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「何もない部屋」で暮らしたい [整理整頓をめざして]

「何もない部屋」で暮らしたい

「何もない部屋」で暮らしたい

  • 作者: ミニマルライフ研究会
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2015/10/23
  • メディア: 単行本

サブタイトルは「ミニマルに暮らす10人の生活デザイン」。
ミニマリスト…少し前から耳にするこの言葉、“持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人” 。整理整頓できている生活は永遠の憧れですが、それ以上の、まるでモデルルームそのままという美しい写真たちにはただ々驚かされます。

Ayuのお医者の際、待合室で、あの「ゆるりまい」さんの本を手にとった時は衝撃でした。
…この本も、まずはじめにこの方が登場しています。東日本大震災で荷物の多い実家がぐちゃぐちゃになり、大量のモノが上から降ってくる危険を思い知ったことが大きかったようですね。
【モノに囲まれた生活は災害時には命に関わる。】
【本当に絶対必要不可欠なものって意外に少なくて、たとえば料理をする時のボウルは丼を使ってもいいし、家電のマニュアルは必要な時にネットからダウンロードすればよかったりします。】
発想の転換&割り切る、こともポイントですね。

ゆるりさんのほか9名(ひとり暮らしの男女、夫婦のみ、子どもあり)からのメッセージにもドキンとさせられました。
【汚い部屋を片付ける→というより汚くならないようにする→つまり「不必要なモノを持たない」ことが部屋をキレイにするための本質だということに気付く。】
床に置くモノは最小限。】←これを目標にすると、わかりやすいかも!
【(ミニマリストになって)いいことだらけで、真っ先にあげたいのが掃除の楽チンさ。「床にモノを置かない」というルールを徹底すれば、モノをどかす手間もかからず、本当に早いです。】
また、ミニマリストさんは、ベッドでなく布団利用者も多いようです。日中は広い空間をキープしています。そして、『狭いおうち』でも心地よく暮らしている。そう、モノを少なくしているから広さは保っており快適なのですよね(「狭い家」に引っ越すことを目標にするとよいらしい。)。

【必要と不必要を見極める境目は「1年以上使っていないモノ」。】
【「ブランドのバッグを持っている」←見栄のなにものでもない。モノで勝負するより、自分自身の能力で測ってほしい。自分以外の何かで自分を高めている人って、かわいそうだなぁと思ってしまう。高級車であったり高層マンションであったり、親なら子どもの学歴なんかもそう。】

【使っていない調理道具、冷蔵庫の奥にある調味料、読んでいない本…そこにあるだけで「いつ使うの?」と聞いてきます。すべての使っていないモノたちから問いかけられ、罪悪感は募るばかり。モノを手放すことでそれをなくし、自分が本当にしたいことと向き合える。】
→仮に後で買い直すことになっても、持ち続けていることによるストレスが大きい。「また買える」のだから、という潔さが必要ですね。
【自分の部屋を管理できない人は、自分自身に管理が行き届いていないと思っているんです。】耳が痛いばかり。

巻頭に簡潔にありました。
【(重要なルールや技術より)むしろ注目するのは、シンプルに暮らすことの効果。ストレスが減り、心が穏やかになり、集中力が増し、人と比べることがなくなり(自分の価値観が確立する)、本当にしたいことと向き合える、そんな素晴らしい影響。そして、「好きなモノだけに囲まれて暮らす心地よさ」。
ミニマルとは、暮らしをシンプルにすることで、心と思考を整理すること。】

…まだ着れるし、、、とたんすのこやしになっている、もう着てもけっしてテンションの上がらない服から、また整理(処分)してみようと思うのでした《まれに、ウエストのきつくなったズボンは丈さえ直せばAyuにぴったり☆、また長袖は肩幅・長さが違い無理ですが、半袖のTシャツなら私が飽きたあと(笑)AyuがOK~ということもあるのでそこだけ注意して》。

以前、『すべての収納は「7割」に抑えるとよい』(「3分の1」は空けておく)が、私の中で大きく響きました。それも、あらためて心がけたいもの、です。

整理整頓をめざしてというカテゴリーを右につくりました。
(いやはや、こんなに関係書を読む「だけ」はしているんだと・笑)

☆1つだけ胸をはって(?)言えるのは、私はここにUPする=頭の整理整頓ができ、スッキリ感を得ているということです。
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