SSブログ

文庫本葉書は…「ボトルネック」でした [よんでみました]

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/09/29
  • メディア: 文庫

これからしばらくは、溜めていた読後感を怒涛のように続けます(汗)。
5月に購入した「文庫本葉書」古本の文庫本・美品・中味がわからない・一文の紹介だけパッケージに印字されている)、だいぶ前に読んでおりました。
著者は「米澤穂信」(1978年生まれ)とあり、存じ上げず。ですが、作品を出せば確実に売れる作家としてカウントされている方でした(私のお仕事上調べ)。
おもしろかったです。ぐいぐいと読み進みました。一瞬、現実世界を忘れました(これが小説の醍醐味ですよね)。よくも、こういう世界を広げられるものかと~。
昔々、筒井康隆(「時をかける少女」系~を彷彿)や星新一に触れたことを思い出しました。SF的です。
付箋が8枚、ついています。でもこれ、私の自宅に置いている本ですし、ここにメモは残さないことにします(小説、ですしね)。
たしかに、この出会いがなければ手にとることもなかった作品(作家)だったでしょう。これは、ありかもしれませんね。
人へのプレゼントにはどうかな。贈る方も、何が入っているのかわからないから、逆に押しつけがましくなくてよいか?!
私は、「自分への贈り物」でよい気がします。とにかくパッケージスタイルは抜群にしゃれています。
やはり、『自分だったら、どの文庫本に、どこの文章をチョイスする? 』の想像が一番膨らむかなぁ~~。
nice!(0)