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安藤忠雄展など [おでかけ]

15時にAyuを年に1度の災害訓練で引き取りに行かなくてはならず、早退するよりいっそ有休をとり、六本木界隈をウロウロしてきました。

「安藤忠雄展」。平日とはいえ混むだろうと(前回同会場を考え)開館約30分前に到着したらなんと私はこの日一番目に並んだお客でした(笑)。ゆるりと鑑賞~。
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【内側】
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【外観】

噂によるとご本人がだいぶ¥投資したという、美術館外に再現した「光の教会」がやはりメインでしょう。コンクリートの打ちっぱなしという点では「無言館」を思い出していたのですが、帰宅してから重なったのはこれでした。「静謐」ですね。
建築家志望、あるいはそんな勉強をしたことがあるなら深く見られたのでしょうが、なにせ私はド素人。でも常にステキな建物・家に憧れてはいる一般人。
現代だからこそできる展示=すべてに映像による美しくまとめられた紹介が添えてありました。あえて無機質なシンプルさで統一して。
それでよいのかもしれないのですが、私にはもっと人間くさい、生活感も加わった一般の住居が等身大で覗けたらよかったなぁという思いも。

出身方面だからか、六甲山や神戸などで手掛けたものも多いですね。「大阪」、実はじっくり訪ねてみたいところの1つ。いつか行けたら安藤建築も外から眺めてみたいものです。
都内では「表参道ヒルズ」(正直、私はあの斜めの通路は慣れない)、上野の「国立国会図書館国際子ども図書館」(ちらと横を通ったくらいかな)など。

今は秋という季節柄か(最近は年中ありますが)展覧会が多く催されていますが、他にも気になるモノがありつつこれを選んだのは、やはり学歴なしでここまできた実績と、かたやぶりな話し方ですかね・笑。気になります。
そうそう、入場してすぐの、安藤氏の建築事務所内を再現した空間(本棚で囲まれた)にまず惹かれました。私、高い本棚部屋には憧れ大なので~!!
あたり前ですが、大きなデスクもいいなぁ。
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故・黒川紀章氏設計の「国立新美術館」で行われた安藤忠雄展でした~。

さて、六本木ヒルズまで歩きまして、寄ってみました、イトイさんの『生活のたのしみ展』。
人いっぱいで通り抜けるのが大変でした。さーっと全て回ったのですが(飲食に多かった行列はパス)、結局買い物ゼロでした。先日の読書がセーブかけましたかねぇ・笑。集合レジでオレンジバッグ内を全会計のしくみでしたが、そんなに買わないだろうものとしては、個別レジ精算の方が食指が動いた感がありました。面倒というか、「たくさん買わなきゃ」にはそう簡単には乗らないよ~意識が働きました(ケチ)。
ここの『やさしいタオル』はずーっと前からネットで買い、何枚も毎日のように愛用・活躍しています。肌ざわりがバツグンで大好き。販売コーナーもあったのですが、「残ったもの」という感じが拭い切れず&数が少なくて見送りました。

人が群がっているなぁと思ったら、イトイさん(思っていたより背が高くスマートな印象)と日比野克彦さん(奥さま「ひびのこづえさん」のブースもありましたネ・ハンカチちょっと欲しかったけど、コミコミで会計まで遠かった…)の姿が。イトイさんは『YOU』の時から見ていたけれど、まもなく70歳とは思えない若さ&フットワークにいつもびっくりです。
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腹ごしらえしなきゃとグルグルまわり(まるでおのぼりさん☆)、やっと入り、美味しかったのだけれどガヤガヤとうるさい店だったりして、「ああ、私に六本木という場所はまったくあわない」と痛感した一日でした。もう若くもないし、たとえ若かったとしても自分の居場所とは完全に逆。
自然がある空間が懐かしい、地方か下町か、とにかく高級ビルでなく低い建物があるそちらへ移りたい(逃げ出したい)と思うばかりでした。
《本屋で探したいものがあったのですが、六本木の大きな書店はオシャレなだけ、そのあと地下鉄に乗り移動したものの、そこでも複数でことごとくフラれ(店員に聞く気力もなし)、そういう意味ではさんざんな日でした・Ayuのお迎えはつつがなく済みました。》
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