向田邦子全集 新版 5・10 [向田邦子と妹・和子]
『父の詫び状』(エッセイ)。再読。
これも有名、ですね。
『女の人差し指』(エッセイ)。
妹・和子さんとの店「ままや」をもててよかった、とあらためて思った。夢で終わらせずに。
今月下旬に別巻2が刊行して、ようやくこの全集は配本終了。
もちろん図書館で借りて(順番待ちして)順不同で読んでいる私だが、“¥”にも“置き場所”にも余裕があるのなら、この全集はMy本棚に並べておきたいものの筆頭かも。
エッセイ、というのはその人の主観が中心に綴られているものですが、どれも向田さんのは「ひとりよがりでない」ものを感じます。それが「才能」というもの? うまく言葉にできません。
でも、早く亡くなったことを考えると、今の私と変わらない齢の作、ですよね。ますます素晴らしく思います。
≪次に、光文社文庫(全9巻)の「新訳シャーロック・ホームズ全集」、「チボー家の人々」(新書・全13巻)あたりも揃えたいな・笑。≫
2010-04-06 20:00
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