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医療費の助成など [Ayuの通院]

『みなさん、東京23区からけっして出てはいけませんよー!』とは、障害者を持つ保護者向けの講演会でのことだった。

「障害児」が20歳になり、「障害者」となると、それまで受けていた児童向けの手当ては薄くなる。それに代わるのが「障害年金」。Ayuもその切替時期には申請して、ありがたく受けている。
成人後、それだけだったのかといえば、別に区からの福祉手当もあった。また、お医者にかかっても診察&処方箋代は一切かからない(「受給者証」を提示すれば無料)仕組みだった。これには大変助かっていた。

さて、新しい地に来てからはどうか。作業所に通う、という点では変わりない。同じく、各家庭での負担なしに通所できている。福祉手当は、なかった。詳細に市の福祉案内を見ても、東京のような支給制度はなし。
医療費は?→医院窓口ではまず全額負担。薬局でも同じく。約3カ月後に、1レセプト(?)ごとに500円以上かかった分について戻ってくる(本人の口座に振り込まれる)。「月内で自己負担500円しかかからない仕組みかな??」と思ったら、薬局分も500円分は自己負担。つまりは1つのお医者に行けば、たいてい処方はしてもらうことになるので、1000円はかかるということ。
のちに正確なところがわかりました→その月に1医療機関で支払った合計から500円は自己負担、でした。つまり同じところで複数回診療を受けるのならたびたび自己負担は発生はしない。処方箋薬局も月内であれば合計から~で同様です・それぞれの市町村でご確認ください》
今までが恵まれて受診できていたわけで、文句を言ってはいけないのでしょうが、自治体によってずいぶんと援助の差があるわけですね。 
…東京というのは、企業も人もたくさん=集まってくるお金も多い。「出てはいけませんよー」はそういう意味だったのね(「大都市」はほぼ同じ条件かな~)。

ただ、そういう話を知人にしたところ、「東京はいろいろとお金もかかるしねー(家賃も)」と言われ、ああそういう考え方もあるのかと。
自然を求めてこちらに来たわけで、それでとても困っているわけではないけれど(現に医師&看護師、父のケアマネジャー等も人柄的には東京より実に好感で、それに越したことはない)、Ayuよりもっともっと医者通いを強いられる方も多いと思うので~~!(全額助成はたしかに病院にかかりやすかった)。「あとから一部が戻ってくる」というのは、やはり面倒。一部負担でも当日内に窓口で済めば簡単なのになーと。

日本全国、住むところによってそういう差はあまりない方がよいわよね~~(「障害年金」は国の制度ですので変わりなし)。障害に限らず、一般の児童手当等も当然違いはあるのでしょうね。仕方のないことなのかな~。国民健康保険料や介護保険料も違うしねー。
以上、プチ情報でした。
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