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走り梅雨? [俳句入門]

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主なきお隣りさんの白いフジが今年も咲く:市内に住む息子さんが週末に畑やお家の手入れにみえます】

「走り梅雨」ではまだないですよね? 今月下旬くらいをさすのかな。
最近の天気予報はよく当たるので、前もって2日連続でりんご作業の休みが決定。ひと息ついています。
年間のうち、こういう一時期だけのことなので、土日早朝バイトから戻り、小一時間後にはりんご畑に向かうのですが(平日より出勤時間を遅らせています)、正直なところ少々キツい《家人のお昼の準備もあったりでネ》。
ですので、土日日中の、転がり込んだ晴耕雨読のお休みは心底ホッとします☆

さて、既に2回目の俳句講座が済んでいます(笑)。
前もって、講師に2句を送ります(投句:封書でも、FAXでも・私はメールで)。
そうすると当日、全員の句(講師の句も一緒に隠されています)がアトランダムに印刷されて配布。
まずは端の人より、頭から順に2句ずつ読み上げていきます。独特な言い回しや旧字の出現で、読めない漢字が出てきますが(基本フリガナはつけない)、自分流に読み上げれば、講師や周囲から訂正が入るので、躊躇や緊張は無用です(←って、初回は汗かいた・もう心得た)。

その時期か、少し先取りした季語を使用します。
月初旬の開講ですので、先日は「5、6月」を意識した作品に。
私の記念すべき(?)初句は伏せますが(笑)、使った季語は『夏燕』。もう一句は『走り梅雨』を。「はしりづゆ」、今までの人生で口にしたことはなかったと思うのですが、響きにただ惹かれて。

さて、みなが2句ずつ読み上げたあとは、しばし沈黙の考える時間が設けられます。
各々がいいなと思う2句を選出し、その句を読んでいくのです。
披講します~、(自分の名)選』という感じで。
どの句に何票入るのか、お楽しみです。

【その後は一旦離れ、この季節の有名俳人の作品や、講師がかかわっている俳句コンクールの優秀作品などを解説し、またさきほどのみなの句の資料に戻ります。】

「どうしてその句を選んだのか」。
誰がどの句を選んだか、メモを細かく残している講師より、名指しで発言(説明)が求められます。
今回、多くの仲間が圧倒的に支持した句は(私も!)、やはり講師の評価も高く、全36句(受講者17名×2句+講師2句分)の中で一位(特選)。カタカナづかいとリズムがいい。
Tさん(女性)の句でした。初回で既に感じていましたが、断トツでTさんはセンスあり(昨年もこのクラスを受講の模様・なぜ「入門」クラスにそのまま留まっている?)、とわかっちゃいました♪
講師が選ぶ、次の準特選は6句。そして入選18句には、私の2句も含まれていました(と言っても、36句の中で、ですから~:残りは11句のみ)。

私の句を「披講します」でとり上げてくださった方は、おひとり(男性)。
そのことだけでありがたや~です。

「短く端的によむ」は苦手、と痛感しています。なんでも長くなりがち。悪い癖。
早朝バイトへの歩き道で、材料を探しつつ浮かんでこないかな~? なのですが、さっぱりです。
今は、6月にふさわしい季語2つを歳時記【下:母の本棚にあった相当なお古】から絞っている段階。
シャッターを切るように、情景が浮かぶように捉える』というけれど~。
それがねー。

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【「夏」は使用中のため抜けています:全部で5冊(「新年」編、含む)】