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とろみ [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

2018年夏に叔母の好意に甘え、私たち4人家族(父、母、衿、Ayu)が移り住んでから早や2年9カ月《関東の本宅に冬季避難(笑)していた叔母が5カ月ぶりに戻ったところデス》。

越して来た当時は「要介護2」だった80代の父、「3」を経て、いきなり最重度の「5」に判定され一年。
幸い特養(※詳細略)を備えた介護施設が車で5分の地にあり、月一度訪問のケアマネジャーさんからデイサービス、ショートステイの利用まで《かかりつけ医もこの施設のDr.に変更済・お世話になっている時間帯に異常があったらすぐ対応&処方してくれる☆》ここ1本としている。
持病もあるが、東京時代から車イスは借りていたし、老いの道を一歩一歩確実に(苦笑)進んでいると言えよう。

主たる介護者は連れ合いの母だが、老々介護なわけで同居の娘である私の力(体を持ち上げたり…)がたびたび必要となる。母は平日朝のお味噌汁づくり以外は家事はノータッチで、父の在宅日はそちらに労力をとられている。母いわく「自分の体をいたわるだけで精いっぱいなのにお父さんの世話がある」。
気の毒ではあるが、世間の高齢夫婦はみな似た事情だろう(夫が妻を介護、もある)。
希望通り『夫婦元気でぴんぴんころり~』とはなかなかいかない。
自力で歩けない父に徘徊の心配はない。これはこれで助かっている? そう考え、切り替える。

さて、水分を摂取しにくいため(ストローで吸う力と技術はない:本来人間は一日1,500ml必要なのだそうだ)、積極的に「とろみ」を利用してみてくださいと言われた。粉末の薬にはゼリー状のものを使っていたが、お茶などに今回はじめて粉末タイプ使ってみた《薬局で売っている》。小さじ1弱を加えるだけでそのままの味でとろっとなる(片栗粉のお手軽版かな)。スプーンで運びやすい。
よい感じだ。これでいくらか多めに摂れそう。