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④個室で食事 [蓼科親湯温泉へ]

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【夕食&朝食】

一泊二日(14時チェックイン、10時チェックアウトで最大にゆっくり)での2回のお食事は楽しみでした。すべての客人に完全個室なので気兼ねなし。
和フレンチの夕食は、順々に運んでくださるタイプで、Ayu連れだとこれが毎回ありがたく、なし(笑)。説明が終わる前に、くいしんぼうAyuは食べ始めてしまうことが多く、恥ずかしいのです。
…「セロリ」が苦手な私ですが、このスープはまったくくせがなく、美味しくいただけました。

和朝食の方は、ほぼ一度に運ばれましたので、ゆっくり私たちのペースでとれ、安堵しました。これでいいわ、といつも思います(ほっといてくれるのが一番のサービス)。
サラダバーのドレッシングがとてもよかった。 

《メニューは季節ごとに変わり、今回は「3~5月:春」でした。つまり、次は6月以降に訪れれば違った季節の味がいただけます☆》

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部屋付き以外に「貸切風呂」のサービスもあったので促されるまま利用。
より景色がいい利点はありましたが、パスしてよかったかも。
実は、せっかくなので翌朝の散歩が希望でした。しかし、早朝から雨予報。初日到着から貸切風呂などで一旦くつろいでしまうと億劫になり、結局外出はゼロでした(徒歩圏に滝もある)。
籠る宿』であり、それでいい温泉なのでしょう。

③本は部屋へ持ち込み自由 [蓼科親湯温泉へ]

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【みすず棚は右】

まずは質問。そして回答。
「お部屋へ自由にお持ちになってください・返却は黒のBOXがありますので…」
何か背表紙前に図書カードのようなものがあって預けていくのかなぁと想像していたのですが、お客の良心に任せ、おかえり前に専用箱にお返しくださいませ、ということ。
これにもくすぐられますね。

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安野光雅さん作も。
児童書棚は、ロビー中央あたりに。

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特に私が狙っていた「みすず書房」棚には、森まゆみさんも(既に持っている「寺暮らし」・文庫でなく単行本はやっぱり好き)。
「お持ち帰り」は、みずずのこの2冊に。エミリ・ディキンスン、久しぶりに思い出した名でした(「エミリ・ディキンスン家のネズミ」、あと「俳句入門」)。

「岩波文庫」【下】、圧巻です。読めるハズがなかったので、触れもしませんでしたが。
あまりにたくさんあり過ぎると迷うものです。
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…この本探し&ロビー併設の売店(クーポンをありがたく使わせていただく)での行動は、部屋でAyuには留守番してもらい、単独で。そうでないと吟味はできません。

本棚周遊時には館内OKの作務衣、ほかに室内風呂用バスローブ&パジャマがあり、荷物は最小限にできました。まぁ、マイカーでの旅が初、今回はいくらでも乗せてこれたわけですが。身軽な準備で済むのは2人分では特にありがたい。

② 露天風呂付きお部屋 [蓼科親湯温泉へ]

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大浴場の露天風呂ももちろんありますが、Ayuが一緒なこともあり、まずは(再訪を始めから目論む~)24時間気兼ねなく入湯できる露天風呂付き部屋の一択でした。
翌日まで何度も何度もつかりましたー(特に私!)。
部屋から素っ裸で行ける、のはイイ。自宅でも一人暮らしでなければできないことデスね。

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【私の部屋にあった筑摩の全集は「島尾敏雄・安岡章太郎・庄野潤三・吉行淳之介」のラインナップ。他に三島由紀夫全集なども並んでいました】

ロビー階だけでなく、各エレベーター付近にも本棚、そして客室にも数冊備わっている形。
たとえ、読んだり開いたりしなくとも(笑)本好きは安心しますよね、こういうの。

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