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50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当作ってるってかっこ悪いことかもしれないけれど [よんでみました]

50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当作ってるってかっこ悪いことかもしれないけれど

50代のロッカーが毎朝せっせとお弁当作ってるってかっこ悪いことかもしれないけれど

  • 作者: 辻仁成
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2016/09/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

この作家は読んだことはない。特に興味もない。たまたま私の手元に新刊として来ただけ。
しかし、見とれてしまった。パリで息子につくっている、曲げわっぱの中のお弁当たちが大きな写真で紹介されている。その色とりどりと美しいこと、おいしそうなこと。
【シングルファザーになって2年が過ぎた。~息子にはおいしいものを食べさせたいと心がけてきた。おいしければ話も弾む。2人で生きることが決定したときから、特に食事の時間を大切にしてきた。~学校のこと、友達のことなど、食べながらだと会話も弾む。】
【パリで生まれた我が子に、毎朝、日本の味を食べさせ、しっかり舌と心に記憶させたい。父ちゃんの思いです。】
パリでも、給食はある。なので、お弁当は朝食のようです。
【お弁当はね、前の日にだいたい作っておきます。それを温めて盛り付けるだけ。朝ごはんを弁当箱に詰めるようになってから、十くん、野菜食べるようになりました。~でも、君はラーメンが食べたいんやね・笑。わかりました。】
【日本の心をしっかり食べてフランスでがんばるんだ~・笑。さ、食べたら登校だよ~。】
いわゆる「お母さん」がつくったお弁当の、ちまちま感がないというか、ほんとうに鮮やか。
息子さんは幸せだと思います。
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