食う寝る遊ぶ 小屋暮らし [よんでみました]
人に薦められて。
1948年千葉県生まれ。建築家。
信州に「電力は風力、ソーラーでまかない、水は雨水を浄化して利用、調理は炭火、お風呂は五右衛門風呂、トイレは簡易水洗」という小屋を建てて、過ごした記録。
【~どう見ても見事に不便そうでしょう? ところが、不便や不自由は、本来人間の持っている「生活の知恵」を呼び覚まし、「創意と工夫」を生み出す原動力かもしれません。
休日を小屋で過ごすようになってから、手も頭もじつによく働くようになり、賢くなったと、自分でもそう思うのですから…。
→休暇をのんびり過ごすつもりが、いつのまにか「働き者」になり「創意工夫の人」になった。】
【~「建物」というより「小屋」ですし、「簡素」というより「粗末」と表現したほうがよいのですが、私にはそれが人の住まいとして必要充分のように思え、しかも、とても美しく感じられました。】
とても素人には真似できない設備(設計)ですが。
質素な美しさ、といえば、私は時々「ヒヤシンスハウス」を永遠の憧れとして思い出すのでした。
2020-08-15 20:00