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ぶどう農家アルバイト総括♪ [信州で作物を育てる&自然や花]

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【「袋かけ」が終わったぶどうたち・農家さん、ようやく一安心《グリーンの袋+白のかさかけ》】

どうなることやら~と思っていた「摘粒」(てきりゅう・「つぶ抜き」とも言う)は、3日目にして要領を得て、気が楽になりました。といっても、私たちがお手伝いするぶどう作業の中では、一番難しく、センスがいります。だんだんと上手になっていくものだそうです。

この作業は、雨でも基本的にやります。ですから、カッパ上下を着て、一日ほぼ雨の降る中~ということもありました《小雨ならば、もうぶどうの葉が大きいのでそれほど濡れませんが・叔母から借りました、登山用ゴアテックス☆》。

上の写真にある「袋かけ(&かさかけ)」になりますと、雨天は行いません。急にお休みとなります。予定がずれて遅れていきます→以前訪問した農家さんから前日夜になっての、ちょっと無茶な(笑)直接依頼もありました。

メンバーの大半は、退職後の男性です。繰り返し作業が多いため、「女性の方が辛抱強く丁寧」という傾向があるらしく、役場を介していない隣りのぶどう畑さんから「うちの専属にならないか?」とスカウトじみたことも。年間通じて、農作業のお手伝いがあるならまだしも、こういう時期だけですし、今後もいろいろな農家さんに仲間と一緒におじゃまする形がいいなー(おもしろいなぁ)と思っています。

こういう自然派仕事ですので、仲間には「家族で食べる野菜は全部畑で作っている」というおじさまたちが多く、参考になる話が聞けたのも有益でした。山好きの人もおり(私が一昨年暮れに登った山に年に何十回も登る)、おしえてもらうことも多かったです。

親と同世代である高齢の農家さんには驚きました。ご主人を亡くされて、その後ひとりで管理の方も。『ぶどう御殿』のお宅にあがらせてもらい、お昼をとったこともありました。

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カッパにはもちろん長靴。これ、東京でのゲリラ豪雨時に使っていたものです。こんなところで役立つとは。ぶどう農家の奥さま方には「いいわー、かわいい☆そんなの売ってない」と何度も言われました。天候と闘いながら朝から晩まで働いている農家女性に、テンションがあがるグッズは必要かもなー《売れるよ、きっと》

『今季のぶどう農家アルバイトはおしまい、ご協力ありがとう♪』で、その地元の評判のケーキ屋さん(ジャム工場)で家族に買って帰りました~。片道12km(20分強)の通勤《計22日間》、がんばりましたー《次は秋のりんご・おそらくちょっとだけデス:ちなみにぶどうの収穫は9月からで家族内で済ますのが大半:ぶどうの種類は複数ありましたが値が高くつく「シャインマスカット」(種なしで皮ごと食べられることもあり人気←農家さんに言わせればぶどうは種がある方が断然おすすめだそう)が今は主流》。