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父の続き③ [我が家の介護いろいろ&認知症関連]

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【雪見の家ネコ】

先日、父を亡くした一両日のことを書きましたが《あとからわかりやすいようにカテゴリー「我が家の介護いろいろ~」に入れました》、残務処理いろいろ~を記録します。
【実は既に忘れかけています…それほど多岐でテクニック要☆】

それは、細々と50日以上過ぎても続いています…(急ぎ分はもちろん済み・財産持ちでなくても大変デス)。
親が高齢になったら、目をそらさず心がけておけばのちのち慌てることなく、近い将来(それも現実)の煩雑さから少しは開放されます。それらの対策&感ずるところを記していきます。

永峰英太郎さんのこの本にヒントはありました。まだまだ先のこと~と後回ししていた私ですが、みなさんも同様に突然そういう日を迎えると思われます。
それでも、その前にこれを読んでおいてよかったのはたしか、でした!!

以下、父を亡くした直後より。
病院の霊安室から出た父と、その車を追っかける形で葬儀ホールに着き、父を安置してもらい《このまま広い部屋に数日》、その後すぐ担当者と葬儀の打ち合わせを小一時間。
公の手続きについての雛形の提示あり。非日常&おつかれモードの遺族には参考(手助け)になります。

医師から発行された死亡届に必要項目を記入し(死亡者の本籍&届け出者の本籍記入欄あり・地方の難しい住所表記には要注意です:私、漢字の訂正を求められました~・汗)、最寄りの役場に提出《そこで料金を払い、火葬許可証が発行←後日、葬儀社に預ける重要書類》します。

前述の本に紹介されている『死亡に伴う手続き一覧』が、より早く手元にあると今後の予定が立ちやすそう。私は死亡届の提出前に【←なにせ家で落ち着いて書かねばならない正式書類・その後も原本コピーは何度も出番があります!】、そういうものがあったらいただけますか、と窓口を訪ねました。
本来は「死亡届」が出されてから配られるもののようで、一瞬けげんな顔をされました。が、ひと足先に無事Get(市民自身の便がよいよう意志は伝えていきましょう☆)。
公共&金融機関の年末年始休みが控えていたこともあり、時は金なり=スピードは必要でした《まっ、「急がなくても年始になってからで大丈夫ですよ」もありましたが、いずれにせよ自分がやらなくてはならない事務処理、トントンと済ませていきたいですよね♪》。

「何度も足を運んだり、同じ書類をまた請求したり…」が、この一覧により早めに対策を練れ、私は心が落ち着きました(それでもあとから「あーすればよかった…」が発生する・涙)。
できれば家族(近くにいるきょうだい等)と分担できると心強いのですが、私はひとりで済まさねばならず(何度も車を出すことは、留守を守る家族を思うと極力減らす必要があった・家人に精神的落ち込みの心配もある・私自身は用事に追われてうまく紛れていたのかも)。

同じく昨年父親を亡くした友人の経験談を。とても仲のよい男女きょうだい3人でも、結局娘の自分が正規の仕事を持ちながらも方々に通い、孤軍奮闘することになったそう。細かいことは女性の方が得意、もある!?
まぁ結果、ひとりが1つずつ処理していった方が全体の把握はしやすいのかもしれませんが。
…そして私の場合、葬儀社はここにしよう、がなんとなく決まっており、病院のおすすめに乗ることもなく、比較的スムーズに進んだわけですが、彼女は亡き骸をそばにしながら葬儀社をどこにするかで(現実はなるだけ早い遺体の引き取り…が発生します)、2時間以上きょうだい全員が右往左往の問い合わせで終わったそう。
お父さまに手を合わせたり、悲しむ時間は一切つくれなかったと。
私たち家族はそれに比べると落ち着いて、父が横に居ることを感じながら過ごせました。
葬儀の進行は大切なことではありますが、家族との最期の時間をとられては故人も浮かばれないですよね。

と、また長くなりましたが、全然!本題に入れてはいないので、また追って書き残します。

「父の続き③」としての整理。
→亡くなることが前提ではなく、あくまで自然な代替わりと考え、同居であればそろそろ家の代表者《世帯は別のままでOK・「同居でも世帯は別々がベスト」に関してはまたあらためましては父親から子である自分(息子であっても娘であっても・「妻」も高齢でしょうから「子」がよい)に、スライドしておくとよいよー、です。余裕のある時に。
それでもなかなか前もっては難しい、もあるでしょう。いずれもその後に対応すれば(面倒くさいの山ですが~)問題はありません。
が、例えばどこかで昨今のペーパレス化など切り替え時期が訪れたなら(振込用紙処理から口座引き落としに変更等)、若い世代に名義&口座を変更しておく! とあとあと楽です。

まだ続きます。記憶はたよりなくなる一方…できるだけ忘れないうちに。