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新章 神様のカルテ [よんでみました]

新章 神様のカルテ (小学館文庫)

新章 神様のカルテ (小学館文庫)

  • 作者: 草介, 夏川
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/12/08
  • メディア: 文庫

こちらでは観ることのできなかったテレビ東京のドラマスペシャル「神様のカルテ」が以前に遅れて放送され(待っていた!!)、3作までは原作を読み終えた後に視聴。
原作にかなり則った映像化に感心した。
最終の第4夜は未読だったため、録画保存していた。
そして近頃読み終わり、ドラマの方も晴れて自分に解禁~♪

《小説の刊行は「神様のカルテ 1~3」「神様のカルテ 0」「新章 神様のカルテ」の順だが、「0」は短編集とのことで(わたくし未読)ドラマ化なし。「新章~」が最終話となり、それに私もしたがった格好。》

1~3よりもさらにストーリーはよかったのではないか。
ドラマではそこに触れてはいなかったが、栗原一止(いちと)と妻の間に生まれた小春は股関節に故障を抱えている、という設定だ。ごく自然にこのエピソードがうまく生きて描かれている。作者の力だ。

【「お医者さんは魔法使いではない。だから絶対に治すと約束することはできない」~「しかし治すために全力を尽くす。それだけは約束する」】
膵癌患者の7歳の娘にかけた言葉。

信州松本の実存する和菓子も出てくる。昨夏、本店に寄った。その店の季節商品、今度食べてみたい。
…そして、まだ手にしていない「~0」。年内には(笑)シリーズ完全読破したいものです☆