はらぺこ万歳!& はらぺこ万歳!おかわり [よんでみました]
お久しぶりの、たかぎなおこさん。このblog前のHPの時から記録しており、ゆうに10冊以上になります。
1974年三重県生まれのイラストレーター。都会でのひとり暮らしを綴り、その後40歳で結婚、42歳で出産。そろそろまた作品も増えてくれる頃ではないでしょうか。
今回の2冊を手にして、それを期待して待ちたいと切に思いました!
この1冊目はまだ独身での作。三重で暮らす父の納豆好き等々、ここかしこに実家での仲のよさが伝わります。ひよこをにわとりになるまで育てたエピソード(卵1つへの感謝を今も忘れない)も。
ご両親はお元気でいらっしゃるでしょうか。そうであって欲しい。
一章節のおしまいには「2色のみ使い」の4コマ漫画があって、とてもキイています。
全国各地に、担当編集者と食べ歩き…が数多く出てくるのですが、取材(これらイラストエッセイのタネ)ということなのでしょーが、前もってここの店が美味しい☆とか、自分以外が調査して用意してくれるって楽だろうな~と、著書を生み出す大変さを棚に上げ、素人は思ってもしまうのでした。
結婚して、お子さんも増えてからの2冊目。
前にも書きましたが、料理を積極的にやってくれる旦那さんの存在、ほんとうにお幸せです。
他人同士の結婚は、当然食生活の違いあり☆ですが、お互いにうまいこと異文化を取り入れています《一般的に各家庭の違いは「朝食」のチョイスに顕著に出る?・ご飯かパンかから始まり…》。
2冊とも、いわゆる完全な「健康食」目指しではなく、食べたくなったらジャンクフード類にも自由に跳ぶところが魅力☆
「朝、握っておいたおにぎりのありがたさ」には、共感。今、衿の母は「お昼はおむすび1個でいい」と言います。小さめのを。いや、この頃の女2人だけの平日ランチはパンで簡単に済ませることが多いのですが(単なる手抜き・コーヒーも飲みたい私:朝は和食)。
朝食後の時点で、炊き立てご飯にて3つほど作っておくと、たしかにお昼は助かります。自分で握っておきながら、自分で自分を間違いなく誉められる瞬間です。
たかぎさん、育児中に片手でパパッと食べられるおむすびのありがたさもあったそう♪
【子どもの頃にかいだにおいの記憶というのは…体にしみ込んで自分の中の大事な一部分になっているような気がします】
親の作ってくれたおかずのにおい。よく使っていた根菜…。
たとえ美食でなくとも懐かしい味は、大人になっても残るのでしょうね。
今からでも娘に対してがんばらねば。。。
2022-02-09 20:00