ジェイン・エア 上・下 [よんでみました]
通勤往復のみ、暮れからぼちぼち…で、やっと読み終えました。
うーん、私には響かなかったなぁ。下手にあらすじが想像できてもいたし(だいたい裏表紙の紹介文も余計だと思う。もっとぼやかして書くべき、か、けして読まないように心しておかないといけない)、私は周りから「いい(作品)よ」と聞かされると、興ざめしてしまうたちでもある。
「一人称小説」として書かれている点も、私には合わなかった。ヒロインから、読者に向かって語られる形は好きでない。
もちろんジェインの少女時代の不遇などあって…で、伝わってきたものがゼロではないのですが。
帯には“現代の恋愛小説の原点とも言える古典ロマンスの金字塔”とある。
20歳前後で一気に読んだ『風と共に去りぬ』(新潮文庫で全5巻だったと記憶)のような感動はなかった。もうこれは、その時の自分に左右されるかもしれませんね。タイミング。
2013-01-31 20:00
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