ストーカーとの七〇〇日戦争 [よんでみました]
内澤旬子さんの、この著書が出たのは知っていた。しかし、思いもよらぬタイトルに手がのびていなかった。
前書あとがきに小豆島内で住まいを変えた、とあった。その理由がこれだったのだ。
その頃には苦しみが生まれていた。
読了したあとでも、内澤さんのような思慮深いと思われる方がどうしてこのような被害にあうことになったのか、と繰り返し思ってしまう。
ストーカーという存在があれば、「講演会」など場所が公表される仕事には恐怖で行けない。もっともなことだ。
もちろんご本人のその後の身を守るため、とあるが、ストーカーとなってしまった加害者がのちに精神医療を受けられるように~という配慮(←と言っていいのかわからないが)は、とても大事だと思った。繰り返しの犯罪を防ぐためにも、必要なことである。
それらの被害から完全に解かれ、本来の著書が刊行されることを願っています。
2019-10-28 20:00