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人生がスッキリするモノ・時間・人間関係の整理術 [整理整頓をめざして]

人生がスッキリする モノ・時間・人間関係の整理術

人生がスッキリするモノ・時間・人間関係の整理術

  • 作者: あらかわ 菜美
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

もう一冊、読んでみることに。
【増え続けるものや時間や人間関係をどこかで整理しないと、あなたの人生にはどんどん負荷がかかっていきます。パソコンで言えば、データを保存しすぎてパフォーマンスが落ちている状態。クルマで言えば、荷物が重くてスピードが出せない状態です。~(略)整理がなぜ必要かひとことで言うと、「いっぱい抱えていると重いから」です。】
【本当に必要なものが何かわかれば、いらない荷物を手放すことができます。いらない荷物を手放すことさえできれば、あなたはもっと身軽になれるのです。】

「思い込みをやめると、ものが生まれ変わる」より。
【(友人の)家に遊びに行って驚きました。~洋服ダンスの引き出しのいちばん下に、絵本が入っているのです。「寝るときに子どもに絵本を読んでやるために、絵本を出し入れしやすいよう、布団の中からでも手が届く洋服ダンスの引き出しに入れているの」
なるほど、本は本棚に入れるという決まりはないわけです
(→いま眠らせているものを活用するために、使い方・置き場所などに工夫ができないか、考えてみる。)】

【収納場所はどんなときでも「3分の1」空けておく→ものが増えたときに入らなくて慌てることがない】…これができれば、いつでも余裕、ですが、遠い理想かなー。

「時間を整理する」より。
【~勉強を夜にするものだと思い込んでいたように、多くの人の時間簿を見てきて驚くことは、会社員も自営業者も主婦も毎日、決まったことを決まった順番通りにやっているということです。~毎日ほとんど同じことをくり返している、生活がほとんどワンパターンになっています。
その作業はほんとうにその時間にしなくてはいけないことなのでしょうか?~ぜひ一度、点検してみてほしいのです。~思い込みというのは恐ろしいもので、何もその時間にやらなくてもいいことなのに、長年しみついた順番通りにしているわけです。】
【週末の時間をいまよりずっと楽しめる方法を紹介します。それは「金曜日は早く寝て、土曜日の朝早起きする」こと。→せっかくの休日を午前中寝て過ごしたら、もったいない。休日しか味わえないことをして過ごすと、1日を何倍も楽しめます。得した気分です。】
そうなんだよなー。私も、休みの早朝、Ayuを静かに寝かせたまま、自室にて気になっている雑用を済ます数時間を過ごすと、気持ちがスッキリする。しかし、月に一度?ぐらいしか実行できていない意志の弱さ…。
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佐藤可士和の超整理術 [整理整頓をめざして]

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 佐藤 可士和
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2011/04/09
  • メディア: 文庫

佐藤可士和氏は、今治タオルのプロジェクト(マーク等)で知られています。これは中小企業庁「JAPANブランド育成支援企業」の一環としてスタートしたものだそうで、つまりは国から受けた。もっとも大きい仕事であったようです。
ほかに、有名なところでは、ユニクロのロゴなど。
手がけた「ステップワゴン」(ファミリーカー)のCMでヒットメーカーとなりました。あれはたしかに、惹きつけられた~。
会社(「SAMURAI」設立)が、超がつくほどすっきり整理されているのは、メディアで何度も紹介されていますね。先日のTVでも『整理好きな人を採用する』と。それは面接にて一発でわかるそうです・汗ですねぇ~~。
この本では【①空間の整理術 ②情報の整理術 ③思考の整理術】を取り上げています。
【空間の整理の目的は、快適な仕事環境を作ること→整理を徹底して、リスクを回避する】
【意識的に整理を重ねることで、すっきりさせた状態を保っているわけです。自分だけでなく、整理に関してはスタッフ全員にとことん力を入れさせています。
なぜそんなに徹底しているかといえば、結局それが仕事のうえでの、あらゆるリスク回避につながるから。これが重要なのです。】
以前勤めていた博報堂では、これが日常的になされてなかったことで苦い体験があったのでしょう→このマイナス要因を解決するためにも独立、起業へ、進みました。

【(ユニクロ)柳井さんの言葉で印象に残ったもののひとつが「服は服装の部品」。これはつまり、「ユニクロはいわゆる「ファッション・カンパニー」というより、どちらかといえばネジや釘などを売っている東急ハンズのような“パーツ・カンパニー”という感覚なんです」ということ。「組み合わせはお客さんのご自由に」というわけです。「なるほど!」と思いました。】
出来上がったスタイル、を売り込むのではなく、部品の提供という感じでしょうか。

いわゆる企業相手だけでなく、病院のあらゆるプロデュースや、大学のシンボルマークづくりなど、なかなか興味深い一冊でした。
まっ、今もっとも売れているクリエイティブディレクター(当世の仕掛人!)なのは間違いないでしょうが、それ以上に似たような分野では、小山薫堂氏の方が私は気になります(共感するのは本能的にこっちデス)。前者はクール&シンプルで永遠に憧れますが、小山氏のあたたかみある、遊び心も加わった企画も、また違った魅力があります♪
今をときめくお二人、ですねー。
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