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三の隣は五号室 [よんでみました]

三の隣は五号室

三の隣は五号室

  • 作者: 長嶋 有
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/06/08
  • メディア: 単行本

なんともおもしろい設定だった。
とあるアパートの一室に入れ替わり暮らした住人13人(1966~2016)を綴る。それはきれいに順番に、ともいえず、思い起こすかのようにその時代のエピソードや商品名と共に登場するのである。
1ページから正しくめくっていった私は、「変な間取り」とは具体的にどんな?と思いつつ、しばらくたらその図面が出てきて、あー、これ最初から見たかったわ-なんて。
長嶋有さんは72年生まれで、ご本人がどこまであの頃の懐かしいモノたちを生かせるか…なのですが、そこは丹念に調べての小説家、うまかった。私には全部といっていいほど、オンタイムな感じで伝わりましたよー・苦笑。
映画化して欲しいな。13人、誰にしましょ。おもしろそう。
『ジャージの二人』、先日念願でBS3で放映されていたのですが、ほとんど追えずにZZ…しちゃいました。せっかくのチャンスだったのにだめだなぁ。
『名探偵ポアロ』(同じくBS3)では、読んでよかったものは楽しませてもらっています。
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