くらしのきもち&旧暦ライフ温故知新&うちのもの暮らし [よんでみました]
軽い気持ちで読み始めたけれど、とてもよいエッセイだった。本音が出ている。
【私はニューヨークで見たものが生活や考えの基本になっています。】
海外行きで大きなトランクを買い求めた時、詳細はよく覚えていないのだが「アメリカにいくなら〇〇な方がよいですよ」と言われ、「それは、ないです!」ときっぱり答えた記憶がある。
著者は1940年生まれ、ニューヨークで大きな刺激を受けたのは70年代のようではあったが、体験に値するのかもしれない、と思った。
川口澄子さんは73年生まれ。別の新刊で(著者は別人)、絵や漫画を添えていたのをみて、日本の古い文化にとても詳しく、「ああ、この人みたいに日常を送らねばいけない」と、一瞬で憧れた。それで、借りた本。
ご実家も、昔ながらの食事や習慣を大切にしていた様子が伺える。イラストのセンスも際立つ。
この本では、肩書は「画工」となっていた。今後も注目だが、今は産休中のご様子~。
太田垣さんの本は、時々手にとるので「これ、前にも読んだっけ?」と思わず自分のブログの検索にかけてしまった(HPの読書記録も閉鎖してしまったし)。
この手の本は、たいてい図書館では借りられてしまっているので、書棚で偶然見つけたケースはまれだった、かも。ミシンで手作り、ずいぶんしているのだなぁ。私がミシンを使ったのはいつ?と考えてしまった(Ayuの通園バッグ等、おそろいの布地で・想い出の柄だなぁ~)。
2014-06-10 20:00
nice!(0)