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理想の父にはなれないけれど [よんでみました]

理想の父にはなれないけれど

理想の父にはなれないけれど

  • 作者: じゃんぽ~る西
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2022/03/31
  • メディア: 単行本

何きっかけで手にしようとしたかもうわからなくなってしまったのですが(汗)、なかなかおもしろかったです。
『フランス人妻との間に日仏ハーフの男児2人を授かった漫画家の父。~いま、この瞬間だけの姿を父親目線で丁寧に描写する~子育てコミックエッセイ』(裏表紙より)

オールカラー。6つ違いで産まれた次男ちゃんがなかなかにやんちゃ(激し~い)。
これを見ると男の子2人を育てるって並大抵じゃないと思わされます(こちら息子も甥っ子も持たない女系デス)。
…生まれ変われるなら、大変なのは承知で男の子の育児を体験してみたい。それか、今度は自分が男性で生まれて人生を送る、のどっちかだな。

次男が生まれた時、著者の母親が口を酸っぱくして言ったアドバイスは、「とにかく上の子をかわいがること・弟ができて不安になる・下の子はまだそんなことは理解していないのだから~」だったそう。男の子はもしかして余計にかな。より嫉妬心がうえつけられる動物? 結果、この見越した助言は功を奏したそうだ。

【ベビーカーで困っている人を見た時にはどこを持てば助けられるかすぐわかる男に成長した。】
私がじゃまだなぁ~と思っていたスーパーで子どもがまたがっているキャラクターカート、あれはじっとしていられない子どもがそこに惹きつけられ、親は買い物をとてもしやすいそうだ。あれを発明した人は天才だと。
やっぱり別の視点を聞かないといけないですね(我が娘が幼児だった約30年前にはこのモノの存在はなかった気がします)。

【みちをあけてください・けがにんがいます】
次男がミニカーで遊んでいる時、発した言葉。どこで仕入れてきたんだ? という言葉たち。
Ayuも学校からいくつも家庭では飛び交わない単語を持ち帰ってきたなぁ。流行っているアニメとか、AKB系の振り付けとか。

育児マンガ、久しぶりでしたがマルマル本能で動くBaby、いいです。
Free(自由業)のお父さんって、比較的長い時間、子どもの成長をみていますよね。これってやっぱり有益なことなんじゃないかな。
ワンオペはもちろん避けたいし、(ぐんぐん成長する時期に触れることが少ないのは)もったいないと思う。