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ぶどう畑です [信州で作物を育てる&自然や花]

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まずは葡萄畑で「房こき」という作業を3日連続行いました。
…本来なら先月中に農家さんと私たちが対面し、今年度はじまりの説明会が催される予定でしたがパスに。郵送により前もって要綱だけ配られました。作業スタート日の早朝、一軒のぶどう農家さんで実技のレクチャーを受けたのち、各々割り当てられた別の農家さんへ。引率の元、マイカーで移動(その町の地理も不案内な私、一生懸命ついて行く・ウインカーが出ますし、前を走る方も親切でホッ・帰り道も覚えておかないと・車にナビはありますが用心々)。
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ぶどうの房(ふさ)です。
その木の元により近い枝の先端の房を3.5㎝残す。同じ枝の他の房はすべて削ぎ落とします。
種類をたずねると、巨峰(いきなり王様だ)、ピオーネ、シャイン、ブラックビートetc…多種にわたっていました(素人に区別は難しい)。
【写真:作業着(Myエプロン)のポッケに自然と大量に入ってしまった房たち】

先月初旬に出会いがあり、農家の高齢化による労働力の補いや農業体験希望者にその機会を提供する事務局(役場の農林課内)に登録。
友に尋ねられたのですが、今回のコロナ禍による人員不足の急募ではなく、以前からこのしくみ(『アグリサポート』=農家と働き手をつなぐ)を積極的に始めていた町であります。窓口の電話対応もその後の送付物も(町の観光ガイドや地図も同封してくれとても助かった☆)好感。初日にお会いできたその担当女性は電話口と変わらない印象で安堵しました。

私と同じくこの日より初活動の方も数人、何年も前からのベテラン《退職後の男性が多そう・もちろん女性も・事務局の説明では20~70代と幅広い》もいらっしゃり、私はとにかくすべてが初めて~と話すと(住み始めてまだ短く、地域に疎いことをまず申告・笑)だまっていても周囲が親切に指導してくれました。

本来8~17時のところ、家事もある私は9~16時(秋になると日の暮れは早く、明るいうちの走行は大事なポイント)。自分の都合の悪い日はあらかじめ送られてきた一覧表に記入し提出(7月分を既に渡し済)。急に行けなくなった場合は農家さんに直接連絡等、システムがきれいにできていることもあらためて嬉しく確認。

始まったばかりの今月は月末の3日間だけでしたが(上向き作業なので首は痛くなりますし、一日中外ですからくたびれます)、来月は月のほぼ半分が出勤日になります(農家6カ所)。2日行って休み、3日行って休みといった風。家のことをこなしていくにはちょうどよい《急に大雨が降れば作業中止も・もちろんアルバイト時給はそこまで~・まさに晴耕雨読デス》。
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朝の運転は気持ちいい。樹木が生い茂る緑の中を、峠ひとつ越えていきます。対向車や後方の車にほぼ出会わず、くねくね道をマイペースでゆっくり。片道20分強のドライブです《町外からなので少々の交通費支給もあり》。
【山の上からの景色を降りて撮る】

「運転」が息抜きになるとは2年前、いや1年前にも想像できないことでした(「料理」についても同様、気分転換になっている・母に任せきりだったフルパート時代…その母も今では家事全般がおっくうな年齢に)。

詳しい『アグリサポーター』生活については、おいおい書いていきます。