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「230g」の壁 [信州で作物を育てる&自然や花]

『ラ・フランス』の収穫、最終日。
私と同世代の農家の奥さまが体調不良となり、急きょ、重さやその姿より、私が選別をすることになった。
いつもは、りんごにしろ既に選別されたものを、それぞれのコンテナに詰めるお手伝いだった。

『ラ・フランス』についていえば、「230g」を超えて、はじめて理想的な大きさとなる
《そのうちサビの多いものは「サビ果」となり、当然ランクが下がる。》
「200~229g」のものは「即売」分に。それ以下の「120~199g」は「加工」用に(=小粒)。

今年の『ラ・フランス』の摘果は甘かったらしく(栄養の行き渡り:いわゆる間引きがもう少し必要だった)、小さめの実が多くついてしまったという。
つまりは、どんどん摘果をして数を抑え目にし、「230g」以上の実ばかりにするのが望ましい。

できれば正しい目が必要な選別は農家さん自身におまかせしたいが、ピンチヒッターを経験し、より成果をあげるための調節加減の難しさをあらためて思った。
農家さんの苦労は計り知れない。自然、天候との闘いもつきまとう。

【仲間のおじさまからご自宅の庭でとれた ↓ ザクロをたくさんいただき、水に放った・はてさてこれからどうしよう?
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