井上ひさしの本

太宰治に聞く (文春文庫)

• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2002/07/10
• メディア: 文庫

朝の連ドラ『純情きらり』は役者が揃っていたのもあり、かかさず録画して見る。
ストーリーが終わり近くなり、そろそろ原作を読んでもいいかと手をつける。
太宰の次女であるこの作家が、「母方の実家をモデルにした小説」であることはＡ新聞の特別版ではっきり知ったのだったか。
その原案を読み進めたところ、ドラマの中で目が不自由になっていくヒロインの姉・笛子＆冬吾の長男は小説では「ダウン症」とあった。
これが、では本当の事実とどこまで酷似しているか突き詰めてみよう、という興味がまずあり。

ドラマの最初の登場から、津軽弁の芸術家は「太宰」を彷彿とさせていたというのはビンゴ。
多数の人がそう感じたはず。
しかし、ドラマではあくまで太宰とはクロスさせていない。
戦争をはさんで『３姉妹を中心に家族助け合って生きてきた姿を描く』があくまでテーマであった。

そして、太宰は私が学生時代にしばらく取り組んだ縁？もあり、しばらく追究？を続けることに。

この井上氏の本は、ほんとうにおもしろかった（同じ手で「宮澤賢治に聞く」「樋口一葉に聞く」も発行されている）。
で、本題の続き≪収穫≫はまたつづく。。。
【落ち着いた時間がとれず、この頃中途半端でスミマセン】