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ミニマリストの持ちもの帖 [整理整頓をめざして]

NHK出版 なるほど! の本 ミニマリストの持ちもの帖―家族5人 これだけで暮らしています (NHK出版なるほど!の本)

NHK出版 なるほど! の本 ミニマリストの持ちもの帖―家族5人 これだけで暮らしています (NHK出版なるほど!の本)

  • 作者: 尾崎 友吏子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2017/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

3人の男の子を育てながら建設コンサルタントで働くワーキングマザー、とある。
【息子たちはおなかが空くと機嫌が悪くなります。平日は仕事から帰って、いかに手早く食事を提供できるかがポイント。】
でしょうねー。あらかじめ細かく切った野菜のタッパーがたくさんの冷蔵庫写真。
【一年を通して16着の服と、4足の靴で過ごしています。一昨年には、大きな家から小さな家に移り住みました。そしてその結果、以前より支出は減り、家事が楽しくなり、暮らしがうまく回り、人生がより充実するようになったと感じています。それは、私がミニマリズム(最小限主義)という「道具(ツール)」を手に入れたから。】
この方も、Yシャツなどはアルミハンガーに干して、たたまずそのまま収納、です。

【~何を捨てるかよりも、何を残すかを考えていきます。その過程で、「自分が人生で何を大切にしたいか」の輪郭が浮かび上がります。~重要でないことからエネルギーを奪われずに、大切なことに集中できるようになります。】
【多くの人がそうであるように、私も「捨てる」ことが苦手。そのため購入する際は、慎重に検討します。】
【ものを多く所有していても、気持ちは満たされません。そこで、使わないものを整理し、大切で必要なものだけ残したら、広い家は必要なくなり、気持ちにも余裕が生まれたのです。「欲しいから」と安易に買うことをやめ、必要なものを自分の選択眼で選ぶ。それこそが、私の心も時間も自由にする、最もかんたんな解決策でした。】
【「未来」の商品が「今」を邪魔していない?…「今使わないもの」が置かれた場所は、それがなければもっと有効な方法で活用できるかもしれません。】
ストックは最低限で。自分が把握できる量だけを。そうでないと、それを忘れてまた過剰にストックすることになります。

【取り出しやすい場所に道具を収納することは、掃除のハードルを下げるコツ。料理の作り置きは時間の「貯金」ですが、汚れをためれば「借金」になり、時間の経過で落ちにくくなるという「利息」までついてしまいます。私は、出勤前の毎朝10分を掃除の時間と決めています。】
【大切なものだけとの暮らしは「これだけあれば十分」という認識を芽生えさせてくれます。~例えば、気持ちがよい布団で眠るときに見る子どもの寝顔や、家族が食卓でおいしく食べている顔…。~過去や未来にとらわれすぎずに、「今、何が大切か」を考えてみると、今を充実して暮らすために必要な道具は、本当はそれほど多くはないはず。~この自由を、あなたにこの本でお届けすることができたなら~。】

この本では、非常用品についても触れていました。やらなきゃと思いつつ、あとまわしにしている事項ですが、自然災害等いざ避難を迫られた時に、すばやく持ち出せる各自のリュックがきちんと決まっていたら、心はいつも平穏でいられるのでは、きっと。取捨選択、整理整頓と同時に、これもは大切なことだと、えらく気になってきた私です。
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