大事なことだが、まず大事なのはいい夫であることではないだろうか】
自分のお腹が大きくなっていく母親(母性)に比べ、父性の育ちが一歩あとになるのはやむを得ないことなのだろう。私は、母も父も子どもに徐々にそうさせてもらうものだと考える。一緒に育っていくものだと《私はAyuを子というより共に生きていく同志に思っている》。

やむを得ず、産んですぐの赤ちゃんを養子縁組に出す女性。
【人の幸せにとって一番大切なのは縁だと思う】
人との出会い、その土地との出会いも、縁だよなぁ。
縁は肯定していってよいものでは。「縁がなかった」「縁があった」で人生は進んでいく。

ドラマ化されたのは1~3巻の内容だったかと。やむを得ない妊娠、待望の我が子を授かったもののその後の夫婦間の亀裂、妊婦の幼少の育ち方によるいろいろ~などのエピソードは、4巻以降にも多い。
私の想像以上の産婦人科の様子が多数紹介されていたことは確かで(びっくりする話ばかりだった)、『透明なゆりかご』のドラマ続編は難しくなさそうですが、同著者のドラマ『お別れホスピタル』(全4話)をようやく見終わり、とてもよかったのですけど(松山ケンイチのDr.はいい:再放送があったら是非ご覧あれ)、やはり濃~い内容にずしん々だったのであれで終わりでいいのかな。

…8、9巻(全9巻デス)もまもなく読みます。読後の記録は、これにて終わりとします

現代の肖像 by『AERA』 [お気に入り]

私の気になるヒトたちが、それなりの長期取材によりリアル特集記事となり、現在Web公開されています。
プチ鹿島さん《2023.9》、向井慧さん《2023.5》
【追記:残念ながらこの2名は全文掲載ではなかった・スミマセン】
そして、『ブギウギ』より連続して次の朝ドラでも出演という岡部たかしさん《2023.6》を発見☆

脇の役者さんが好き。生瀬サンは、とっくにそんなポジションではなくなっているけれど。
【つぶやき:今期見ているドラマの節々に「古田新太サン」の姿があり、どのドラマを見ているのかわからなくなる一瞬が、ある…NHKも民放も:27年前(1997年)、生瀬さん&古田さん二大主役の舞台を博品館で鑑賞・ひとり身になった直後にチケットとって~という思い出♪】

こうして気軽にいろいろな人の特集を読めるのはありがたい。「現代の肖像」、まだまだネットサーフィンしよう(向井サン分は当時本誌購入済・汗)。

昨年2023年に上記3名が掲載とは、私以外のたくさんの人が以前から目を留めていたということ。いや、ブレイク以前から追っかけていた自負はありますけれど・笑。

腕時計の電池 [かいもの]

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【再び日の目を見ることになった大きめ腕時計】

ソーラー式のMy腕時計がとうとう動かなくなった(一度、なくして拾ってもらった☆)
電池交換不要だったため、傷んできたベルトだけ買い替えて愛用してきた。
外出時、ケイタイがあるので時刻を知ることは出来るのけれど、すぐに確認できる腕時計はまだまだ私の中では必需品《最近は車内のナビの時刻表記に頼ることが多い自分もいる》。

店頭で聞いたところ、ソーラー式も10年目安で機能は終了してしまうそうだ(直すと一万円以上かかる:2009年購入だから責任は果たした、かな)。今までごくろうさま♪
母やAyuが以前使っていて、引き出しにしまっていた文字盤が大きい時計上写真】の電池交換をしてもらい、今後の私の相棒とすることにした。
私の老眼度は進む一方。これくらい大きな数字表示がもう望ましい

電池は一般的に2年は持つそう。そして、このたび預かった保証書を提示すれば、3年以内に電池が止まったならば無料対応します、と言われた。
なんて良心的なの、と思った私(電池代¥1,650)。
使い捨ての時代。気に入ったものを長く使うことを、久々に肯定された気がしたのでした。

古本屋台 [よんでみました]

古本屋台 (書籍扱いコミック)

古本屋台 (書籍扱いコミック)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/04/05
  • メディア: 単行本

続編が刊行されたようなので、初巻をあたってみる
「古本屋台」のことは以前触れている(そのあと単行本化されていた)。

これは本好きには必須のコミックだ。
本は重いし、雨が降ってくる日もあるだろうし、現実世界にはほぼありえない(量が少なければ…だが)。
よくあるラーメンやおでんの屋台の格好をして「古本」を並べている移動店(笑)なのだ。
《ある書店が再現して絶賛発売中の「2」を売っている♪・著者Xより》

【ウチは飲み屋じゃない、本屋だ】…白波お湯割り一杯百円だけ、希望者には提供する。
【電子書籍も良し悪しですな しかしハナっから電子書籍で出すと「古本」になりようがない
↑ この文章は以前も私は抜き書きしている。染み入るトコロは何年経っても変わらないのね

「ジューサーミキサ」について
【冷蔵庫の上に袋かぶせて置いたのが最後ですね 袋かけてしばったりしたらもうアウトね】
次に使いずらい保管をしたら、もうそのモノの出番はナシ。所持している意味はないのよね。
そういうのを早めに見限っていったら、断捨離できるのでしょうが。なかなか、ね。
《まぁ、「古本」と「断捨離」って反対語みたいな存在でしょうが。》

【「クリちゃん」探してたんですよ。まさか朝のジョギング中に見つけるとは】
クリちゃん」、ご存知ですか。うちには箱入り4冊セットがある。何十年も開いていないけれど、絶対処分はしない、一生My本棚に並べておくヤツ。
母が買ったのでしょう(初版S45年・私は幼かった)。これは離しません。
価値も上がってますね。

『彷書月刊』『小説すばる』連載など。
両開きの一話完結もよい。しみじみこの世界に入ります。この夢を見て、屋台のおじさんに会いたい。古本のラインナップが本気で見たい!・笑。
じきに「2」を読みます。

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また、春の重い雪が降りました。再び「雪折れ」、起きています。
この冬で一番、『銀世界』がぴったりの景色。運転には不向き。空気まで白く降りている。
今月の山行(県内北の方での街歩き)、数日は足元ビシャビシャとリーダーが判断、中止となりました。
車もずっと洗えていないなぁ。気持ち悪い。この季節は仕方ないよね。

雪折れ [俳句入門]

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雪折れの聞こゆる縁にまどろめり

先月分として提出した十七音です。
「雪折れ」という季語をただ使いたくて、この時点での想像で作りました。

ところが、夕べからの水分を含んだ重い雪【上記写真】で(このへんでいう「カミ雪」か)、庭のブットレアの幹が見事に2本折れていました…。コンポストそばの笹たち(竹)は見事にしなり、道路側にはみ出ていたので、慌てて雪を払って落としていたら、頭からしっかり濡れました。
《雪折れ←冬の季語》

早いもので、私にとって今月は通算12回目の俳句講座に。丸一年経ちます。
途中、「私には合わないかな…」と作句が苦痛な時期がありましたが、いつの間にか脱したみたいで、来年度4月からも受講します。毎月、2句の宿題持ちです。