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ツレはパパ1年生 [よんでみました]

ツレはパパ1年生

ツレはパパ1年生

  • 作者: 細川 貂々
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 単行本

うつ病を患って退職したツレさん(ダンナさん)は、当時、“専業主夫”あるいは“家事ワーカー”と名乗ったそうだ。“家事ワーカー”、この呼び名いいんではない??
貂々さんのイラスト中心の一連の作の一冊。赤ちゃんを連れて歩くお父さんのリュックの中味など、興味深く読みました。男の人も入れるオムツ交換台があるトイレ、まだまだ少ないのでしょうね。また、設置されているところに好感をもつ! のは当たり前のことですね。
最近見かける抱っこ紐で、赤ちゃんも進行方向を向いているタイプ、あれいいかもと思いました(子も目線一緒だし)。
38歳貂々さんはほとんど母乳が出なかったとのこと。体質もありますが、あれは吸ってもらって出てくる(刺激されて)ものなのですよね。吸う力が弱かった当時のAyuのことを久しぶりに重ねて思い出しました(私は薄情でクールな母親、過去を懐かしく振り返ることはほとんどしませんもので…汗)。ダウン症の赤ちゃんはたいていそうだと思います。98%人工乳(ミルク)で育てたAyuでした。
父&母の2人による育児の良い点・悪い点、イラスト業の仕事に復帰し、日中の育児をツレさんに一任、『ボクはサラリーマンに向いていなかったみたいだし、育児やっているほうが楽しい』の言葉に救われたこと、ツレさんが息子を昼寝させようとして自分も一緒に寝てしまい、子と共に目を覚まし、眠っている間にいろいろしようと思ったことができなかった体験など、ほんとうに子育てに加わっている(主導権はこちら!)パパなんだな…としみじみ感じました。
すべてが親の思うようにいかない乳児期に積極的にかかわっている男性を、私は素直に尊敬します。
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