SSブログ

半減期を祝って [太宰治と家族たち]

半減期を祝って

半減期を祝って

  • 作者: 津島 佑子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/05/17
  • メディア: 単行本

今度は、津島さんの小説を読みました。
ズバリ、タイトルは「半減期を祝って」。“皮肉” が十分込められています。
半減期」って言葉、みなさん周知なのでしょうか。私は、先日の本で恥ずかしながら知りました。放射線元素が崩壊してその原子が半分に減少するまでの時間、です。原子力発電は一旦つくってしまえばそれを取り除くことは大変な時間がかかるということです。以前読んだ本を思います。私はやはり原発稼働は反対です。

3つの「小説」が収められています。1作目はちょっと津島さんの私生活と重なるかな、とも。
以下、メインの表題作より。
【(略)~一般市民の頭のうえに、原子爆弾がはじめてアメリカによって無慈悲にも落とされたのでした。それから、ほぼ70年の年月が過ぎ、トウホク地方にきわめて深刻な影響をおよぼす原子力発電所の事故がおきました。そのとき、放射線物質であるセシウム137が大量にばらまかれ、今から4年前に、ようやく半減期を迎えたのです。~】
というのも、今から30年後を設定しての、、、です。
【眼に見えるものではないとわかっていても、なにか見届けられるものがあるのではないか、と期待してしまう。なにしろ、生きて無事に、セシウム137の半減期を迎えることができたのだ。これからどうするかは、ゆっくり考えよう。そのうち、今度は天国からお迎えが来るのかもしれない。…】
そして、哀しいかなその通り、津島さんは68歳の若さで、原発の今後のゆくえを危ぶみながら旅立ってしまいました。
nice!(0) 

すごい日ハム [野球]

いやはや、なぜ放送がなかったのか。日ハム5-0から、延長戦に持ち込み、ギリギリの12回ウラの奇跡。球団タイ14連勝、夢は見事につながった、
マメがつぶれた大谷クン、週末のオールスター戦欠場か?…はいたし方なしか。残念。
ところで、その球宴では、くまモンのピンバッジが売られるそうだ。会場にはいかないが、これ欲しいなー。Bタイプがかわいい。
ネット販売はこちら

参議院選、私と母は期日前投票で済ませました。
父は、一時的にお借りしている車イスを返却していたため、やむなくあきらめ。投票所の小学校がもうちょっと手前にあったなら行けたのですが、ずっと徒歩はリスクが大きく。どうにか方法がないものですかね、、、。
まもなく24歳になるAyuに、投票所整理券は届いていますが、本人の「選挙」への理解がないため(立候補者のフルネーム、つまり普段書くことのない漢字まじりで…ということでもハードルは高い・むろん本人の意志の反映難しく)見送り。
我が家の投票率は50%と史上最低でした。
そして、基本朝型の我が家、選挙特番を1時間も確認せず私もZZ…でありました。

《昨日、試運転も兼ねて、今夏初クーラー入れました。今の時期も午後室内30℃!ならONにすると体が楽ですね。私はできるだけ「扇風機派」ですが。猛暑予想が当たると、父はしんどくなりそうで、こまめに使うことになるでしょう。》
nice!(0)