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松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る [よんでみました]

松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る

松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る

  • 作者: 松村 邦洋
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2021/12/11
  • メディア: 単行本

あなたはいつの大河ドラマから記憶がありますか
年齢が予想されると承知して(笑)、私は『黄金の日日』(1978年)からです。
北条政子といえば、私の中では未だ『草燃える』(1979年)の「岩下志麻」さん。『黄金の~』のすぐ翌年のことだったのですね。

昨年の『鎌倉殿~』は、後半にいくほど目が離せなくなりました。歴史に疎い(勉強してこなかった)私にとって、それは珍しいことでした。

タレントの松村さんは、脚本家の三谷さん(※『黄金の日日』をきっかけに脚本家になると決めた)と同じく「幼い頃から家族揃って大河ドラマを観る」環境にありました。
その歴史好きはなんとなく知っていましたが、ここまで詳しいとは。

この本は、『鎌倉殿~』の放映が始まる前に刊行。そして同様に『どうする家康』についても ↓ 下記の通り昨年末に出版済み
『大河ドラマ』ありきで歴史好きになったとしてもスゴイです《1967年生まれの松村さんは『風と雲と虹と』(1976年)から観ていたと・小3!とは早い》。

松村邦洋 今度は「どうする家康」を語る

松村邦洋 今度は「どうする家康」を語る

  • 作者: 松村 邦洋
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2022/12/09
  • メディア: 単行本

鎌倉政権を描いた『草燃える』と『鎌倉殿~』。配役の比較がおもしろい。
当時、義時を演じたのは「松平健」さん。今回は「平清盛」役で、再度!出演(岡本信人さんも双方に、だそうです)。

【「梶原景時」役について…
タッキーの『義経』じゃ、中尾彬さんでしたよね。長男の景季(かげすえ)が小栗旬さんでしたけど。『鎌倉殿』は中村獅童さんですか。もう、非常にいいんじゃないですかねぇ。】
ちなみに『草燃える』では、政子の息子・頼家は郷ひろみさんでした。美男子枠!?(金子大地さんもなかなかハマっていたと私は評価~)

「松村さんは口が堅いから」というお墨付きで、三谷さんから前もって極秘に知らされた配役があったようです(「当て書き」を好む脚本家だそう)。
俳優のことばかり記しましたが、松村さんの視点で『鎌倉殿~』の登場人物の史実を、過去の大河ドラマも引き合いに出しつつ解説しています(後半はスミマセン、走り読み)。

遅まきながら「日本史」と「政治」に、ようやく目覚めてきた50代デス☆

余談:私の中では今でも義経は「国広富之」さんでして、それは『草燃える』だったのだと知りました。『草燃える』、恐るべし。