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モノのために家賃を払うな! [整理整頓をめざして]

モノのために家賃を払うな!~買えば買うほど、負債になる

モノのために家賃を払うな!~買えば買うほど、負債になる

  • 作者: あらかわ菜美
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2008/11/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

攻撃的なタイトル。だが、そのものズバリなのは言うまでもない。
「時間簿」を考案して話題になった著者とのこと。3000人以上に調査を行い、行政機関や企業などで時間のつかい方、片づけについて数多く講演。

【私たちはつい“モノは財産”と考えがちですが、とんでもない。モノは所有するだけで家賃というお金がかかる、ものすごい金食い虫であるとあらためて考えてもらいたいと思うのです。】
【空間に家賃を払う…高級レストランや居心地のよいカフェは、「空間」をとても大切にしています。一流ホテルはなぜ人をリラックスさせ、ぜいたくな気分にさせてくれるのかといえば、計算された十分な空間があるからです。】
【アートディレクターの佐藤可士和さんは、著書のなかで「整理はもやもやした霧がパッと晴れたような爽快感がたまらない。整理は頭をクリアにして、仕事の効率アップには欠かせない」と書いています。】…この方の会社のきれいさはすごいものなぁ~。

【モノがないと落ち着かないというのは、片づけられない言いわけか、または心のすき間をモノで埋めているだけのような気がします。~モノのない部屋のほうがよほどリラックスして、心が落ち着くものです。(略)本人は気づいていないけれど、いつもほんの少しイライラして、神経が逆立っているのです。】…ごもっとも。その通り。【余計なモノが家にたまればたまるほど、毎日が憂鬱になり、ストレスもたまっていくのです。】
【せっかく新しい家に住んでいても(まだ封を解いていない段ボールがたくさんあり)、なぜか心が晴れないんですよね(となってしまう)。】

毎日のそうじを楽にするための解決法は、たったひとつなんです。そう、モノを減らすことです。】
【モノを捨てることは、ある種の恐怖です。~思い入れ、まつわる思い出などを考えると、失うことが怖くなるでしょう。
でも、モノを捨てることによって、手に入れられるものもたくさんあります。それは、目に見えないものかもしれません。あなたの家のスペースをつぶすこともなく、お金もかからず、あなたの人生をよりよい方向に変えてくれるのです。】
正しい収納方法とは「よく使うモノが取り出しやすく、また片づけやすい収納」です。】
【あると便利そうなモノは、もともとなくても平気だったモノです。】
つまり不要。買わないこと。なくても大丈夫じゃないの? とまず自分によく確かめてから買うかどうか決めること。これは私・衿にとってよいセーブになりました!
【「限定」商品に飛びつかない。】
“おひとりさま2点限り”のスーパーの文句に、「2コ買っておかなきゃ」とどうしてもなってしまう自分がいる。これは、買わせるフレーズそのもの、ですよね。

【いまの住まいでも、モノを減らせば広々とした空間を手に入れることができるのです。「広い部屋に住みたい」と思ったら、引っ越しやリフォームなど必要ありません。モノをなくせばよいのです。】
仏教の教えに「少欲知足」というものがあります。これは「よけいな欲をなくして、現在の自分が十分足りていることを知る」という意味の言葉です。いまの世の中はモノがあふれすぎて、物欲を抑えることはかんたんなことではないかもしれません。~自分自身で「ここまで」という区切りをつけなければ、いくらモノを持っても心が満たされることはなく、それどころか、持てば持つほど永遠に苦しみ続けることになります。】
あとは実行のみ、ですね。。。!?
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