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おくりびと&八日目の蝉 [テレビ]

少し前のことになるが、G.W.の収穫はこれだった。
録っていた「おくりびと」をようやく家族で見た。これは映画館で観るべき作品だった。私はモックンが好きでないが(顔立ちが好みでない)見直した。
ユーモラスにも描かれているので、表面上の主題からは避けそうな父も結局最後まで引きつけられて見ていた。「死」というより、「生」を描いていたということだろう。
ただ、私は清拭する(体を拭く)意味でも、女性には女性の納棺士にやってもらいたいと思った。実際にはいらっしゃるのだろうが。

「八日目の蝉」は4回分も溜めており、どうにか追いついて最終回はナマで見た。
赤ん坊をさらったヒロイン、攻撃的な妻、どちらの味方もできないが、それぞれのせつなさは伝わった。
原作者角田光代さんは、自分の手から完全に離れて、“浅野妙子さん”脚本作品になっており毎回涙を流したそうだ。
浅野さん、そして田渕久美子さんは、今一番の脚本家だと思う。うまい。
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