SSブログ

スクラップ・アンド・ビルド [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

スクラップ・アンド・ビルド

スクラップ・アンド・ビルド

  • 作者: 羽田 圭介
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/08/07
  • メディア: 単行本

1985年生まれ。現在31歳かな。又吉さんと同時に今作で芥川賞を受賞。
ようやく回ってきたのですが、私にはそのよさはよくわかりませんでした。
書き出しからの文章はすごい。圧倒的な力を感じるのですが。
登場するのは、主人公の青年と、デイサービスに通う弱ってきた祖父がほとんど。+言葉使いが荒くてびっくりする母と。
【人間、骨折して身体を動かさなくなると、身体も頭もあっという間にダメになる。筋肉も内臓も脳も神経も、すべて連動しているんだよ。】
死を望む祖父にそうさせてあげたいと、わざと余計な介護にまわったりしますが(身体能力を衰えさせるために)、基本はよく面倒をみている孫と思います。

好きではなかったけれど、迫力があったのはデビュー作の方でしょう。また、又吉さん作の方が優れていたと思います。
いずれにせよ、また芥川賞はわからないと感じるのでした。
ちなみに「スクラップ・アンド・ビルド」(SCRAP & BUILD)は “非効率を廃棄・廃止して行政の効率化を行う” をさすようです。
(先日の、映像化したNHKドラマは録っていますので早めに復習してみます。)

そうはいっても、私はバラエティ番組に出演している羽田圭介(はだ・けいすけ)クンは好きで、結構見ています。正直でいいです。信条もおもしろい。ほうぼうで載っている短編は別として、長編にはもう手をつけないかもしれないけれど。
nice!(0) 

初詣としゃしん

SH3L15570001.jpgSH3L15580001.jpg

手を合わせることより、実は毎年決まった場所でAyuの写真を撮ることが目的の、恒例の初詣。三連休初日に行ってきました。新年そうそうの混雑は避けたものの、境内前では10分ほど並びました。
Ayuの表情から、精神的な安定加減がわかるほか、衣類でその冬の寒さがどれくらいだったのかもなんとなく想像できます。今回は、この時だけマスクをはずさせるのが精いっぱいでした。
nice!(0)