SSブログ

高峰秀子の引き出し [よんでみました]

高峰秀子の引き出し

高峰秀子の引き出し

  • 作者: 斎藤 明美
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2015/04/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ここからは、5月以降読了~でためていたもの。
高峰さんは2010.12.28、86歳で逝去。同じ著者による、高峰さんの壮絶人生はこちらで。元『週刊文春』記者。2009年に養女となる。
【あちこちガサガサ探さなくても見つかるように、(必要なものは)きちんと置いてある。】
【邪魔にならず役に立つ物を、高峰は必要な時に買うのではなく、ハワイや外国に行った時に複数買ってきて引き出しに入れてあった。】
【本来、横書きである便箋を、縦にして使っていたのだ。~つまり読む側が、読みやすいのだ。一行が短くなるから。】
【年賀状も一切出さなかった。黙って人を想う人だった。】
手紙を書く時も、人の手をわずらわせない簡潔な文章だった。
【亀の子束子1つ、私が嫌いな物はこの家には何一つありません。】
自分が好まぬ物は一つたりとも家に入れなかった。

【小学校さえ満足に通えなかったのも、自分の稼ぎにぶら下がる十数人の親類縁者がいたためであり~、女優をやめたいと何度思っても、やめられない境遇に置かれ続けた。】
nice!(0) 

nice! 0