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1週間で8割捨てる技術 [整理整頓をめざして]

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

  • 作者: 筆子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/03/18
  • メディア: 単行本

1959年生まれ。五十路主婦ミニマリスト。カナダ在住。
【~ところが、そんなに素晴らしいはずのモノも、数を持ちすぎてしまうと、今度は逆に生活が不便になってしまいます。】
【たくさんのモノを捨てて、わかったことは「所持品の8割は必要のないものだった」ということです。】←2割、で十分生きていけるということ。
【こんなにモノばかり買っていたのは、やはり根っこのところで幸せでなかったからだと今ならわかります。~(略)そんな不満を、モノを買うことで埋めていたのです。(略)モノを買えば、今よりもっと楽しくなれる、生活がよくなるという幻想をいだいていたからです。】

【モノを捨ててすっきりするから気持ちが軽くなるのか、気持ちが安定するからモノを捨てられるようになるのか。どちらが先なのかはわかりませんが、モノを捨てることは私たちのメンタルと深く関係があると実感しました。】
【~人は捨てることを先延ばしにします。~つまるところ、「失うのが怖い」という恐怖心ではないでしょうか?~今の暮らしを失いたくないというのは、変わりたくないという気持ちでもあると思います。~だから逆に、変わりたい気持ちが強いなら、モノを捨てるべきだと思います。】

【「何かを決める」という行為をすればするほど、脳は疲れて、判断力が鈍り、うまく物事を決められなくなります。これが「決断疲れ」です。~モノを減らすことは決断する機会を減らす行為でもあるのです。】
【所持品が減れば当然、管理していた時間が浮きます。探し物をする時間は減るし、掃除がラクになります。~とくに主婦は、家族に「あれ、どこにある?」と聞かれることが多いと思います。そういうとき、「自分で探してよ」と言う代わりに、何も考えずに、さっと取り出せれば本当にラクです。家族のモノだけではありません。自分のモノも同じです。たったこれだけのことで、驚くほどストレスが減りました。】
住環境がよくなると、ストレスは減り、自分の欲求がわかれば、当然心身が健康になります。~汚部屋からきれい部屋の住人になり、自分の人生を見つめながら、したいことをする生活は心穏やかな充実感に満ちています。「モノを捨てると身軽になる、自由になる」。モノをプラスせずにマイナスしたほうが、人生がガラリと変わるのです。】
迷ったら捨てる!】←究極の一言、でしょうか(笑)。

洋服を捨てる、について。
【タンスやクローゼットに今の自分が好きな服、自分らしい服しか入っていない、というのはとても気持ちがいいものです。】
本を捨てる、について。
【私は、本を読むことはどこかに旅をすることと似ていると思っています。旅をするのは何らかの体験を得ることです。~一度その本を読めば、体験は終わっています。その本の使命は終わったのです。~その本のエッセンスはきっとからだの中に残っています。】
書類を捨てる、について。
【情報は、溜め込んだり、知っていることよりも、その情報を使って何をするかのほうが大切。たくさんの情報を整理しようとすると、選別、整理だけでも相当な時間を取られます。そういうことにエネルギーを取られてしまうと、肝心な情報を使う時間と気力がなくなってしまうと思うのです。】
雑貨を捨てる、について。
【自分の好きな筆記具を使うほうが、ストレスが少なくてすみます。もらったからといって、それを使わなければならない義務などないのです。】
【ストレス解消のために、モノを買うことは、かえってストレスを増やしている可能性もあるのです。】
思い出の品を捨てる、について。
【今という時間は2度とやってきません。貴重な「今」、過去のことばかり考えるのはもったいないです。】
…「こたつ」不要論もありました。我が家も約10年前にとっぱらいました。狭い家にはじゃまな産物です。人の動きを止めます、よね。

【「よほど意識的でいないとモノは勝手に増えてしまう」と認識すること。】
【たとえお金がなくてもモノが少なくても、豊かに暮らすことは充分にできると考えるようになりました。】

【私が、「モノより体験を大事にするミニマリストになろう」と決めたのは~「眼に見えないモノを大事にしよう」という記事がきっかけでした。本当に大事なものは、眼に見える「モノ」ではなくて、眼に見えないもの。たとえば愛、信頼、友情、希望、夢といった心を満たしてくれるもの。美しい音楽やよい匂い、気持ちのよい風、楽しい記憶など人生を豊かにしてくれるもの。
それなのに、私たちはいつも「モノ」ばかり追い求め、手に入れようとします。大きな家、立派な車、流行の洋服…。そうしたモノを手に入れることが、はたして人生の目的になりうるのか?という主旨の記事でした。この記事に共感した私は、「もうモノをたくさん買うことはやめよう」と心底思ったのです。そして、「買わない挑戦」をはじめました。】
私も、ひとり旅、あるいはAyuとの旅など、お金は体験側に投資=人生を豊かにする、を選びたいと強く思うこの頃です。

【親の様子を見ていると実感しますが、年をとると、大きな家も、たくさんのモノも必要ないですし、モノを持ちすぎていると危険ですらあると思います。】
著者の人気ブログに『実録・親の家を片付ける』があるそうです。みんな、モノを持ちすぎても将来困ることにうすうす気づいている、と。
【小さな暮らしとは、身の丈にあった暮らし。必要以上に大きな家に住むことはやめ、所持品も本当に必要なモノだけ持つ暮らしです。~不用品を捨てて、身の周りを整理しながら、自分の心も整理して、自分が人生で本当にやりたいことをやっていく。モノに振り回される生活はもう終わりです。少ないモノと資金で、心豊かな生活を追求するミニマルライフこそが、これからの超高齢化社会を乗り切る鍵になります。まだまだ時間はあると思っても、時が過ぎるのは速いものです。今から準備して備えておくことは、決してムダにはなりません。ミニマリストになるのではなく、小さな暮らしをする。これならきっと私たちにもできるはずです。】
捨てることは、自分の未来をつくること!】
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