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団地に住もう!東京R不動産 [よんでみました]

団地に住もう! 東京R不動産

団地に住もう! 東京R不動産

  • 作者: 東京R不動産
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: 単行本

結構、予約待ちました…。
ご存知の方も多いと思います。「東京R不動産」。昼休みに、食事をとりながら(恥ずかしながら未だに母が持たせてくれるお弁当です・汗)会社内部サイトで確認しておかなければならない箇所を押さえたあと、ふっとネットサーフィンしてしまいます。この「新着」のところに。住まいの間取りというのは、想像だけで夢がありますよね。それの、団地特集バージョンが、「団地R不動産」。

この本、賃貸&分譲の団地、どちらにも触れています。
東京郊外の同じ団地の一室に、47年間住んでいるご家族(賃貸:最初は両親が,田舎に帰った両親が離れたあとはそこで生まれた娘・息子が,そしてそのご姉弟のうち弟は出て,姉が結婚して夫婦で住んでいる)の話も出てきます。万が一、この夫婦が団地退去の意志の際は迷わず弟さんが戻ってくることになっているそうです。
そういう私もずっと団地住まい。2箇所ですが。生まれたところで中2まで。以降、今のところに(いずれも賃貸:途中、Ayuと家族3人の時は民間アパート時代もありましたが・苦笑)。

昨年、懐かしく幼なじみと、最初に暮らした団地を訪ねましたが、規模は縮小傾向にあるものの(高度成長期の大団地群でしたから)、きれいに外観は塗り直されているし、エレベータもあらたに設置されており、中は古いだろうけれど(でもそれが嬉しい)、それなりの修繕はされているはずで、いずれAyuと私でふたりきりになったら(笑)、♪狭くても楽しい我が家で、こういうところで静かに暮らせたらなーと漠然と思ったのでした。更新料もないし、それなりの地域とのつながりはできるので安心感もある。今は、例えばその時点で一定の収入がなくても貯蓄が基準以上あればクリアなど、入居のハードルはそれまでと違い低くなっているようです。つまり、将来Ayuが作業所等に通えなくなって、私が外で勤めることに不自由さが出てきても、その保障がなされる(蓄えあれば)。
民間の住まいよりは、いろいろと確実だと思います(都営など公営住宅もありますが)。
以前は5階建ての3階、今は14階建ての12階に住んでいますが、私の理想は4階建てくらい。低階層の建物群が、安心します。もう、高層はイヤなのです。齢、なのです。
高村光太郎の智恵子ではないですが、東京でも「空がない」(空が感じられない)のはNo。

さかんに、この本にも「リノベーション」という言葉が出てきます。リフォームとの違いは?
リフォーム:老朽化した建物を初期の性能に戻すこと。クロスの張り替え等の小規模な工事。
リノベーション:補修工事するところまでは同じ。リフォームとの大きな違いは、建物の持つ初期の性能以上の新たな付加価値を付け加え再生させること。水廻りの移動・配管工事・間仕切り変更・構造補強・外壁の模様替え・建物用途の変更。工事の規模も大きくなる。
…だそうです(某サイトより)。この「リノベーション」が、古い団地でどんどん行われている。高齢者に使いやすく等、改良され生まれ変わっているということです。最近は、よく若者を積極的に呼び込んだりしてますね。学生寮に利用して、地域活動をしたなら家賃補助とか。
元々、頑丈に建てられ、それなりの“リノベーション”をされているのなら、賃貸で気軽に住み続けるのも悪くないと思います。
(まっ、基本は、どこでも「住めば都」派なんですけれども。)
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