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「老けないカラダ」をつくる! [よんでみました]

「老けないカラダ」をつくる! 若さのスイッチを入れる習慣術

「老けないカラダ」をつくる! 若さのスイッチを入れる習慣術

  • 作者: 石井 直方
  • 出版社/メーカー: さくら舎
  • 発売日: 2012/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

こういう類の本はたくさんありますが、それなりの理論に基づいて…を考えたら、石井直方さんかと。1955年生まれ、東京大学大学院博士課程修了、同大学大学院教授。専門は身体運動科学、筋生理学。ボディービルダーとしての実績もあり、TVでのやさしい語り口にはつい好感を持ってしまいます。

【放っておけば、年齢とともに筋肉が落ちる。これは紛れもない事実です。しかし、「筋肉はいくつになっても強化することが出来る」。これもまた事実なのです。】
これは心強い言葉ではありませんか!
【「老化は体型に現れやすい」】
【アメリカではすでに20年ほど前から「成長ホルモン充填」が行われているのです(※成長ホルモン注射は保険診療ではない・1回20~30万はかかる!)。ただし、劇的な効果があるということは、必ず副作用があると考えたほうがいいでしょう(ガンのリスクなど・詳細略)。】
人工的な若返り対策はどこかで反動があるということ。また、薬というのは副作用がつきもの…は忘れてはいけないのでしょう(副作用が少ない、はあるかと)。
【これまでのさまざまな実験で、筋肉トレーニングを行えば60歳までは成長ホルモンが分泌され続けるということが報告されています。肌の老化を感じ始めたら、筋肉トレーニングをして、自らがもつ「美肌のもと」を引き出してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、自然老化は肌老化の原因の20%ほどだといいます。残りの約80%は、おもに紫外線による「光老化」です。肌の若さを維持するためには、紫外線対策も必須となります。】
もう私の年齢でこれを知っても遅いですが、まだまだ若い方はこの4月からは是非「日傘」を。シミ、ある年齢をすぎると恐ろしく表面化してきますよー!! 私は太陽の光で余計にくたびれないよう(疲れやすくなりますから・貧血傾向もあるので)、この季節からの約半年、カバンに晴雨兼用日傘を欠かしません。

【筋肉は体温の約60%を産生しており、女性に冷え性が多いのは、一般に男性よりも筋肉が少ないからだといわれています。】
私は、昨夏あたりより、完全に「冷え性」になりました。お年頃なのも大アリでしょう。この冬、会社で靴下2枚デビューしました(「サラダ記念日」ならぬ「靴下記念日」が意識して確実にありました)。血行悪いです。特に膝から下。コンクリートで囲まれた建物だから余計にでしょうか、このままひざ掛け必需で夏のクーラー時期に突入しそうです。

【すぐに老け込むか、いつまでも若くいられるか。それを決定づけるのは、「食事」「運動」「生活習慣」の3要素です。その「若さを維持する3要素」を、理想的なバランスで継続させるために必要となってくるのが、「筋肉や「骨」なのです。】
【脂肪だけを落とす方法などは考えず、筋トレなどによって筋肉を維持すれば、自動的に「脂肪がつきにくい体」になるのです。~「脂肪を減らしたいなら、筋肉をつけよ」ーこれが太りにくく、若々しい体を定着させるための近道です。】
【「腹7分目の食事を1日3回」「適度な運動」「目標1日マイナス300キロカロリー」 この3つが、若さを生む長寿遺伝子のスイッチをオンにするカギを握っているといえそうです。】
【普通に筋トレを行うだけでも成長ホルモンの分泌は促されますが、そこに「空腹時に行う」という条件を加えることで、より成長ホルモンの分泌を高めることができるというわけです。】
【ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、リズミカルな刺激が「セロトニン」の放出を促し、心身の爽快感をもたらせてくれます。いずれにしろ運動には、精神的な疲れを緩和させる働きがあると考えられます。「せっかくの休みなのに、運動をするなんて酷だ」。そう感じる人もいるでしょう。しかし、実際には体を動かさないから気だるさを感じるのであり、~寝てばかりいるとますます疲労度は増してしまいます。~10分間でもよいので筋肉を動かすと、体の循環もよくなり、かえって疲れがとれるものなのです。】
【上り下りというのは、平地を歩くのに比べて筋肉に与える刺激がずっと強いので、非常に効果的なエクササイズとなるのです。】
「階段」は、だからおすすめなのだと。避けずに上りましょう(と自分に言う)。
歩道橋を見つけたら必ず渡る(階段の上り下りがある)ことも推進しています。

【(~数々の研究から)若さを促す成長ホルモンを増やすために必要なのは、「強いジョギング」だということです(軽いジョギングではNO!という結果が~)。ただし、スポーツ選手でもない普通の人間が、強いジョギングを週に2度も3度も行うのは現実的ではありません。無理のない範囲で筋肉にプラスアルファの刺激を与える運動を行い、成長ホルモンの分泌を促す…。それを理想的な形でかなえてくれるのが「スロトレ」なのです。】
ようやく登場、です!
巻末にスロトレ一覧が。どこまで続くかわかりませんが、おうちコピーしました。

【筋トレであらかじめ燃焼しやすい環境を整えることで、いざウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で酸素を送り込んだときに、脂肪が燃焼しやすく燃えるというわけです。】
【カロリーコントロールは、1日でなく」「2~3日単位」で考える。ある程度の広い視野をもって行うことが肝心です。~旅先などで、おいしいものを味わったら、その後の3日間は野菜中心の生活をするという具合に「帳尻合わせ」をすればよいのです。】
気持ちが楽になる一言です。食べてしまった翌日には、減らす。
入眠1時間ーこの成長ホルモン分泌のゴールデンタイムに、物音や明かりによって起きてしまうのはもったいないことです。スムーズに深い眠りに入ることができるよう寝室の環境を整えたり、寝る前の「行動」にも気をつけてください。】
眠りに入った隣りのAyuを、まだ起きている私の行動に巻き込んではいけないと反省も。
【繰り返しになりますが、筋トレがもたらすのは見た目の印象の向上ではありません。筋肉を使うことでホルモンの分泌が促され、内側からのアンチエンジングといった副産物が得られるのも、筋トレの大きな魅力のひとつだといえます。】
さぁ、あとはムリなく、週2回、継続するだけ(スロトレの一例)です。そうすれば脂肪がつきにくくなり、自然と理想的な体重に近づくはず…??!
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