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五街道ウォークのすすめ [山登り&ウォーキング]

健康が歩いてやってくる! 五街道ウォークのすすめ

健康が歩いてやってくる! 五街道ウォークのすすめ

  • 作者: 八木牧夫
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2018/01/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

2018年春に読む
「歩く」ことへの関心度が非常に高かったこの頃、とても参考になった一冊。
著者は1950年生まれ。『五街道ウォーク事務局代表』。20年前より街道歩きのスペシャリスト。

【私がウォーキングをはじめたのは、体を悪くし、医師から栄養指導とともに運動をすすめられたことがきっかけです。ジョギングは(略)~とても続けられるものではありませんでした。そこで走るのはやめにして、なるべく毎日、1時間は歩くようにしたのです。すると1か月後あたりから体重が減りはじめ、1年後には体重が20kg減少(86kg、ウエスト94cmだった)。】
健康診断の数値もすっかり正常に戻り、ウォーキングが健康につながると確信。
また、「熟睡」の効果も大きいと~。

【日常生活のなかで、四六時中、頭と体にからみついていたストレスが、街道を歩いていると一瞬で断ち切れるのです。】
【(登山とちがい)気軽にはじめられ、途中で歩くのをやめることも簡単。】
下山しなくてはならない等はなく、調子が悪くなれば即中断できる。

【装備は「軽量化」が命! 五街道を歩いている限り、大量の水や非常食を持ち歩く必要はない。】
自販機もコンビニも、そこここにある。
【(装備は)いろいろ試してみて「ごく黄色のショルダーバッグ」に。1時間ごとに左右を入れ替えればバランスの問題もない。】
う~~ん、私は両手があくリュック派です(最近はウエストポーチもじゃまくさいデス・全部入れちゃいます)。
携帯電話はバッテリーの持ちがよく、軽いので、スマホよりガラケーがおすすめ。防水タイプなら雨の日もより安心と。

【歩くことが、私の体や心をすっきりさせる。つまり、心へもよい影響を与える。】
【一人で歩いたときの自由度は捨てがたい。】
わかります。おしゃべりもせず、もくもくと。目に見えるものを眺めるだけで楽しい。頭をからっぽにして。

【街道ウォークに出発する前に写真を。一人旅なら、自撮りで。目的地でも同じく。表情がすべてを語る。】
私も忘れなければ、撮ります。その季節の服装の記録にもなります。
そして、6年前のウォーキング講座開始時にいただいた専用ノート下の写真】にも『日付・天気・体重・歩いた距離&時間&歩数、達成度、感想etc…』を記録(宝物♪)。
今では山登りも入れて通算「67ウォーキング」しています☆
KIMG0170.JPG

【(日光街道など)楽しく歩いていれば健康が向こうからやってきます。健康になれば、もっと歩けるようになり、次なる街道へ出かけたくなることでしょう。街道ウォークに終わりはないのです。】
行きと帰りで、むしろ同じ道を推奨~とありました。「見える景色は違う」わけです。

東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道…。
詳しいコースももちろん収録。こうなると何百kmの世界ですね~。
私にこのような挑戦はいつかくるのかなぁ。

《2017年秋から2018年春までの、溜め込んでいた読書記録はこれで終わりです。
一冊一冊から得たエッセンスはどうしても残しておきたくて。
おつき合いいただいたみなさま、ありがとうございました。》