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四月になれば彼女は [よんでみました]

四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

  • 作者: 川村 元気
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/11/04
  • メディア: 単行本

なぜ図書館予約したかも忘れ、ただだいぶ待ちました。失礼ながら「元気さん」、女性かな、男性かな?程度で入り、読み終える頃には、文体からああ男だわねと確信。
…映画製作プロデューサー、『君の名は』などの時の人、でしたね。

大島の妻について。
【彼女は5年ものあいだずっと、大島の負の部分をひとりで引き受けてきたのだと~思った。】
奥さんって、外でよい顔ばかり見せている夫を陰で引き立てている…、少なからずどこもあるのだろうなと。でも、それでこそ「家族」なのかもしれませんが。
藤代、は、はっきりしない男と私はみました。
残念ながら私には響きませんでしたが、全体的にみて、やはり男性は年々ナイーブになってきているというのが感想でもありました。

ちなみに、四月になれば彼女は♪ は、サイモンとガーファンクルの曲とのこと。あー、知っているわ、でした。
(彼らは、当時聴いていた頃の私には、その唄い方が「か弱く」うつり、好きになれなかったのですが、今はよさがわかる気がします。)
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