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ツレがうつになりまして。 [よんでみました]

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 細川貂々
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/07/03
  • メディア: Kindle版

図書館が曝書(特別整理期間)で、ようやくきょうから再開。ハハ、予約の本が5冊も待っていた。
Ayuが1,000円カットしてもらう間、この本(全イラスト。ほぼマンガ、ね。)を半分は読んでしまった。

細川貂々サンは、以前手にとっていたので、要チェックはしていた。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/Eri-to-Ayu/sub24.html#odekake
そして、これもよい。みなさんにも目を通してもらいたい。
1969年生まれの著者(イラストレーター)のツレ(連れ:つまりご主人)が、実際うつ病になったことを描いている。
私が思っていたより、それは現実としてかなり厳しいものだということを知らされた(これはほんの一部ではあるのだろうが、それでもおおまかにその症状を説明していると思う)。

サラリーマンだったツレさんは、バリバリ仕事を日々こなしていた。ある時、会社はリストラで30人いた社員が5人に。その中に、ツレさんは入っていた。つまり、期待枠であった。
しかし、仕事は当然のことながら激増。
疲れすぎて仕事がイヤになる→失敗ばかりするようになる→ねられなくなる→ある朝、「死にたい」と真顔で言う→病院での診断はうつ病

治すことが大事と、ツレさんは退職。
「今日、会社に行ったらまず一番に『辞めます』と言いなさい」と告げた貂々サンも潔い(というか、そうしないとどうにもならなかったのだと思う)。まっ、少し脚色した台詞とは思うが。
そう簡単には回復しない症状であることも私には発見であった。あせってはいけない。
…今では、そのツレさんは軌道にのって生活されているそうである。ご本人のあとがきもある。
30分もあれば読めます(見れます)。でもジワジワーっと考えることはもっとある本です。

さて、Ayuは図書館で“家庭版かみしばい『みにくいあひるの子』”を選びました。
通常の紙芝居の半分のサイズで、これなら持ち帰りに許せます・笑。
親が読ませたいと思う本を借りてきてもダメですね、これは帰ってからすぐに何度も読み上げていました。
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