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郵便局はあぶない [よんでみました]

郵便局はあぶない (SB新書)

郵便局はあぶない (SB新書)

  • 作者: 荻原博子
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2020/08/05
  • メディア: 新書

キャッチーなタイトルですが、より目を引くためでしょう。昨今の郵便局の使い方のコツ、損失を避けるワザを紹介~ぐらい。
荻原さんは過去にも何冊か読んでいます。

郵便局は全国津々浦々、24,000局あるのだそうです。私の今の住まいでは、一番近いスーパーに行くより手前!にあります。
ゆうちょ銀行は便利、と痛感したのは東京からの引っ越しの際、信用金庫系の口座(たしか娘の学校関係で作ったのがはじめ)を解約して引き上げる手間がかかった一件。クレジットカードの口座等も指定していたり…とかなり気を使いました。
その点、ゆうちょ銀行は全国展開なのでもう何でもこちらに決めておけば、今後の私の人生、どこへ行ってもその面倒は発生しないのだ~と。
(その後、ぶどうバイトの振込の都合で地元JAの通帳は作りましたが~)

【これまで私たち日本人は、「郵便局なら大丈夫」という郵便局神話をずっと持ち続けてきました。】
→民営化、そしてかんぽ生命の不正販売問題があり、大きく信頼を失いました。

金利は、昔と違いほぼないような状態ですね(通常貯金は0.001%、定期は0.002%)。金利だけ見ればネット銀行の金利は郵便局の200倍だそうです《私はネット銀行の知識はまったくないのですが・「ゆうちょダイレクト」もまだ・「クリックポスト」も自分からはまだです》。

いわゆるマル優(詳細略)ですが、Ayuが幼い頃は恐ろしく利子が付きました(一年定期)。障害者手帳等を持っている人はこの枠が使えるからです。該当するご家庭は利用されていると思います。
それもバブル崩壊後から徐々にぐーっと下がり、現在はおまけ程度になっています。

ゆうちょは預けられる限度額がありますね。1,000万円がいつのまにか1,300万までとなり、2019年4月からは定期貯金として+1,300万OK=計2,600万円となっているそうです。他の銀行への体裁としてあまり声高に言ってこなかったのね。
但し、破綻となったら補償されるのは「1,000万円と利息」まで。ということは、1,000万円を超える分は他行へ~が安全ですね。お持ちの方は万が一のために。

私は、郵便局自体は大スキなのですが、生命保険関係は民間某社の掛け捨てで抑えてきています(身内が病を得た時にコースの見直しをし、三大疾病にわずかですが備えました)。
《余談ですが、我が両親も同じ掛け捨てで長く入っており、二人とも使う用事は一度もなく満期(85歳)を迎え、終了。その後の問い合わせできちんと手続きをとりましたら、思った以上の額が戻ってきました。みなさんお気をつけください。ほっぽりぱなしはいけません☆》

「ゆうパック」のお得利用(局への持ち込み、同一あて先への割引等)、私も使った書き損じはがきについてもありました。
『切手』文化は好きなのですよー。今でも「ストックブック」は飽きずにずっーと眺められます(笑)。
手紙はめっきり書かなくなりましたが(メールで速攻に済むようになって…)。