ドミトリーともきんす [よんでみました]
寡作漫画家・高野文子さん(1957年生まれ)の新刊、なぜか情報がすり抜けていて、あちこちの新聞書評で知ったのでした。書店で購入した時は、もう4版(4刷)という始末。
これでようやく単行本漫画は7冊目(35年間で・もちろんすべて持っています)。
でも待っただけあります。期待は裏切りません。
今回の大判には驚きましたが、目を通し終わると、これがぴったりなのでした。
誰もが知る科学者たち4人(湯川さん・朝永さん・植物の牧野さん・雪の結晶の中谷宇吉郎さん←あっ、知らなかったわ)を、若き寮母とその子どもを通して描きます。
久々の高野ワールドです☆
この前の新刊が2002年の「黄色い本」(『チボー家の人々』を読み、没入していく姿を描く:手塚治文化賞マンガ大賞受賞)ですから。
2014-11-24 15:00
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